大学生キャリア

2021.10.29

あなたは大丈夫?ビジネスにおいて求められるコミュニケーションはこれだ!

あなたは大丈夫?ビジネスにおいて求められるコミュニケーションはこれだ!
皆さんこんにちは!ゼロメディア編集部です!


今回は身近にありつつも、気づかず見逃している、ある重大な問題について考えてみましょう。


それは、現代に生きる若年者が抱える"コミュニケーションの縮小化"です。


特に、大学生の皆さんは、普段自分自身がいかに狭い幅でコミュニケーションを図っているか気づいていない人が多いでしょう。


この記事では、数年以内に求められる、ビジネスにおける視点からコミュニケーションの重要性を徹底解剖します!

当たり前になった一言で完結する日常会話

 

SNSの普及により、大学生の日常会話は簡素化の一途を辿っています。

LINEではスタンプ1つで会話が成り立つことが当たり前、授業中も意味もないテキストメッセージが飛び交っているはずです。

 

特に、大学では電子機器を使用できない校則から解放され、自由度が高い生活の中でオーラルコミュニケーションは破綻していると言っても過言ではないでしょう。

「ガチで」「やばい」「それな」だけで会話が成立してしまいます。

 

講義においても、例外ではありません。

本来大学では、アカデミックな内容を議論したり、プレゼンテーションを作成し、表現したりする機会が多く与えられるはずです。

 

しかし、実際蓋を開けてみれば、インターネットで検索した情報をスライドにペーストし、それを読むだけ。

皮肉なことに、聴衆の目はただ文字を読み上げるだけのプレゼンテーションではなく、スマートフォンの画面に向けられている。

オーラルコミュニケーションの簡素化・縮小化、これは日本中に起きているごく普通の日常です。

 

 

ビジネスにおいて求められるコミュニケーション

では、現在日常で限りなく簡素化されたコミュニケーションを図っている大学生の皆さんが、社会に出て求められるコミュニケーションレベルにうまく順応できるでしょうか?

実際、ビジネスにおけるコミュニケーションとはどんなものかを紐解いてみます。

伝えるコミュニケーション

ビジネスシーンにおいて、常に重要なのは意見を明確に伝えることです。

話のゴールを意識し、相手が理解に困らないシンプルでわかりやすい主張をしなくてはなりません。

 

実際に、これが対顧客であれば、商品を説明して正しい決断を促す商談になりますし、資料をまとめて上司やプロジェクトメンバーに、プレゼンテーションしなければならない場面も多くあります。

 

この伝えるコミュニケーションで信頼を獲得していく必要がある上に、自分の口から何を発するかで、顧客や上司の決断が変わるのです。

 

分かりやすく伝えるコミュニケーションは、ビジネスシーンにおける基本と言えます。

 

意図を汲み取る聞く力

ビジネスシーンでは、完璧な指示が与えられないことも少なくありません。

 

例えば「これまとめて資料作っておいて」「何時までにこれやってみて」など抽象的な要求を受けることになります。

「いや、どの形式でまとめれば良いですか?」「必要な情報はどれですか?」と1から10まで訊いて回ることは不可能です。

相手の要求に対して、何を求められているのかを正しく解釈して即行動に移していかなければなりません。

 

そのためには日常の会話に限らず、あらゆる場面で重要な情報を聞き出すアンテナを張っている必要があります。

もちろん、商談においては顧客の欲するニーズは何なのか?それに対して自身が与えられる価値が何なのか?を把握した上でトークの構成を作り上げていくことになります。

 

徹底した報連相

企業の中で重要視されるのが報連相と呼ばれる、報告・連絡・相談です。

 

現場では今何が起こっているのか、プロジェクトや契約の進捗状況はどうかなど常に数えきれない情報が組織の中を飛びまわります。

コミュニケーションロスが起こってしまえば、対応が遅れ、重大なミスに繋がる恐れがあるため、普段から細やかなコミュニケーションを重要視します。

 

何か危険がある事象には前もって相談することで、大きな問題を回避する。

組織が大きければ大きいほど、決断を下すトップ層の死角は増えてしまうため、各個人が自身の仕事を適切に理解し、リスクを想定しながら動かなくてはなりません。

 

 

 

コミュニケーション力=話がうまいではない

これまでの内容で、学生生活とビジネスシーンで求められるコミュニケーションの違いを理解していただけましたでしょうか?

 

そして何より、先を想定しながら、臨機応変に正しいコミュニケーションを選択して、仕事を進めていかなければならない日はそう遠くないのです。

コミュニケーション力が高いと聞くと、話がうまい人を思い浮かべる人が大半だと思いますが、そうではありません。

 

人の話を正しく理解し、自分の意見を明確に伝え、リスクを想定しながら周りと協力していく動きが求められるのです。

 

そして、学生時代と社会の大きな違いは、コミュニティの幅の広がりにあります。

特に、学生時代は強制的なコミュニティで関係を構築することが多いですが、社会に出ると不特定多数の人と交流することになります。

その中でコミュニケーションの壁にぶつかっていては、社会で活躍することは難しいでしょう。

 

今、無意味なテキストメッセージを授業中に飛ばし合っている大学生の皆さん、何気ない日常会話の積み重ねが数年後経験する社会での苦労を変えるのです。

 

この機会に、ビジネスにおけるコミュニケーションを意識し、変化を施してみましょう。

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