2021.12.22
【環境のせいにしてない?】環境選びに迷うより先に考えることベスト1
みなさん!大学入学後、想像していた大学生活は過ごせていますか?
入学前は華々しい大学生活をイメージしていたけど、実際に入学してみると満足した大学生活でない人も多いのではないでしょうか。
「将来に繋がりそうなことを何か始めようかな。だけど、今の環境を崩して新しい環境に飛び込むのってこわい…」
と思っているでしょう。
そこで、今回は長期インターンシップに参加しており、大学生活に満足していなかった経験のある竹谷歩(たけたにあゆむ)さんにインタビューを行いました。
目 次
竹谷 歩(たけたに あゆむ)/ 関西大学3年生
想像と違う大学生活
―大学生活は充実していなかったんですか?
竹谷:そうですね。決して想像していたものではありませんでした。「これじゃないな」と思いながら日々を過ごしていましたね…
―どんな大学生活をイメージしていたんですか?
竹谷:今思えばとても甘い考えなんですが、大学は専門的な知識や突出した能力を持った人間になれる環境がそろっていて、自分に成長と優越感をもたらしてくれると思っていました(笑)
ただ、大学の授業を1年間受け終わった時、周りの人と同じようにサークルをしたり、授業を履修するだけではなにも変わらないのだと気付きました。
市場価値の高い人になりたい
―長期インターンシップに参加するきっかけはなんだったんですか?
1つは、ある日の授業中、騒いで迷惑をかけている集団を見たことですね。社会から見ると、僕もこの人達も同じ学歴(=同価値)として見られるので、何か差をつけないといけないと感じました。
もう1つは、新卒の3割が3年以内に離職すると書かれた記事を読んだことです。もし自分が離職したとして、新卒の肩書きもなく、実力もない状態でどうやって再就職するんだろうと不安になりましたね(笑)
この2つの経験から、自分の市場価値を高めるにはどうすればいいのかを漠然と考えていた結果、長期インターンシップが頭に浮かびました。
当時は、本当にその選択が正解なのかかなり迷いましたが、何とか踏み出せました。
―長期インターンシップに参加してから変化はありましたか?
竹谷:ありました!もちろん社会人としての自覚や実務的なビジネススキルもそうですが、1番大きな変化は考え方の部分だと思っています。
―どう変わったんですか?
竹谷:これは上司からの言葉がきっかけなのですが「正解を選ぼうとする」ではなく「自分の選択を正解にする」ことに重きを置くようになりました。
―そうなんですね!どういうことを言われてそう思ったんですか?
竹谷:「これは日本の教育のせいだけど、みんなすべての事象に正解があると思っているよね」と言われたんです。
確かにその通りで、私たちは高校まで正解のある問題を解き続けて来ましたが、社会にでれば “公式” や “正解” があることの方が断然少ないですよね。
今まで私は、大学選びやインターン先選びで正解さえ見つけられれば、あとは環境が勝手に自分を成長させると思い込んでいたんです。
ただ、大学を選択し入学しても、ボーっとしているだけではもちろん成長なんてしないし、仕事の資料を作るにしても、レポートを書くにしても、一定の正解なんて存在しないですよね。
だからこそ、入学してから何をするか、資料であれば一度作って、それを相手に合わせてわかりやすく構成を変えたり、何度も文章の添削をすることで正解にしていく方が大切だと気付きました。
自分の選択を正解に
―今の目標はなんですか?
竹谷:参加当初は、漠然と市場価値の高い人になりたいと考えていましたが、今は自分の選択や現状を正解にする力を持った人が市場価値の高い人なんじゃないかと思い、そこを目指しています。
―ありがとうございます!新たに挑戦しようか迷っている皆さんに一言お願いします!
竹谷:選択の段階である程度 “良いもの” “悪いもの” はありますが、常に良いほうを選ぶのは難しいでしょう。
選択に時間をかけるくらいなら、とりあえず動いて、その選択を正解にしようと努力してみてはいかがでしょうか?
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