大学生キャリア

2021.07.09

就活を終えた4年生に聞いてみた!あなたにとって働く上での幸せとは?【インタビュー編】

就活を終えた4年生に聞いてみた!あなたにとって働く上での幸せとは?【インタビュー編】
皆さんこんにちは!ライター須藤です。

 

今回は、前回公開された「働く幸せ」シリーズとして、就活を終えた大学4年生にインタビューし、改めて働く上での幸せをディスカッションしました!

 

それでは、初めに今回インタビューを引き受けてくれたメンバーの紹介から!

 

古田勝一/関西大学 大手通信キャリア会社内定

 

山口奈摘/関西大学 不動産会社内定

 

水流葉月/滋賀大学 大手人材会社内定

 

松本憲/大阪大学 大手人材会社内定

 

揺るがない就職活動の軸

―皆さんは、晴れて社会人への切符を掴み取りましたが、それぞれ何が決め手になりましたか?

古田:僕は業界とやりがいです!これから先、自分自身の市場価値を考えた時に、どこに身を置くかで、その価値が大きく変わってくると考えました。なので、この先伸び幅が大きいと予想されるITの業界に絞りました。もう1つのやりがいは、組織風土と一体化して現れるものと考えているのですが、僕の場合は、一生懸命やった分だけ評価されるチャレンジ精神を大切にする組織風土に惹かれました。自分らしさが発揮できそうだと確信しています。

山口:私は完全に就職活動を通して、出会った人です!内定先で人事をされている方が、誰よりも親身になってくれて、初めてオフィスを訪れた際は、その方々と一緒に働いている自分が想像できましたね。やりたいことや給料ではなく、誰と仕事をするかが決め手でした。

水流:私は初めから人材業界に絞っていました。母の働いている環境が良くないので、そんな方々に働きかける仕事なら働いていく中で、目的や思いを忘れることがなかったからです。また、組織制度として女性の働きやすさや、飽き性な私にとって嬉しい活発な部署移動などが見られて、働きやすそうだなと思い決めました!

松本:僕は事業内容、企業の方向性、市場の動向を考えて決めました。僕の仕事は、経営層の方々をターゲットにした人材派遣で、国が掲げている労働生産性を高める施策の1つに挙げられてきます。それが、エグゼクティブ人材の活用だったりします。これから求められていく仕事だと感じています!

 

なるほど、皆さんそれぞれに理由がありますね!市場の伸びや業務内容で業界を絞っている人もいますし、やりたいことや環境ではなく、一緒に働く人に惹かれた人もいます。

自分のファーストキャリアを選ぶ方法に正解はありませんね!働く上で何を大事にしたいか?これに向き合っていくことが最も大切になりそうです。

そう考えると、私も就職活動の最終決断では悩みましたが、一緒に働く人や働いている自分をイメージした時にワクワクする会社を選びました!自分で考えて納得のいく決断ができている皆さんは社会人になる日を楽しみにしているように伺えます!

 

 

働く上で、大切にしたいもの

―「長続きする幸せ」「長続きしない幸せ」を考えて、改めて皆さんが働く上で最も大切にしたいものはなんですか?

古田:僕はやっぱり業界かな!(笑)自分が持つ価値の幅って何を言っても、業界の水準で決まってしまうんですよね。扱う商品の単価やビジネスモデルで給料の幅も決まる。だから、僕はITを選びましたし、この先も自分の力では変えられない現実的な部分で判断していきます!

山口:私の場合は、誰と働くかが重要ですね。ファーストキャリアとして選んだ会社がたまたま不動産会社でした(笑)古田君とは真逆ですね。でも、自分が働く上で最もパフォーマンスが上がったり、前向きに取り組めるのが「この人に恩返ししたい」と人を想って働ける時なので、私にとっては人が一番大事です。

水流:私は正直、みんなの話を聞いていて思ったんですけど、働く事にそこまで重きを置いていないかも知れないです。今働いている理由はお母さんのためで、自分に家族ができればそのために働きたいです。仕事の位置付けは、人生の1つでしかないので「そもそもなぜ働くのか?」の理由が確立されていることが大事です!何十年と働いていく中で「私は何をするために働いてたんだっけ?」とはならないようにしたいです。目的を持って働くことを大切にしたいですね。

松本:僕は毎日楽しいかどうかです!これだけ聞くと単純に聞こえますが、就職活動を通して、実際に各業界で働いて送る生活をシミレーションしていました(笑)それが自分にとって憂鬱な毎日か、ワクワクする毎日なのかわかるんです。僕はそれを続けた結果、たくさんの人に会いにいく仕事、またそんな仕事にワクワクしている方々と仕事がしたいと思いました!この先も自分の好奇心を満たす働き方を選びます。

皆さん、ありがとうございます!どの考えも個性的かつ芯が通っていて、面白かったです!きっと新しい環境に足を踏み入れれば、考えも置かれる環境も変わります。でも、自分が大切にしたい「働く上での幸せ」は追い求め続けたいですね。皆さんと社会人になってもこんな話をしたいです!本日はありがとうございました!

 

何を「幸せ」とするのか

今回のインタビューの結果は4人中、古田君を除く3人が「長続きする幸せ」を重視していました。人から与えられる金、モノ、地位ではなく、やりがいや自分自身の働き方で、心の幸福度を満たす考えです。一方、古田君はどの業界にいて、どの企業にいれば、自分が最も評価され、価値を高められるかを考えて、現実的で戦略的なキャリア選択をしていました!

ここで大切なのは、やはり、正解はないことです。

インタビューさせて頂いた4人は、なぜ自分が働く上でこの選択をしたかを明確に答えてくれました。自分にとって働くことがどんな意味を持ち、何を選択することで幸せを感じることができるか、自分で理解しているからです。就職活動で「自己分析をしよう!」と目にする事が多いと思いますが、それはどんな意味を持つのか是非考えてみて下さい。どれだけ内定を貰っていても、最後には1つを選択しなければなりません。

その時、あなたは何を幸せとしますか?「なんとなく」の決断をしていませんか?

 

今回の記事がみなさんの納得いく「働く上での幸せ」探しのヒントになれば嬉しいです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

こちらの記事も読まれています。

【名古屋の大学生必見!】大学生活で全力で頑張ったことがない人が読むべき教科書~ヒントシリーズ第1弾~

仕事を極めると人は幸せになれるのか?働く上での本当の幸せとは

【新入生必見】大学生活を無駄にする行動3選

【24卒必見】就活における「自己PR動画」を徹底解説!