大学生キャリア

2022.12.20

【自分に甘い大学生へ】セルフマネジメント能力を身につけよう

【自分に甘い大学生へ】セルフマネジメント能力を身につけよう
皆さんこんにちは!ゼロメディア編集部です。

突然ですが、皆さんはセルフマネジメントを意識したことはありますか?

「今日の授業は面倒くさいから休んでしまおう」
「バイトだけど5分くらいなら遅刻しても大丈夫」
「イライラしたことがあって態度に出していたらお客様からクレームが入った」

このような経験はありませんか?大学生は高校生までとは違い自由度が高い分全て自己責任なため、セルフマネジメントが出来ていないと人としての信用を失ってしまいます。

社会に出ると、自分の感情によって仕事のパフォーマンスを左右することはできません。社会人はセルフマネジメント能力が当たり前に求められるようになってきます。では、学生のうちにどう身につけられるのでしょうか。

本記事では、近年重視されている「セルフマネジメント」について詳しく紹介していきます。ぜひ、自分自身と照らし合わせながら読み進めてみてください。

セルフマネジメントとは

「セルフマネジメント」とは、いわゆる「自己管理能力」と言われるものです。意味合いは多岐に渡りますが、大きく肉体的・精神的・物理的の3つに分けることが出来ます。

①肉体的セルフマネジメント

まず肉体面では、体調・健康・体型管理が挙げられます。風邪や発熱は自然現象と考える人もいるかもしれません。しかし、自己管理できていない人は、睡眠不足・不規則な食生活・飲酒過多による不調を引き起こします。体調面では、十分な睡眠とバランスの良い食事を取ることで自分の体を管理しましょう。

②精神的セルフマネジメント

次に精神面では、モチベーション・感情の管理です。よく「モチベがない」というワードを耳にしますよね。モチベーションとはやる気や意欲のことを指します。モチベーションの有無によって、その日の行動力が変わってしまう人も大勢いるでしょう。仕事や勉強、部活動・サークルの練習などモチベーションを管理する機会はさまざまあります。また感情管理とは、怒りや悲しみだけでなく、楽しさや喜びも周りに配慮し管理できることを指します。

③物理的セルフマネジメント

最後に物理的なものでは、お金や時間の管理です。大学生の皆さんはアルバイトをしている人が多いと思いますが、毎月自分がいくら使っているのか把握できていない人も多いでしょう。課題の提出期限や出勤時刻、友達との約束の時間などが守られているかもこれに含まれています。

セルフマネジメントはなぜ必要なのか

自己管理をする目的とはズバリ、常に自分自身のパフォーマンスを担保するためです。セルフマネジメント能力がある人は深く自己理解をしています。自己管理がきちんとできているため、仕事面だけでなく、普段の私生活から周囲に信用されています。案外落とし穴とされる、モチベーションの管理もセルフマネジメントにより保つことが可能になります。

セルフマネジメントができないと…?

社会において、セルフマネジメントができない人は通用しません。例えば、遅刻が多かったり仕事中に感情の波が激しかったりなど、成果にも影響してくるため信用問題や昇進に繋がってきます。信用がない人に大きな仕事を任せることは当然できず、出世が難しくなります。また、仕事が感情に左右されやすいとパフォーマンスにムラが生じてしまいます。

セルフマネジメントによるメリット

セルフマネジメントができると、さまざまなメリットがあります。まず、自己実現が達成しやすくなります。セルフマネジメント能力が高い人は、目標達成に向けて計画的に動き、自身の感情に振り回されることがないため、上司や同僚から熱い信頼を得られます。信頼できる人には安心して仕事を任せられるため、社会で求められる人材になれます。感情面では、精神が安定し気分の高低差が無くなります。自分で自分の機嫌を取ることができるため、つらい状況をプラスに変換できます。また、周囲を振り回すことなく、相手のモチベーションを向上させることにも繋がります。

 

これからの時代に求められる人材とは?そして大学生が今すぐするべき努力とは?

このように、セルフマネジメントにより良い循環が生まれます。自己肯定感が高まり、どんな物事も楽しんで取り組めるようになります。

セルフマネジメント能力の身につけ方

では、セルフマネジメント能力を身につけるにはどうすればいいのでしょうか。セルフマネジメントは、一朝一夕でできるものではありません。今の自身に何が不足し、何が出来ているか。それは人それぞれです。学生のうちから、セルフマネジメントをするためには、自分自身を理解することが改善のカギとなってきます。

できない原因を探る

まず、セルフマネジメントが出来ていない原因を知ることが重要です。

最初に考えられるのは、ストレス発散方法が分からず、感情・モチベーションの管理ができないことです。次に、自己肯定感が低く、ちょっとした失敗を重く受け止めて自己嫌悪に陥りやすいことです。また、明確な目標・目的がないことも、セルフマネジメントができない大きな原因です。自分自身が「こうなりたい」と目的がなく、目先の楽を選んでしまい後から苦労してしまいます。

日々の小さな積み重ね

セルフマネジメントが出来ない原因を知れたら、次は対処法を考えてみましょう。先程も述べましたが、セルフマネジメントは短期間で身につくものではありません。つまり、継続していくことが大切です。では、大学生のうちからどんなことができるでしょうか?

例えば「to doリスト作成」や「目標・目的設定」などをします。そして、自分がやるべきことやなりたい像を具体的に言語化します。この時、あまりに大きな目標を立ててしまうと、失敗したとき自己嫌悪に陥ります。そのため「いつもより早い〇時に起きる」「課題をここまで進める」など小さな目標から設定し継続してみてください。

また、感情・モチベーション面の管理をするために、自分はどんな時に気持ちが変化しやすいのかを分析します。そして、自分の強みと弱みを客観的に把握します。そうすることで改善点や問題点が浮き彫りになり、解消出来るようになります。強みを知ることで自信に繋がり、適切な役割を理解出来るようにもなります。

まとめ

いかがでしたか?今回、社会で生きていくうえで大切な「セルフマネジメント」について紹介しましたが、最も重要なのは「自分を知る」ことです。自分のことを深く理解していると、自身の強みの活かし方が分かり、良いパフォーマンスを発揮することができます。日々の小さな積み重ねにより、案外簡単に実践できるものです。授業やアルバイトをサボりがちな人や、課題を後回しにしてしまう人など、今の習慣を変えるために何か1つでも始めてみてください。自分のことを自己管理できる「かっこいい大人」になりましょう!

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