2021.08.18
23卒の僕が就活よりもインターンにハマる理由
こんな風に思っている就活生はいませんか?
就活を始めると、大変なことや上手くいかないことばかりでつい不安になってしまいますよね。
ですが、一番大切なことは納得して就活を終わらせることです。
そこで、今回は長期インターンシップに参加した事をきっかけに「内定がゴールではないことを実感した」23卒のある就活生にインタビューしました。今では就活よりもインターンに費やす時間が多い彼が、インターンに参加したことで変わった就活の捉え方とは?
是非ご覧ください!
廣瀬奨哉/関西学院大学 3年生
―周りの23卒が就活をスタートさせている中で、焦りは感じないのですか?
廣瀬:あまり感じないです(笑)僕はもともと長期的よりも短期的に集中して行う性格で、インターンシップを始める前は、将来に対する不安はありながらも、1年以上も就活を続けていく自信がなくて、行動に移せなかったんです。
―そんな中で、インターンを始めたきっかけは何ですか?
廣瀬:「トラックメーカーとして成功する為にはビジネスの力が必要」
インターン先の社員さんのこの言葉で、長期インターンシップへの参加を決めました。
昔からトラックメーカーを目指しており、音楽業界で成功したい思いが強くありました。当時の僕は「トラックメーカーになるんだから営業なんて必要ない」と思い込み、音楽のスキルだけを高めていけばいいとばかり思っていました。
ですが、先輩とのつながりで、今のインターンシップ先の社員さんと話す機会があり、その場で、トラックメーカーとして成功したい夢をぶつけたんです。
そしたら、猛反対を食らって(笑)
「音楽業界で成功するには、ビジネスの力など音楽以外の能力が必要。最初から音楽業界に絞るよりも、どこの業界でも活かせるスキルを身に着けた上で、音楽業界にいった方が自分の為になる」
その社員の方も昔、音楽をやっていた方らしく、音楽一本で生きていく辛さを実際に経験していました。だからこそ、社員の方の言葉が刺さり、将来の夢を叶える為には、営業力を高める必要があると思い、インターンシップへの参加を決断しました。
―インターンシップを始めて就活に対する考えは変わりましたか?
廣瀬:180度変わりました!!
以前は「大手の企業に行きたい」「有名企業に行きたい」と表面的なことばかりを考えていました。ですが、今では「若いうちから稼げる企業に行きたい」「率先して行動する人材を求めている企業に行きたい」と考えに変わりました。
つまり「この企業に行きたい」ではなく「自分の人生設計に合った企業に行きたい」と思うようになりました。
この考えが変わったのは、インターン先で学生のうちから社会人と一緒に働くことができる経験がとても影響していると思います。
インターンシップを始める前は、アルバイト先で社員の方と働く時間が少しあったくらいで、今ほど責任のある仕事をしていた経験はありませんでした。
なので、自分が社会人としてちゃんと働くことができるのか不安で、将来の自分像を明確にすることができませんでした。
ですが、多くの社会人と一緒に働く経験をし、自分に自信がついてきたことで、自分が社会人として働いている姿が想像できるようになったんです。
この経験がなかったら、自分の人生設計と合った企業に行きたいと思わなかったです。
―短期的に物事を行う性格にもかかわらず、インターンシップを長く続けられている理由を聞かせてください。
廣瀬:学べることが多すぎるからです。
目標の設定次第で成長度合いが大きく変わる。そんな終わりのない環境で活動できることがなにより楽しいんですよね(笑)
自分の強みを発見して、それを仕事で活かす。
こんな経験ができるところは他にはないと思いますし、何よりも自分の夢に近づけている感覚がモチベーションとなっていて、インターンシップに全力を注げることができています。
自分で考え、実行する。今の僕に必要なことを学べていることが、インターンシップを頑張り続けられている理由です。
就活ももちろん大事ですが、それ以上に多くのことを学べるこの環境が、就活を含め将来への武器になりますし、内定をゴールとしない思考にさせてくれたのもこの環境があったからです。
これからも「自分の夢を叶える為」にインターンを頑張っていきます!
こちらの記事も読まれています。
PREV