2022.01.17
大学生活での夢を諦め挑んだ長期インターン
あなたは思い描いていた大学生活を送れていますか?
新型コロナウイルスの影響で、理想の大学生活を送りたくても送れない人が多いのではないでしょうか。
現在、長期インターンシップを8ヶ月続けている塩見さんもその1人でした。塩見さんは、大学生活で ”留学” という目標がありましたが、新型コロナウイルスの影響で実現不可能に。
理想の大学生活を送れなかった塩見さんがなぜ長期インターンシップを選んだのか、長期インターンシップを始めて変わった部分、成長した部分についてインタビューしてみました!
目 次
塩見 真歩(しおみ まほ)/ 神戸女子大学3年生
「お金がない」がデフォルトの大学生活
―塩見さんは、長期インターンシップに参加するまではどのような大学生だったのですか?
ごくごく普通の大学生でした!大学に行き、暇さえあればアルバイトか友達と遊ぶ。「お金が無い」が口癖の大学生でした。また、とても飽き性なのでアルバイトは1年続かず、サークルもほとんど行っていません(笑)
ただ、私は大学生活で1つだけ頑張ろうと決めていたことがありました。海外留学です。高校生の頃から航空関係の仕事に就きたいと思っていたので、大学で留学に行こうと決めていました。留学のために貯金をして英語の勉強をするなど留学関連ことだけは努力できました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で3年生の春休みに留学を諦めました。
―留学を諦めた後、変化したことはありますか?
留学しか考えていなかった私は大学生活がとても退屈に感じるようになりました。また、今まで航空関係にしか興味が無く「留学すればなんとかなるだろう」と就活を安易に考えていたのですが、新型コロナウイルスの影響で航空業界の求人募集が極めて少なくなりました。そこで、もし航空業界に就職できなかったら…と考えると不安になり、一般企業に就職することを決めました。就活が目の前に迫り、焦りも感じましたね。
一般企業に就職を考えた時、大学生活で何もしてこなかった私には何かを成し遂げた実績や経験が無く、本当に不安しかありませんでした。
留学を諦めた結果、やっと現実的に物事を考えられるようになりましたね。
経験を求めて長期インターンシップへ
―数ある選択肢の中で、どうして塩見さんは長期インターンシップを選択をしたのですか?
片っ端から先輩に就活の相談をする中で、インターンシップの存在を知ったのです。1ヶ月間様々な会社を調べ、現在のインターンシップ先を選びました。長期インターンシップを選択した理由は、大学生活で “最後に何か頑張った、成し遂げた経験” が欲しかったからです。
思考する癖と目的
―長期インターンシップを始めて変わった部分、成長した部分は何ですか?
何事に対しても思考する癖がついた点ですかね!
今まで考えることが嫌いで基本的にこなす生活をしていました。しかし、長期インターンシップを始めてからは考える機会と自分の意志で行動できる回数が増えました。以前は、問いを投げられた時もすぐに答えを知りたくなり、思考を放棄していたのですが、たとえ答えが出なくとも自分の頭で考えることの大切さに気づきました。
また、思考する癖がついたことで発言や行動の視野が広がり、全てにおいて計画性がつきました。
また、目的を持って行動をするようになりました。与えられた仕事において何が目的で私に指示されているのか、どうしたらお互いにとって良い仕事ができるのかなど考えてから動くようになりました。目的を持って行動する回数が増えたことで全てに対して視座が上がり、成長を感じています。
視座に関するはこちら
―塩見さんは長期インターンシップを選んで良かったと思いますか?
はい!もちろんです!思い描いていた大学生活が送れなかった私にとって、同世代の大学生よりも一足先に社会へ触れられる経験は留学より実になる経験だと思えるようになりました。新型コロナウイルスが無く今のインターンシップ先に出会えなかったと思うとこれで良かったのかなと感じています。「たられば」を回避するためにも行動して良かったと実感しています。
まとめ
思い描いていた大学生活を送れなかった塩見さんは長期インターンシップを選んだことにより満足した大学生活を送れています。現在、何かを頑張った経験が無く、このまま大学生活が終わるのは勿体ないと思っている方、理想の大学生活が送れず何か代わりのものを探している方へ、ぜひ長期インターンシップという選択肢を増やしてみるのはいかがでしょう!
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