大学生キャリア

2021.10.13

もう不幸なんて言わせない!不幸思考脱却の鍵!

もう不幸なんて言わせない!不幸思考脱却の鍵!
皆さん、こんにちは!ゼロメディア編集部です!


今回は我々の努力過程に蔓延る“不幸思考”からの脱却に挑戦するため、原因や異なる捉え方を考えてみました!

1つの事象に対する捉え方の違い

あなたの周りには、失敗してひどく落ち込む人もいれば、驚くほどの回復スピードで翌日には、もう切り替えている人もいませんか?

 

さて、自分に矢印を向けてみれば、あなた自身はどうでしょう?

壁にぶつかった時、その事象をどう捉え、どう次のアクションへ足を運んでいるか改めて振り返ってみると、必ずと言っていいほど

 

「今回は〇〇だったしな…」

「本当にいつもついてないな」

 

と同じ言い訳思考パターンに陥ってはいないでしょうか。

この記事では、この思考を”不幸思考”と呼びます。

 

“不幸思考”を脱却し、失敗に意味を見出し、前進していくポジティブ思考に転換する方法を考察していきます。

失敗に対して、目を背けたくなることは誰にでもあるはずです。しかし、どう捉えるかでその先のアクションが大きく変わってくるのです。

 

次の行動までにかかるスピード

物事に対する捉え方は、次の行動に大きく影響を与えます。目の前の結果だけに一喜一憂し、運が悪かったとひどく落ち込んでしまっていては、立ち直るまでに時間がかかってしまいます。

一方で、失敗に終わったその瞬間から、自分の中に原因を探り、成長の糧として次に活かすという思考を持つことができれば、次の行動まで間が空くことはないため、捉え方1つで次の行動が繰り出されるまでの時間に差が出ると言えます。

 

“失敗”に対する耐性

失敗が起こる度に「今回はたまたま〇〇だったから」と環境に原因を押し付けてしまっては、失敗に対する耐性を身につけるのは困難です。

その場を自分以外の要因にすり替えてやり過ごしてしまうため、失敗した事実だけで終わってしまいます。

 

しかし、失敗の原因を自分の中で探り、何を改善すべきかにまっすぐ向き合えば

 

「この失敗で〇〇に気づけた」

「この失敗から自分自身に〇〇が足りないと理解できた」

 

とプラスの要素を抽出することができます。

これを継続できれば、失敗への認識が変わります。

今まで自分自身が抱える失敗の原因に、目を向けることを避けていたはずが、全てが自分起点へと変化します。

 

「どのような環境要因があったにせよ、この結果を招いたのは自分自身」といった自責を持つようになります。

これによって、失敗をただネガティブな結果として受け取るのではなく、次の成長ステップのヒントとして捉えることができます。

 

自分なりの努力の方向性理解

さて、3つ目は極めて重要な事柄です。

目先の結果だけに一喜一憂せず、自分の中に原因を探ることで次の成長ステップへ即座に行動することができれば、かなりセルフコントロールの高い人材であると言えます。

 

しかし「失敗は自分自身に原因があるからこそ、次なる成長の糧になる」と信じるこのポジティブ思考が与えてくれる恩恵は、これだけではありません。

自分自身が持つ失敗要因に目を向け、アクションを続けていけば「自分なりの努力の方向性」が見えてくるのです。

例えば「イチローになりたい!」と願う野球少年がいたとしましょう。

もし、その少年がイチロー選手の行ってきた過程を全く同じように踏んだとして、果たしてイチロー選手になれるでしょうか?

 

それは極めて難しいでしょう。

 

人それぞれに性格やスキルが違うため、その人に適した努力方法が異なることは当たり前だからです。

目の前に壁が立ちはだかった時、それを必死で登る人もいれば、自分だけの迂回ルートを知っている人もいるのです。

 

自分自身を根本から理解し、実践に移すことで、いくつもの壁を克服していけるのは、自分の中に原因を探り続けた人だけです。

 

不幸思考の正体は“不幸”を装っているだけ

そもそも、なぜ人は失敗の原因を自分以外の環境に押し付けたくなるのでしょうか。

それは失敗を失敗としてしか捉えられないからです。

 

特に、私たち日本人は、義務教育の中で同質性を求められる教育を受けて育ってきているため「人と異なる言動」に強い拒否反応を持っています。

しかし、これを理解した上で、その拒否反応によって極端に自分自身に目を向けるのを避けていると考えることもできます。

いわば、自分を不幸だと決めつけることで他と異なる失敗に向き合うことを避け、自分を守っているのです。

 

それを良しとするか、しないかは個人の判断ですが、先述した3つの差異が生まれるのは事実です。

確かに、失敗は気持ちの良いものではありません。突き落とされたような気持ちになって悲しみにくれることもあります。

しかし、それを環境や自分以外の人が原因であるとした瞬間、次なる成長ステージへの1歩を先延ばしにしているのです。

 

 

 

思考を変えれば行動が変わる、行動を変えれば結果が変わる

ここまで不幸思考の原因を探り、自分自身に矢印を向けて行動していけば成長スピードは自ずと上がることを話してきました。

 

失敗やネガティブな場面に遭遇した時、捉え方を変えれば、そこに生まれる思考が変わります。

思考が変われば、その先に生まれる行動が変わります。

そしてもちろん、行動が変われば結果も変わってくるでしょう。

 

失敗をただネガティブな事象と表面的に捉えてしまうことは、より良い自分へのアップデート機会を無視しているのと同じです。

失敗や困難に立ち向かう時こそ、次のステップへのヒントだと、思い切って自分自身に矢印を向けてみましょう。

失敗こそ真のチャンスなのです。

 

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