大学生キャリア

2021.06.25

親が敷いてくれたレールを生きるのに疲れたギャルの就活攻略法

親が敷いてくれたレールを生きるのに疲れたギャルの就活攻略法
皆さんこんにちは!ライター高本です!

実は私ギャルなのに、21歳を迎えた今でも、門限が23時の厳しい家で育ちました。

そして今まで小学校受験、中学受験、大学受験、の3度受験を経験し、小学校から大学までずっと私立の学校に通っていますが、その3回とも全て両親の意志によるものでした。

俗に言う「親にレールを敷かれた人生」を歩み、就活を見据え出した今も「あなたは絶対、大手企業に就職しなさい」と言われています。

私は大手企業とベンチャー企業のどっちを志望するかなんてまだ決めてないのに…

皆さんの中にも、今まで親が敷いたレール通りの人生を歩んできて、なんとなく今後も親の言う通りにするしかないと感じている人はいると思います。

しかし、誰がなんと言おうと一度きりの人生です!
自分のことは自分で決めて、納得した人生を送りたいと思いませんか?

親が敷いてくれたレール

「親にレールを敷かれた人生」と聞くと一見悪い印象に感じるかもしれませんが、実は良いこともあります。

それは、自分から望まずとも良い教育を受けられることです。

私の場合は4歳から18歳まで塾に通わせてもらい、ピアノやお習字、体操教室など他にも沢山の習い事をさせてもらいました。しかし、その中で自分から「やりたい」と言ったものはありませんでした。

それでも、与えられたものは最後までやり抜き、なにかと楽しんでいました。その結果、幼い頃から知性が磨かれたり運動神経が鍛えられたりしました。

当然のことですが、私立の学校に通いながら塾や習い事をすると、莫大なお金がかかります。小学校から大学まで私立に通うと、学費だけで2000万円を超えるそうです。

出典:文部科学省「平成30年度 子供の学習費調査」、日本政策金融公庫「令和元年度 教育費負担の実態調査結果」より監修者作成

 

それに加えて、塾や習い事のお金が沢山かかっていたと思うと、両親に感謝しなくてはいけないと改めて感じます。そのため「親の敷いたレール」より「親が敷いてくれたレール」と言う方が近いのかもしれません。

親ゴコロ

親の立場になって考えると、レールを敷くのは「我が子の幸せのため」であることがほとんどです。

家系が大手企業出身者ばかりの人であれば、大手企業の良さをよく知っているからこそ「我が子にもそうであってほしい」と考えます。

対して、私の家系は大手企業どころか四年制大学出身の人もいません。両親としては「あなたには私達のように苦労して欲しくない、もっと裕福な生活を送ってほしい」らしいのです。

親ゴコロは私達が実際に子どもを持つまで完全には理解できないですが、どの親もわが子の幸せを思って「大手企業に就職してほしい」だから偏差値の高い大学に進学してほしいと言っているのです。

 

 

しかし、本当に「大手企業に就職すること=幸せなこと」なのでしょうか?

そのレールの先に、あなたの叶えたい夢や目標はあるのでしょうか?就職する上で大切にしたいことは、1人ひとりの価値観やこれまでの経験によって異なるはずですし、幸せのカタチも人それぞれです。

それにも関わらず、大手に就職することが幸せに繋がると考えるのは非常にもったいないことです。

親攻略法

では、どのようにすれば親に納得してもらい、自分の就活を進めていけるでしょうか?

1.自分が将来どう働きたいかを伝えてみる

今後就活を見据えて自己分析や企業研究をしていくなかで、就活の軸やどんな企業でどのように働き、ゆくゆくはどんな大人になりたいかを言語化する必要があります。

なんとなく「〜だから」と伝えるのではなく、自分なりに考えて言語化し、説得力のある伝え方をしましょう。

 

2. 親の考えを聞いてみる

まずは親が抱いている就活の価値観を知ることが重要です。親世代の就活がどんなものであったか、就職してから今までどんな苦労があったのか、それゆえに我が子にはどんな会社に就職してほしいのかなどを聞いてみましょう。

今まで気にしたこともなかった点に触れられたり、就活の判断材料になったりします。

 

3. 親の助言を見極める

親の前提を知った上でしっかり自分の考えを伝えても、意見が対立してしまうことがあると思います。対立が続くと、なぜ理解してもらえないのだろうかと気持ちが病んでしまいますよね。

しかし、親は子どものことを考えて発言してくれるわけですが、時代が違うと就活も違ってくるため、1つのアドバイスとして意見を聞きましょう。あくまで、自分の未来のために就活するのですから、何が自分のために必要なのか、情報の見極めを行いましょう。

 

以上3点を挙げましたが、対話をすることによってお互いの価値観や意見を知ることができ、新たな発見があるので、何度も対話をする機会を作るべきです。

 

 

最後に、自分の人生を決めるのは紛れもなく自分です。自分の幸せは自分で掴むのです。

そして、子どもが幸せな人生を歩むことは親にとってとても嬉しいことですし、両親にここまで育ててくれた恩返しをするためにも、悔いのない選択をしましょう!

皆さんが「親に言われたから大手」と決めるのではなく、「自分が決めたこの会社」に進んでいけますように!

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