2021.06.23
「ガクチカがない」と言わないための対処法
この時期になると、ガクチカがなく、焦る就活生が多くいます。就活生の皆さんは、これといったガクチカがなく、悩んだことはありませんか?アルバイトでのリーダーや長期インターンシップの経験があればと悔やんだ方も多いでしょう。しかし、長期インターンシップの参加率は就活生の約3%程です。反対に、優れた経験をしている人の方が少ないのです。
そこで今回は、ガクチカがないと言わないための対処法をご紹介します!
目 次
自己分析のゴールとは
例年見る就活生は、自己分析からスタートします。しかし、何から始め、どこまでできれば正解なのかが分からず「とりあえず自己分析の本を買って進めたらいいか!」ととりあえず本屋さんに行く人がほとんどです。そんな私も自己分析の方法が分からず、私も有名な自己分析に特化した本を購入しました。
そもそも就活をする上で、なぜ自己分析が必要なのか?その理由は2つあります。
1つ目は、自己分析を怠ってしまうと、この先何十年も自分と合わない会社で働くことになるからです。あなたは自分と合わない会社に我慢して40年も働きますか?転職が普通になった今では、40年働かなくとも、自分と合わない会社に働き続けることは厳しいでしょう。そのために、自己分析を行う必要があります。
2つ目は、自分が行きたい会社の面接時に必要です。よく就活は企業とのマッチングと言われますが、自分が企業と合うことを示すためにも自己分析は必要になります。
そのため自己分析は必須となってきますが、明確なゴールは存在しません。では、どのようにしたら良いのでしょうか?
ゴールまでの道のり
では、長期インターンシップがあなたのガクチカとしましょう。面接で見られているのは、自分が辛い時にとった行動とその解消方法です。これは、将来自分が企業で働く時の行動指針となります。また企業によく見られる点でもあります。
この場合、アルバイトよりも長期インターンシップの方が、経験を企業でも活かすことができ、この状況下で、自分が取った行動や掲げていたものが、自分だけでなく、面接官もイメージがしやすいのです。また、経験だけで他の就活生との差別化を図ることもできます。しかし、どのようなエピソードにおいても目的は必要です。そのため、長期インターンシップの場合、数字の要素をエピソードに盛り込むことで、具体的にアピールすることができます。
また、そのような状況で取った行動があなたの強みになっています。強みとは「今後周りに示す・期待してほしいもの」です。強みは自分を表す1つでもありますし、強みが機能していないなんてあってはいけません。
ガクチカの書き方あるある
長期インターンシップやアルバイト・部活動でのリーダー経験、こんな突出した経験なんかしておらず不安になる方も多いでしょう。そもそもガクチカにそんな経験は必要ではありません。あなたが学生時代に頑張ったことは、はっきり言ってなんでもいいんです。
確かに、インターンやサークルの会長を経験していれば、1つの強みになるかもしれません。しかし、いざ面接となれば、あなたがその経験で何を頑張り、学んだのか質問されます。
少し考えてみてください。サークルの会長は本当にあなたの強みと言えるでしょうか?インターンを経験したのは、単なる強みを探す場所にしかすぎません。インターンをやっていれば就活に有利なんて誰かが決めたわけではありませんよね?そこで本当に重要となってくるのが、その場で自分だからこその強みを「エピソード調で話せる・見つける」ことです。インターンをやっていたからでは、面接官をもちろん落とせません。
つまり、その経験の中で自分の取った行動をエピソード調に話すことができれば、自己分析は完璧なんです。ESでも同じです。ガクチカを書く際も、あなたの取った行動をエピソード調に書くことが必要になってきます。
詳しいESの書き方はこちら
就活がうまくいかない。を防ぐために
就活生の皆さんが、今から新しい経験をすることは現状難しいかもしれません。そんな中で大学1・2回生の皆さんはまだ時間がありますよね。ガクチカのために特別な経験が必要と思っているかもしれませんが、その経験が活きてくるのは、社会に出た後です。強みを掲げながら、働くことなんてありません。その理由は強みがあなたの無意識に出る感情だからです。無意識に強みを発揮できていれば正解です。
ガクチカのために強みを意識的に行動することができるのは、大学生活が最後です。その時間を無駄にすることは勿体無いですよね。友達と全力で遊んだり、留学に行ったり、サークルやインターンシップに参加するなど選択肢は沢山あります。行動に移さずこのまま過ごすのは、将来後悔するかもしれません。「考えて悩んで終わり」は大学生のあるあるです。皆さんは就活生になって後悔したくないと思います。何か行動した後も自分の行動指針にしっかり責任を持ちましょう。合わなかったら辞めればいい訳ではありません。その辞める理由にもしっかり理由と責任を持ちましょう。その行動をしていればあなたの将来に役立ち、後悔することは少なくなります。
面接官は、なぜ大手に行きたいのか?なぜ結果を出す仕事がしたいのか?なぜあなたはそう思うのか?など、多くの疑問を投げてきます。後悔する前に行動へと移しましょう。
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