2023.04.11
【長く働きたい若者必見!】人生100年時代のキャリア戦略
みなさんは、人生100年時代という言葉を聞いたことがありますか?
これは、平均寿命が100歳に近づくという未来を指す言葉です。
実は、2007年に日本で生まれた子供の半数は107歳より長く生きると推計されています。あなたもその一人かもしれません。
では、人生100年時代において、あなたのキャリアはどうなるでしょうか?
今までのように、学校で勉強して、会社に就職し、定年まで働いてから余生を過ごすというパターンではなくなる可能性が高いです。
なぜなら、テクノロジーの進化や社会の変化によって、今までやってきた仕事がなくなったり、新しい仕事が増えたりするからです。
例えば、AIやロボットが人間の仕事を代替したり、インターネットやSNSがコミュニケーションやビジネスの形態を変えたりしています。
そうした環境の中で、あなたは自分のキャリアをどう築いていくべきでしょうか?
今回は、人生100年時代のキャリアについて考える上で大学生のうちから意識すべきことを紹介します!
目 次
「or」ではなく「and」
まず、人生100年時代のキャリアは、「or」ではなく「and」だということです。
どういうことかと言うと、「or」は「選ぶ」という意味で、「A社に行くかB社に行くか」というように、一つの選択肢に絞ることを意味します。これは、これまでの日本のキャリア形成の典型的なパターンです。
しかし、「and」は「重ねる」という意味で、「A社に行ったあとB社に行く」というように、複数の選択肢を経験することを意味します。これは、人生100年時代のキャリア形成の新しいパターンです。
「and」のメリット
「or」ではなく「and」にするメリットは何でしょうか?
それは、自分の可能性を広げることができるということです。一つの仕事や会社に固執すると、自分のスキルや知識が偏ってしまったり、飽きてしまったりする危険性があります。しかし、「and」にすると、自分の興味や適性に合わせて様々な仕事や会社を経験することができます。そうすると、自分の強みや弱みを知ったり、新しい発見や学びがあったりすることでしょう。
もちろん、「and」にすることは簡単ではありません。
自分で積極的に学ぶことが必要です。自分のキャリアを主体的にデザインするためには、自分がどうなりたいか、どういう仕事がしたいか、そのためにはどんなスキルや知識が必要かということを常に考えて、自分で学びの機会を探していくことが大切です。
学校や会社だけに頼らず、オンラインやオフラインで様々な人や情報に触れて、自分の視野を広げていくことが求められます。
「Identity」と「adaptability」
次に、人生100年時代のキャリアについて考える上で大切なことは、「Identity」と「adaptability」だということです。「Identity」とは「自分らしくある」ということで、自分の価値観や目標や夢などを明確に持って、それに沿って行動することを意味します。「adaptability」は「変化に適応する」ということで、自分の周りの環境や状況に柔軟に対応して、自分のキャリアを修正したり、新しいチャレンジをしたりすることを意味します。
2の要素を持ち合わせる
この2つの言葉は相反するように見えるかもしれませんが、実は両立させることが重要です。
「Identity」を持つことで、自分のキャリアに方向性や意味付けを与えることができます。しかし、それだけでは固執してしまったり、現実から乖離してしまったりする危険性があります。そこで、「adaptability」を持つことで、自分のスタイルを見直したり、更新したりすることができます。また、変化に適応できることで、自分のキャリアに柔軟性や創造性を与えることができます。
ですが、それだけでも迷走してしまったり、目的を見失ってしまったりする危険性があります。そのため、「Identity」を持つことにより、自分のキャリアに一貫性や説得力を与えることができます。
このように「Identity」と「adaptability」は相互補完的な関係にあるのです。
このバランスを保ちながら、自分のキャリアを育てていくことが人生100年時代において必要です。
まとめ
人生100年時代は、これまでのキャリア形成の常識が通用しなくなる時代です。
しかし、それは逆に言えば、自分の可能性や選択肢が増える時代でもあります。そのためには、「or」ではなく「and」にすること、「Identity」と「adaptability」を持つことが大切です。
あなたもこれらのポイントを大学生のうちから意識して、自分らしく変化に適応するキャリアを考えてみませんか?
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