大学生キャリア

2021.03.24

【社会人インタビュー】企業は何も教えてくれない!?金融マンが語る真実とは

【社会人インタビュー】企業は何も教えてくれない!?金融マンが語る真実とは
みなさんこんにちは!
関西学院大学2年生のライター中村です!

長期インターンの経験有無が1度は頭に過ぎりますよね、実際のところはどうなのか!?

大事な大学生活を捧げるほどの価値があるのか!?

 

その答えを知るために!

学生時代に長期インターンを経験し、5大銀行グループで活躍中の山田さんにインタビューを行いました!
※5大銀行とは(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友トラスト)出典:日本経済新聞社より

 

長期インターンで役立ったこと

中村長期インターン経験者の山田さんと、未経験者には、どのような差があると感じていますか?

山田:最初は「質より量」が大切だと理解しているかです!長期インターンは初めての経験ばかりで消極的になりがちです。業務ボリュームを減少させる人もいましたが、大学生活では積極的に多くの経験を積み、社会で活躍したい!と、沢山の仕事を買って出ました!具体的には常勤の社員さんと同等量です。

中村社会人とほとんど同じですね!(驚)

山田:また、量をこなした上で、相手はどう思っているのかと他者を想定した上で業務改善していくと、自然にレベルアップできます!

中村:量をこなしているから、考える回数と実践するタイミングが増加するメカニズム!すごい!

山田:自然と「考える癖」がつきました!特に今も実感出来ていて、法人営業の所属ですが、テレアポや飛び込みの量は意識して多くし、どうしたら結果を出せるのか考えました。その結果、2019年後期と2020年前期でトップ成績を叩き出しました!

中村:おー!長期インターンでの経験が転用されていますね!

 

 

会社は営業を教えてくれない

中村長期インターンでは営業を経験することができますが、正直…社会に出てからでもいいんじゃないでしょうか?

山田:会社では営業を教えてくれません!!厳密に言うと、体系だったスキルを教えることは限界があります。意外に業務スキルは個人の性質によるところも大きいので、いかに自分毎に活かした業務ができるかが重要です。ゆえに、ほとんどの研修はOJT(現任訓練)を通じた現場主義なんですが、失敗の中から体得していくイメージです。

中村え!?じゃあかなり辛い面がありますし、迷子になりそうですね。山田さんなりの取り組みはなんだったのですか?

山田:上司に聞いたり、本を読んだりですね… 営業というものを「こうして~ああして~」と手取り足取り教えてもらえることはありません。我流ですよ、我流。笑

中村ほとんどの新卒は営業未経験なのに、社会に出ていきなりできる気がしません…

山田:未経験事、やり方がわからないことは、もちろんできません。でも、社会ではできない状態が続くと上司に怒られてしまいます。そうすると、萎縮し、消極的になり、さらに結果が出ない悪循環に陥っている人がいます。

中村:どうしよう! 好循環はないんでしょうか…!

山田:社会人になって実感したんですが、学生時代に参加した長期インターンシップは「営業を言語化し、自分事に落とし込める」場所でした。どうしたら結果が残せるのかを話し合ったり、積極的に相談ができる環境でした。また、失敗しても怒られず、なぜできなかったのか、どうしたらできるのか、関係者全員に前提として教育する意識がありましたし、自ら試行錯誤ができました。

中村:長期インターンでは、余計なストレスがなく営業を体感できる場なんですね。

山田:ただ授業のように教えてくれるわけではなく、自分の経験を通して学んでいくことができたと思います。経験があること、やり方がわかることは、物怖じせず取りくめて、スタートダッシュを切ることができる!そうして、結果を残せれば、褒められたり、チャンスのある仕事に選抜されます。すると、好循環から「やったろう!」と貪欲に仕事と向きあえました!

中村:私も、好循環希望です!

 

 

選ばれるではなく、選んでいく就活のやり方を

中村:今後、ご自身のキャリアについてどのように考えていますか?

山田:今以上のスキルを身につけて、自分の選択肢を増やしたいと考えています。実績が出るまでは、自分に対するニーズに手応えはありませんでしたが、出てからの社内はもちろん、友人も他社・他業界でも評価頂く場面が増えてきて、最近ではキャリアアップも選ばれる立場ではなく、少しずつ自分が選べる立場になってきました!

中村:就職したから「終わり」ではなく、さらなるスキルアップを目指しているんですね!

山田:営業×マーケティング、プログラミング×データ解析といったかけ算方式でスキルアップを図りたいです!

 

 

中村:最後に、長期インターンに参加する学生へメッセージをお願いします!

昨今の長期インターンシップ参加者には積極的な人が多いので、上手く行かないときはしんどいと思います。でも、同じ環境で仕事をしていると自分にも積極性が感化されます。社会人になって、自身が参加していた長期インターンシップの環境を飛び出て初めて気づきました。たとえ、今辛くても社会人では同僚よりも頭1つ2つ出ることを信じて頑張ってください!いい仕事が舞い込んでくるし、称賛もされます!

環境は当たり前じゃないので、感謝しつつ、最大限に活かしてください!そして、自分のキャリアに繋げ、結果で恩返ししましょう!

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