2021.04.06
拝啓、面接官様。就活生の心の叫びを聞いてくれ!
自己分析、企業研究、テスト対策、面接と日々忙しくされていますよね。そして何より、上手くいかない。そう、甘くない。甘くないんだよ。
そんな時、ライター須藤は立ち止まって考えました。挫折やメンタルブレイクもお笑いに変えてネタにしてやろうではないか。
拝啓、面接の壁に悩む全ての就活生へ
それでは聞いてください。
「本当に嫌だった面接BEST3」
目 次
第3位 志望動機を素直に聞かれる「お決まりの返し」
安定。でもやっぱり分からないんです、志望動機が。だって企業HPに書いてあることも結構ざっくりじゃないですか…
面接官「志望動機教えて」
就活生「はい、御社は〇〇という商材を筆頭に数々の将来性高いビジネスを国内に広く展開していますが、今後は世界を見据えてより拡大を続けながらお客様に届けていきたいと思いました」
面接官「ふーん、それってうちじゃなくても出来るよね?」
就活生「いえ、確かにこの世に1つしかないビジネスではありませんが、御社の〇〇に何よりも魅力を感じています」
面接官「うち、ファンにきて欲しいわけではないんだよね」
仰る通りです。明確な志望動機などありません…正直、企業を決める時に見ているのは知名度、給与、福利厚生くらいですからね…
最初からココしかない!と意思が固っている企業があればこんなに悩まないですよね。それがまかり通るならどんなに良いか。はぁ、頑張るしかないか。
第2位「で・で・で大王にマウントを取られる」で?の恐怖
大王いますよね。皆さんもこれは共感して頂けるんじゃないでしょうか。こちらは須藤の相棒、ライター松本の体験談です。それでは見てみましょう。
面接官「本日は宜しくおねシャス〜」
松本「宜しくお願い申し上げます!」
面接官「うん、頑張ったこと教えて」
松本「はい、僕はよさこいをやっていまして」
面接官「うん、で?」
松本「あっ、えーっと」
面接官「ふーん、で?」
松本「…」
面接官「で?」
いや、ここまで極端だと結構メンタル壊れます。けど、当日の体感では事例程度の印象です。最終的には「こんなんじゃ次の面接は受からないからね」のひと言。いや、1次受かってるの!!!遠回しの合格通知はもうツンデレ!最後まで何が起こるのかわからないのが面接ですね。みなさんも「こんな人事いるんだな」と消化して、諦めずに粘り強く応じましょう。
それにしても、これはちょっと納得いかないですけど。挨拶はちゃんとして欲しい。「おねシャス」って何だろ。あ!かの説明会で全就活生が耳にする伝統恒例行事「風通しの良さを面接でアピールしてみた」なんでしょうか?フランクに同じ目線、立場、喜怒哀楽を共感し合う状況で働きたいのであって、礼儀やマナーを無視した会話は望んでないですよ!履違えないでください!
…なんて言えたら良いんですけどね。あと、なんだかんだ合格は嬉しいっていう。こうやって懐柔されていくのでしょうか?だんだん正常な判断が付かなくなってきました。はぁ、頑張ろう。
それではお待ちかね1位の発表です!
第1位 圧倒的優勝 隠れ身の術〜♪「開始1分で消える忍者面接官」
これはライター須藤が経験した面接です。2時間の会社説明会を受けた後、温度感が高まる中でいよいよ1次面接へ!
それでは見てみましょう。
面接官「須藤さん、本日は宜しくお願いします!」
須藤「こちらこそ宜しくお願い申し上げます!」
面接官「あ、ちょっと」(消える)
須藤「え?」
須藤「え…」
―(15分後)―
面接官「ごめっ!学生時代に頑張ったことなんですか?」(鬼の早口)
須藤「はい、私はバレーボールサークルにおいt…」
面接官「なるほどね!役割は?結果は?」(マッハの早口)
須藤「関西大会ベスト8となりまして私の役割としては」
面接官「オッケ!なるほどね!ありがとうございました!」
いや、聞いてーーーー!!!!え?これリアル?と疑いたくなりますよね。
リアルなんです。
分単位で組まれた面接を処理しようと必死だったんだと思います。画面に戻ってきてからのわずかな時間、死ぬ気で目を見開いてパソコン打ちまくってましたから。怖い。一度も目が合わない。ドン引きしている間に面接が終わり、翌日メールが届きました。
「厳正なる選考の結果、誠に残念ではございますが…」
いや、厳正ちゃうううううううう!めちゃくちゃ必死で時間挽回しようとしてた!?!?私の可愛い顔、1mmも覚えてないでしょ。この面接から学んだことは「こっちから願い下げです」と狂気のメンタルを持つことです。皆さんもこの人は話を聞いてるのか?と感じる面接官に出会ったら私の言葉を思い出してください。あなたは企業を選ぶ側なんですよ!
と言いつつも、いざ面接になると寄せにいっちゃう自分もいるんだよなぁ。
就活の面接はつらいけど
今回は特別賞として「すぐ辞めるから営業職に女はいらない」も入賞しました!確かに各企業で抱えている事情はあると思いますが、学生と企業のマッチングを図る上で、双方の関係は対等であるべきでは?と思いますよね。
数年毎に入学、卒業と区切りが存在した学生生活が終わると、何十年という社会人生活を自分自身でデザインしていかなくてはなりません。だからこそ、しょうもない面接に労力をかけ、落ち込むのはやめにしませんか。不合格の際は「私/僕をとらないなんて、大馬鹿ものですね、後悔しても知らないぞ☆」が合言葉です!
なんて言えたらどれだけ楽なんだろう…あぁ叫びたい。本当に叫びたい。一人じゃない、頑張ろう就活生!
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