2021.03.19
【ガチ】人生ゲームで人生設計してみた
ライター須藤です!
今回はライター須藤の【やってみた】シリーズ第1弾です!
実は私、絶賛就活中なんですが、1つ悩みがありまして
それが「人生設計」です。
どの会社で働くかも大事ですが、それ以上に大切なことはどう生きるかですよね。
とはいえ考えても考えてもわからないので頭を抱えていました。
そこでふと、もってこいのツールがあるじゃないかと!!
そう「人生ゲーム」です!!
早速ですが、大真面目に人生ゲームで人生設計してみました!
ぜひご覧下さい!
目 次
須藤、エンジニア就職、そして2児の母になる
まずは車に乗り込みゲームスタートです!
最初に職業選択があり、須藤はルーレットを回し、エンジニアになりました。
そして、30歳手前で結婚、女の子が生まれ、その後男の子も生まれました!
お〜良い感じですね!
最終的には新しくマイカー・マイホームを購入し、家族4人で幸せに暮らすというストーリーでゲームは終了となりました。
なんと気分が良いことでしょう。
仕事と育児の両立は目指す将来像! 大きな期待を持って幸せな未来を想像していました。可愛い子供達に囲まれ、週末はキャンプに行って家族で夜空を見上げ、流れ星を見るのが必ず成し遂げたい夢です。
いや、待てよ。
まず必ず成し遂げられる保証はない。
実際に、2人の子供を育てるのにはどれだけの出費が必要で、生活費や教育費とは別にマイカー・マイホーム購入や年に1度家族で旅行に行きたい。人生こんなに簡単ではないのでは?
急に不安になった須藤は詳しく調べてみることにしました。
待っていたのは「ハイパー母ちゃん。になる」でした
※小学生2人の4人家族で、1ヶ月分の家計簿シミュレーション
引用元:ほけんROOM マネー・ライフ
調査の結果、都心で暮らし、将来の積立てを行いながら育児となると、世帯年収800万円が理想的だそう。私が人生ゲームで描いた設計でいくと、表にあるような毎月の固定費に加えて、住宅ローンや老後積立金が乗ってくることになります。
なんと厳しい、、
もし、須藤が出産を機に職場を去り家庭に入った後、育児が落ち着いた頃にパートを始めた場合は旦那さんに年収の比率が傾き、負担がかかることになります。
それを証拠に、明治安田生命が2018年実施の育児に関するアンケート調査では妻の年収は100万円未満が最も多い14.9%を占め、平均年収は149万円となるそうです。
システムエンジニアの平均年収は約550万円なので、エンジニアを産休・育休を挟みながらも続けていくことは絶対条件と言えますね。
なるほど、内訳を見ていけば月の固定費は案外積もりに積もっていきますし、育児で最もお金がかかるのは子供が中学生から大学卒業まで。また、公立・私立の選択によってはさらに数百万円単位で、教育費の差が生まれることに繋がります。
考え出すと、人生ゲームほど簡単なライフプランでは進んでいかないことを痛感しました。
また自分が歩んでいきたい未来予想図が明確にある場合、その道を進むためにはどのキャリアを選択すべきかもある程度、限られてしまうことがわかりました。なぜなら職種や業界である程度の平均年収が決まっており、どうあがいてもそこから飛び抜けた金額を手にするのは極めて難しいからです。
子供には好きなことに挑戦させたいし、自分の可能性を信じて欲しいと思います。だからこそ、キャリア選択の第1歩目が重要だと気付かされました。
どう生きたいかで決める社会人生活の第1歩
今回の人生ゲームで見えた私の人生は、エンジニア就職・2児の母・マイカー・マイホームを買うという恵まれた将来像でした。
しかし、それを実際に実現するために必要な最低条件をまとめてみると
① 世帯年収800万
② エンジニアで一人前になる
③ 最低年収400万で生涯共働き
④ 毎月の固定費に加えて、積立てやローン返済に追われる
⑤ 子供の進学条件によってはさらなるお金が必要に
この世の全ての親御様に頭が上がりません。私が今大学に通わせて頂いていることに感謝しつつ、将来親になった時、人生設計をしないまま進んでしまうと、家族に負担を掛け、子供に我慢させてしまうかもしれないと感じました。
就職活動においては「年収」「福利厚生」「働く環境」を重視することは一般的ですが、そもそもなぜ必要なのか、自分が人生を歩んでいく上で何が譲れないのかを考える必要があります。
例えば給料が良くても、残業がかさみ、保育園の規定時間までに子供をお迎えができず、毎日夜遅くまで延長保育を願い出る。逆に働きやすい環境ではあるが、キャリアアップが難しく、収入の点で自分が理想としている人生設計にはマッチしない。後悔しないためにも、自分が歩みたい人生を元にファーストキャリアを考えていきたいと感じました。
「生きるために働く」からこそ、自分自身の人生設計に合ったキャリアを見定めていきたいですね。
皆さんはどんな人生を描き、ファーストキャリアを選択しますか?
あなたの譲れない部分が、社会人生活第一歩目の決め手になるかもしれませんね!
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