2022.06.28
【意外】断る勇気で人生が変わる!?
皆さんは、誰かに頼み事をされた時、断ることができますか?
嫌われるのが怖くて頼み事が断れず、気付けばどんどん自分の時間が無くなっている…
断る事はマイナスのイメージを持たれがちですが、実はそうではありません。断る勇気を持つことは、自分の人生を充実させる第一歩になるのです。
今回は、そんな「断る勇気」についてお教えいたします!
目 次
なぜ断る勇気が必要なのか
では、そもそもなぜ断る勇気が必要なのでしょうか?それは、自分の時間を確保するためです。人から何か頼まれたとき・仕事を与えられた時は、誰しも「期待に応えたい」「質の良い結果を出したい」と思うはずです。1〜2人から頼み事をされたときは、それほど多く自分の時間を削らずともこなすことができるでしょう。
しかし、頼まれた事をすべて受け入れたことで、膨大なタスクを抱える羽目になってしまったら…?自分に使う時間がなくなり、パンクしてしまう最悪のケースに陥ります。これは、断る事が苦手な人によくある事態です。周りからの頼み事を優先してばかりでプライベートの時間が削られ、結果的に自分をどんどん追い詰めてしまいます。そうならないためには、しっかり「断るか断らないかの判断軸」を決めておくことが重要です。
断る方法
頼み事を引き受けた時、断るか断らないかの判断軸は以下の2つになります。
①今ある時間で相手を満足させられるパフォーマンスができるか
②今、自分が優先するべき事は他にないか
①要望通りのパフォーマンスができるか
頼み事を引き受ける側が「相手を満足させたい」と思うと同時に、頼む側も「どんなクオリティで応えてくれるのだろう」と期待します。もし、複数のタスクを抱えているときに上司からの頼み事を引き受けてしまい、中途半端な結果に終わってしまったら…。嫌われたくなくて引き受けたのに、かえって見られ方が悪くなってしまいますよね。
②他に優先するべき事はないか
相手の期待に応えられる結果を出すには、目の前のタスクに全力で取り組まなければなりません。それが不可能なくらい余裕のない状況にあるのなら、最初から引き受けないようにしましょう。余裕のないときに頼み事を引き受けると、どんどん自分を追い詰めてしんどくなってしまいます。
この2つを基準にすると、自分がやるべき事をスッキリと整理することができます。
断り方のコツ
では、どのように頼み事を断ったら良いのでしょうか?断るときは、どうしても罪悪感が生まれたり相手の機嫌が気になったりしますよね。実は、相手の機嫌を損ねない断り方にはコツがあるのです。それは「共感」と「残念な気持ち」をしっかり伝えることです。シンプルですが、これさえ覚えておけば今後どうしても断りたいときに断りやすくなります。
「共感」と「残念な気持ち」
例えば、あなたが仕事で立て込んでいる時に、先輩から「新たな仕事を引き受けてくれないか」と頼まれたとしましょう。以下2つの断り方のうち、どちらの方が先輩からの受け取られ方が良いと思いますか?
①『すみません。今は少し難しいかもしれません。』
②『ぜひお力添えさせていただきたかったのですが、別のタスクがまだ残っていて時間的に厳しいかもしれないです。お役に立てず、本当に申し訳ございません。』
②の方が、「ぜひやりたかった」気持ちと「申し訳ない」気持ちが伝わってきますよね。この『ぜひお力添えさせていただきたかった』が共感の部分に当たります。共感を用いることで「本当は手伝おうとしてくれていたんだな」と相手に思ってもらえるのです。
また、この時自分の状況を伝えることも重要です。なぜなら、相手からすれば「なぜ断られたのか」を知りたいからです。スケジュール的に厳しいことをきちんと伝えれば、必ず相手も理解してくれます。この2つのコツを押さえておけば、相手の気分を悪くしてしまうことは無いでしょう。
まとめ
「断る」事は人によって本当にハードルが高く、勇気がいるものですよね。しかし、断る勇気を持つことで自分の人生は大きく変わっていきます。なぜなら、自分を追い詰めず余裕を持って生きていくためも必要であるからです。
断ることにマイナスなイメージをもっていた皆さん、今日からは断る勇気を持ちましょう!
こちらの記事も読まれています。