2021.04.15
【ドンタコス、コンビ解散の危機?】大手志向vsベンチャー志向
現在首位をひた走るドンタコスですが、普段は超絶仲良しこよしで働いているのですが、お互いに譲れない事が1つだけ見つかったんです。
“互いに譲れない事”が多くの学生にとって共感できるものだと感じたため、今回、思い切って記事にすることで、決着をつけることにしました!
目 次
左が須藤、右が松本、2人合わせてどどどんたこす
<概要説明>
僕たちドンタコスは絶賛就活生なのですが、僕の相方“ライター須藤”は、近年稀に見るほどの典型的大手志向の人間です。以前、どんな企業に勤めたいかと話し合った際、曖昧な理由を並べながら「やっぱり大手だよね!」と豪語していました。
思い出しただけで、ハテナが湧き出てくる。全く理解が出来ないので、今回須藤の“なんとなく”を全て捻り潰すことにしました!方法はいたってシンプル「質問を掘り下げ、論破する」です。
それでは僕らの戦いをご覧下さい!!
大手志向の家庭に生まれた須藤 万能ワード「安定」を振り回す
松本:なんで大手に行きたいの?
須藤:安定してるしね、一定の収入はあると思う。
松本:なんでわかるの?
須藤:お父さんがずっとそう言ってるし、事実、私が今大学に行けてるのもお父さんが働いてくれているおかげだし!
松本:そもそも安定とは?
須藤:お金や福利厚生、ワークライフバランスの担保とかじゃない?
松本:それならベンチャー企業でも全然担保できるよ!その3点が“安定”の要素なら、大手だけに“安定”があるとは言い難い
須藤:うーん、まぁ確かにそうだけど…。
周りにもこういう考えの就活生って案外多くないですか?それもそのはず!マイナビさんのデータによると、2021年卒では55.1%の就活生が大手企業を志望していることが判明しました。関東、関西の国公立では大手志向の就活生が7割を超えるなど「大企業病」が蔓延しているのが事実です。
そもそも日本企業の99.7%は中小企業なのに、多くの人が大企業を受けるのはリスキーじゃないですか?彼女は何をもって“安定”といってるのかよくわかりません。
極上のバイアス「楽しく働けてキラキラしてるもん」
松本:なんでベンチャー企業は嫌なの?
須藤:残業も多いし、雑務もあってブラックそう。
松本:大手はそれがないってこと?
須藤:多少はあっても制度がしっかりしている分、限度はあると思う。
松本:何を根拠に?
須藤:説明会とか見てても楽しく働いてるし、大手の人って全員キラキラしてるよ。
松本:企業名に乗っかってるだけだよね、それ。
須藤:別にそんなことないし。
松本:企業名隠して話している人、大手かベンチャーか見分けつくの?
須藤:それは、、、
出ました、脳死で大手=輝いてる・かっこいいと思ってるタイプですね~いるいる。まあ、他にも言い分があるでしょうし、聞いてあげましょう。
就職で海外に行きたい人多すぎる件。
須藤:てか大手やったら海外で働けるし!
松本:なんで海外で働きたいの?
須藤:私さ、半年間留学してやっぱり世界を見た方が楽しいと感じたんよ。成長できるし。
松本:海外に行かないと成長できないの?
須藤:そういうわけではないけど、海外で働いてみたいなって。
松本:それもなんとなくね。
須藤:うっ、、、
彼女と同じように、痛い所を突かれたあなた。またまたマイナビさんの調査によると「仕事内容にかかわらず海外で勤務したい」と回答した学生の68.2%が大手企業志向の学生でした。
海外志向は良いことですが、海外じゃないといけない理由を明確に持っている人はやっぱり少ないんですね。もうただ海外に行きたいだけなら旅行でいいじゃん。
論破大成功!
皆さんいかがでしたか?須藤の大手に行きたい理由がいかに曖昧か、お分りいただけたでしょうか?
「大手が正解」「ベンチャーが正解」と考えるのは人それぞれですが「かっこいい」「楽しい」は全て幻想的、どこで働こうが全て自分次第なんです。だからこそ“なんとなく”を全て明確にし、言語化しながら向き合って行くことが大切です。
須藤と違って、僕は真剣に向き合って言語化しました。結果、やっぱりベンチャー企業で自分を磨く方が自分の人生にワクワクできると考えがまとまりました。僕もまだまだ就職活動真っ最中ですが、みなさんはぜひ、この論破対決から少しでも学び取って、自分の就職先をしっかり選んでもらえればと思います。
しかし、ライター松本はこの時はまだ知らなかった。ライター須藤が黙って引き下がる女ではない事を。次回新たな旋風が巻き起こる。
続く→
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