2021.08.25
嘘だけで、就活の面接受けてみた!!
突然ですが、皆さん!
「面接の内容は盛れ」
この言葉を耳にしたことはありませんか?
面接官に「第一志望ですか?」と聞かれたけど、滑り止めの気持ちで受けていた時、あなたならどう答えますか?
今回は僕が身をもって、どの範囲なら話を盛ってもバレないのか、全て架空の話でも乗り切れるのか検証してきました!!
どこが建前なのか、皆さんも面接官になったつもりでご覧ください!
目 次
就活生:廣瀬奨哉 面接官:下辻佑太
*コンサルティング企業の面接です。実際の面接の流れや内容とは異なるのでご注意ください。
建前度50%の面接
廣瀬:初めまして!〇〇大学の廣瀬です。本日はよろしくお願いいたします。
―よろしくお願いします。まず初めに、学生時代自らが行った問題解決について教えてください。
廣瀬:私は学生時代、体重が105キロもあり、とても悩んでいました。なぜこんなにも太ってしまったのか、まずは2つの仮説を立てました。1つ目は外出する機会が減り、運動量が以前と比べて少なくなってしまったこと。
2つ目は食事の量が増えてしまったこと。
そこで仮説を基に分析し、目標を立てることにしました。1つ目は、意識的に動く量を増やし、基礎代謝を挙げること。2つ目は、今まで食べていた間食を減らし、朝昼晩の食事に関しては、それぞれのカロリーを調べ、計算しながら食べることです。
3か月間行ってみた結果、105キロもあった体重を60キロまで下げることができました!
私は何か問題が起こった際、なぜこの問題が起きているのかを考え、仮説や分析を行います。
やみくもに行動するのではなく、考えてから行動することにより、根拠のある内容で取り組むことができています!
―ありがとうございます(数字少し盛ってる気がするな…)
よくあるガクチカの嘘
-では次に、学生時代に頑張ったことを教えてください。
廣瀬:はい!学生時代に頑張ったことは、アルバイトリーダーとして顧客づくりに取り組んだことです。
開業して間もなかったため、リピーターを増やすことでこれからの店の売り上げに貢献できるのではと考えました。
そこで私は、率先して年齢層に合わせた接客、所作に注意しました。その結果、他の従業員にも姿勢を広げることができました。勇気を出してとった行動が伝染し、リピーターの獲得につながっています。現在では、フェア商品の売り上げ全国1位を達成するなど、大きく飛躍しています。
―なるほど。実際何人の従業員が廣瀬さんと同じような行動をとったのですか?
廣瀬:7人です。何事もお客様第一優先で考える気持ちが伝染したのかなと考えています!
―今回の事例だけでなく、普段の生活でも他者優先することが多いですか?
廣瀬:あ、えっと、はい!
―(怪しい…)
建前度100%の面接
廣瀬:初めまして!○○大学の廣瀬です。本日はよろしくお願いいたします。
―よろしくお願いします。ではまず初めに、あなたの強みと弱みを教えてください。
廣瀬:はい。私の強みは人見知りをせず、誰とでも深いコミュニケーションをとれることです。逆に弱みは忍耐力です。基本的に短期的に凝縮して行うことが得意だからです。
―これまでの人生で我ながら感心したエピソードがあれば教えてください。
廣瀬:はい!私は大学2年生の時に、存続が怪しかったサークルを救ったことがあります。
―どのくらいの成功を収めたのですか?
廣瀬:存続の危機に陥っていた際は、人数が3人ほどだったのですが、半年間で約200人もの人を増やすことに成功しました!
―実際にあなたが行ったことを教えてください。
廣瀬:えっと、まずは正門前でビラ配りを1日9時間、週7回行っていました。それだけでは足りず、SNSの運用も始めました。使える手段はすべて使い、毎日拡散を行いました。
最初は人数があまり増えなかったですが、努力が結びつき、人数の増加に貢献できました。
―話が抽象的なので、もう少し具体的にお願いします。また、この活動からあなたは何を得ましたか?
廣瀬:(聞かれると思ってなかった…)
はい。具体的には1日に150枚のチラシを配ることを目標にしていました。SNSは、TwitterとInstagramを使い、1日1投稿、制限が来るまでのフォローを毎日行っていました。この活動から得たことは…忍耐力です!
―忍耐力は今の弱みですよね?
廣瀬:そうですね、現在少しでも直せるように改善中です。
―(話が矛盾だらけだな…)
まとめ
いかがでしたか?50%から嘘だとバレかけ、100%になるともう見てもいられなかったですよね。
実際に面接官のうちの70%以上は嘘に気づくと回答しています。
就活で「嘘・盛った話」はアリ?採用担当者300人の本音アンケート
面接で嘘をつくことの最大のリスクは「入社後に噓がばれると解雇される可能性がある」ことです。特に能力面で嘘をついてしまうと入社後のギャップを感じられることが多いです。
嘘をつくのは必ず避け、自分の強みを活かしたエピソードで面接を乗り切りましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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