2021.01.12
初心者向け!ESの書き方
目 次
ESの本質を理解しよう
就職活動を始めると、 ESという言葉を耳にする機会が多くなりますよね。就職活動は様々な選考過程がありますが、常にESは就活生に付いていきます。
では、大半の企業はなぜ就活生にESを課せるのかということは考えたことがありますか?
それは効率的に選考を行うためです。
企業の人事は、新卒生の採用の業務だけではなく、内定者研修や給与計算など他の業務もしており、新卒の採用担当者となると数が限られます。採用する際には対面でコミュニケーションをとったほうがいい人材を見つけれますがそれは現実的には不可能なんです。そのため、選考フローの初めに ESを課し、ある程度の人数を絞っているのです。
企業は ESのどこを見ているの?
ESを出すということは、私を御社に入れてくださいと告白しているようなもの、なのでESはラブレターともいえますね。相手が自分を欲しいと思わせるのはどうしたらいいのか、相手の立場になって考えるべきですよね。
またESは効率的に選考を行いために導入しているため、いわば足切りなのです。では企業は何を基準にESの通過を判断しているのでしょうか。
読み手の立場でガクチカを書いているか
先ほども述べましたが、企業は効率的に選考を行うために イーエスを導入しています。つまり、ESが「足切り」ということでもあるのです。となると、相手(企業)の事を思っていないESには企業は惹かれません。具体的に企業がどの点をみて判断しているのかというと、
誤字・脱字、言葉遣い、文字数などです。
誤字・脱字のチェックは、社会人として基本です。誤字・脱字があるESは、やる気がないという印象や企業側も読みたいと思わなくなり、内容を読まずに非通過になってしまうかもしれません。
また、文字数が少なく余白がある時点で、企業は読む気持ちがなくなる。
内容がどんなによくても、このような点を注意していないと、もったいないですよね。
このような社会人としての基本のマナーを意識し、企業にアピールしましょう!
ビジネスマンとして通用する文章作成力・伝達力があるか
社会人になると、様々なビジネスシーンで論理性を持ったコミュニケーションを求められます。
よって、企業はこの子は、自身の経験や考えを相手に分かりやすく伝える能力を持っているのかを重要視しています。
例えば、「AならばB、BならばC」というように、理にかなった考えを進めていく流れを意識しましょう。
なので、ビジネスパーソンにとって「理解・納得・共感」しやすいものを作成しましょう。
ガクチカ作成の際におさえておきたい3つのポイント
具体性のある文章を書く
企業がまず、ESのどこを読むのかというと、まず「事実」から読みます。そこで抽象的な文章であると、想像しにくく、最後まで読んでもらえない可能性があります
「数字データ(人数・金額・時期・期間など)」や「固有名詞」を多めに入れると相手に事実を想像させやすくなります。具体的な数字データを入れることを、ビジネスの世界では「定量化する」といいます。
例えば、「バイトリーダーとして売り上げに貢献しました。」ではなく、「バイトリーダーとして利益率を◯%上げました。」と述べた方が、読み手は具体的にイメージすることができます。
働く人の立場で考える
ESでは、あなたの今までの経験で得た強みなどを伝え、入社後にどのような活躍ができるのか企業にイメージさせることも重要です。これができていない学生が多いと、アドバイザーや企業人事はいいます。
学生時代にサークルや部活動などから得た経験を述べるだけでなく、社会人としてそれを活かしどのように社会で活躍するのかを述べることを意識しましょう。
論理的に述べ、理解されやすい文章を意識する
先ほども述べましたが、ESを書く際には読み手の立場のことを考えることを心がけましょう。つまり、社会人が読むということを踏まえて書かなければなりません。例えば。起承転結を意識しすぎた文章を書くと、読むのをやめてしまう可能性があります。なぜなら、社会人は起承転結で文章書くのではなく、結論、理由、結論、将来の展望の順で書くからです。
通過するESに共通していることは、結論ファーストで書かれ、読み手にとって一目見ただけでわかる文章であるということです。
「結論を最初に置き、具体例となるエピソードを書いてから最後に意欲を伝える」という構成を心がけましょう。
実際に書いてみよう
では以上の点を踏まえて、早速書いてみましょう!といっても難しいですよね。なので書く際の補助となる型を紹介します。今回は自己PRを書く際によく使われる「PREP法」を使用します。
PREP法とは、「要点→理由→具体例→要点」の順で伝えるのが有効であるとする手法です。ESだけではなく、面接でも「PREP法」を意識して話すといいでしょう。将来、仕事のメールやプレゼンなど様々なビジネスシーンで応用できます。
今のうちにマスターしておきましょう。
Point:結論
まず最初に結論や要点を述べます。ここでは詳細に書くのではなく、端的に書くことが重要です。
Reason:理由
最初に述べた結論の根拠となる理由を書きます。ここでは論理性が重要であり、AならばBといった因果関係を意識し、論理の飛躍がないようにすることが大切です。
Example:具体例
理由を裏付ける具体例を用いて、より詳しく説明します。抽象的に表現するのではなく、数字や事実を挙げた具体例を意識し説得力を持たせましょう。
Point:結論
まとめ
今回は初心者の方向けにESの書き方を述べてきました。まずは、これらを参考にしながらESを書いてみましょう。何度か書いていくうちに、オリジナリティのあるESを書けるようになっていくでしょう。
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