大学生キャリア

2022.08.01

【悲報】大学は人生の夏休み?真っ赤な嘘です!

【悲報】大学は人生の夏休み?真っ赤な嘘です!
こんにちは、ゼロメディア編集部です!

「大学は人生の夏休み」

誰しもが一度は耳にしたことがある言葉だと思います。

サークル友達と楽しい飲み会、学部の友達とカフェ巡り、長期間の海外留学など、時間がある大学生だからこそ、できることがたくさんあります。

充実した毎日を過ごせる大学生活。しかし、そんな夢のような日々はいつまでも続きません。大学卒業後には、社会に出なければならないのです。

時代が目まぐるしく変化する中、大学生に求められるものも変わってきています。
果たして現代において、大学は人生の夏休みと言えるのでしょうか?

社会動向の現実

大学生活は人生の夏休みと言われるほど多くの時間があり、たくさんの楽しみで溢れています。もちろん、サークルやアルバイトの仲間と大学生活を楽しむのは素晴らしいことです。かけがえのない一生の友人関係を築ける期間でもあります。

しかし、社会の流れをみると、過去の学生とは違う『現代の学生に求められている、やらなければならないこと』が見えてきます。

終身雇用の崩壊

突然ですが、皆さんは日本一の企業はどこかわかりますか?

日本で一番、時価総額が高い企業はトヨタ自動車です。トヨタ自動車の豊田章男社長は2019年「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言しました。日本一の大企業による終身雇用の崩壊宣言は業界に激震が走りました。また、PanasonicやLIXILなどその他の大企業も定年まで雇うのが厳しい為、数千人単位で早期退職・希望退職を募集しています。

出典:日経ビジネス

上記の流れもあり、従来の終身雇用を前提とした『年功序列のメンバーシップ型雇用』から、即戦力であり個人のスキルを重視した『ジョブ型雇用』に移り変わっています。
パーソル総合研究所の調査によると、ジョブ型人事制度の企業割合は18%であり、39.6%の企業が導入検討をしていることが判明しました。

出典:パーソル総合研究所

つまり、約半数の企業がジョブ型雇用を採用する可能性があり、個人のスキルが求められる時代になっています。この傾向は新卒採用にも影響すると考えられ、大学時代から『いかに市場価値を高められるか』が重要になってくると予測されています。

新卒入社におけるミスマッチ

厚生労働省は令和2年度における大学生の新卒入社後3年の離職率は31.2%であると発表しました。

つまり、約3人に1人が3年以内に離職するのです。離職の理由第一として、「自身の希望と業務内容のミスマッチ(37.9%)」が原因であることが、adeccoの調査により判明しています。自分自身のやりたい事に仕事が結びつかない事、そもそも自分自身のやりたい事が見つからず、現状の仕事に違和感を感じてしまう事が理由で辞めてしまうのです。

出典:adecco group

そのため、大学生時代から社会経験を積み、どの仕事・業界・職種が自分にマッチしているかを確認する必要があります。

大学生のうちにやるべきこと

それでは、上記のような個人のスキルを身に付け、就職する判断材料である社会経験を積むにはどうしたら良いのでしょうか。

最も有効な手段として長期インターンシップがあります。

長期インターンシップとは、3か月以上社会人同様に会社で働くことを指します。無給のものもありますが、基本的に有給であることが多いです。

そんな長期インターンシップのメリットを解説していきましょう!

長期インターンシップのメリット4選

業種・職種理解ができる

実際に企業で働くことで、業種や職種の理解ができます。働く中で自分にとってその企業・業界が合うかどうかを確認することができ、新卒入社後の企業とのミスマッチを防ぐことが可能になります。
また、就活の面接において、その経験を元にした志望動機などは圧倒的に説得力を持たせることができるでしょう。

ビジネススキルを習得できる

社会人同様に、仕事をする中で得られるスキルは沢山あります。職場の人やお客様とのコミュニケーション力・社会人としての基礎的な振舞いやモラルであるビジネスマナー。営業力・マーケティング力・ライティング力・企画力など、就職先の職種や業種によって得られる知識や技能は違いますが、専門スキルを身に付けることができます。

給料が発生する

多くの長期型インターンシップでは給料が発生します。時給制の会社もありますが、成果報酬制の会社もあります。学生時代から月に20~30万以上稼ぐ学生もいます。また、アルバイトとは違い、仕事として給料を貰っているからこそ責任感が生まれ、仕事の取り組み方への意識が変わります。

レベルの高い人材と人脈を築ける

長期インターンシップに参加している学生は優秀な学生である確率が高いです。将来のことを考えて行動している学生が多く、刺激をもらえることで仲間で高め合うことができます。また、就活は情報戦の為、情報を交換し合うことで就活を有利に進められるでしょう。そして社会人と接する中で、自分の目標となる人を見つけることができ、理想の社会人像も描くことができます。

結論

いかがでしたか。結論として「大学は人生の準備期間」と言っていいでしょう。社会人は人生の大部分を占めます。社会に出る前の大学生活で、自分自身の理想像を定めるために長期インターンシップで社会経験を積み、社会から求められるスキルを習得しましょう。

もちろん、遊ぶことで得られる経験もある思います。しかし、社会に出る前の最後の期間として、後悔のないように過ごしてください。素晴らしい大学生活を送ることが出来れば、あなたの人生もさらに充実することでしょう。

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