大学生キャリア

2021.08.03

3年生の夏で就活を辞めた方の就活人生とは?

3年生の夏で就活を辞めた方の就活人生とは?
皆さんこんにちは!ライターの廣瀬です。


8月現在、サマーインターンシップが終わり、秋冬インターンシップの申し込みが始まろうとしていますが、就活生の皆さんはどのように動いているでしょうか?



「まだ遊びたいから何もやっていない方」や「新型コロナウイルス感染症の影響で早めに動いている方」もいるでしょう。


今回は、僕が所属している長期インターンシップを卒業された方にインタビューさせていただきました!

是非、ご覧ください!

外薗大樹(ほかぞの だいき)/大手リゾートホテル会社 入社

 

―外薗さんはいつから就活を始められましたか?

外薗:僕は、3年生の夏から就活を始めて、すぐサマーインターンに行きました!

 

―実際にサマーインターンに行かれてどうでしたか?

外薗:実はサマーインターンに行ってから就活やめたんです(笑)

もともとインターンって実力をつけるために行くイメージだったんです。基本短期のインターンって1dayや3daysでも、短いながらも自分の実力はつくと思っていたんですよね。でも、短期のインターンって自分が思っていたよりも一瞬で、周りと作業してたり、企業の説明聞いたりしてたらすぐ終わってしまうんですよね。

当時は、どこの企業に行きたいとか将来何をしたいのかがなかったので、何も将来像が見えてないのに行くのは違うなと感じたんです。

なので、僕から就活で悩んでる方に伝えるとすれば、そこに行きたい強い気持ちがあるのであれば、そこの短期インターンに行ったらいいと思いますね!

 

―そうなんですね!外薗さんは就活をやめてから10月まで何をしていたんですか?

外薗:OB訪問に行っていましたね。先程も言ったように、将来何をしたいかが明確になかったので、いろんな企業の人や自営業をされている人に、とにかく話を聞きに行って、自分にはどの業界が合っているのかを探していました。その中で、長期インターンシップのお話を頂いて参加したんです!

 

―そうだったんですね!では、長期インターンシップに参加されてからはどうでしたか?

外薗:インターン中、就活は正直全くしてなかったんです(笑)でも、そこでESの書き方とか、就活講座を開いてもらってたので、いつでも始められる状態ではありましたね。

あと、業界に関しては、将来の方向性を決めてただけで、絞ってはいませんでした!

 

―外薗さんにとっての方向性とは、どのようなものでしたか?

外薗:自分の理想とする将来には、お金が必要だったんです。そのためには、自分の力で給料を伸ばしていける企業に入る必要があったんですよね。

その上で第一に業界を選んでいました。主に出てきたのは外資系と人材と不動産でしたね。

 

―そうなんですね!その中で、今の会社を選んだ決め手は何だったんですか?

外薗:実は、業界研究をしていくうちに、外資系と人材は自分に合ってないなと感じたんです。僕は、その人に合っていない商材を売るより、自分で本当にいいなと思ったものを売りたいタイプだったので(笑)

でも、建前なしの本音で、就活に臨んだら見事に落ちましたね。合っていないのが伝わってしまったのかもしれないです(笑)

その中で、偶然、長期インターンシップの同期が受けていたリゾートホテル会社の話を聞いたときに、自分の人生設計と合っているなと感じたんです。「努力して成果が出れば給料が伸びる」まさに自分の理想とする将来像と同じでした。その会社でも本音で話したんですが、結果内定を頂くことができました!

 

―自分の人生設計を決めるのってすごく難しい事じゃないですか?僕も考えてはいるんですけど、なかなか見えてこなくて、、

外薗:それは当たり前だと思います!実際に想像するのは難しいですし、人生設計ってどの業界に行きたいか決めて終わりじゃないんですよ。でも、決して考えることはやめないでほしいです。何も決めていないのに就活始めたら、あまりにも選択肢が多すぎて選べないんですよ。選べないからなんとなく有名な就活サイト見て、大手の会社に決めて、結局、入ってから自分と合ってなかったり、社会人とのギャップを感じて辞めてしまうんです。いわゆる負の連鎖ですね(笑)

将来、どのように働きたいかが見えてなかったり、人生設計が見えていない人は長期インターンシップに行ったりして、社会人と同じ目線に立って働いてみるといいと思います!その人達の価値観が知れる機会って普通に大学生過ごしてたらないからね。

 

 

学生と社会人の違いがなぜ起こるのかについての記事はこちら

 

外薗:さらに言うと、将来何をしたいかが見えていないのであれば、自分がどこに行っても通用する力をつけながら、実際に社会人の方々と「働く」ことを通じて、どういう仕事が自分に合ってるのかを見つけていくことが大事です。確かに就活で話す材料を作るために、行くのは勿体無いかな。

そうすると、徐々に人生設計は見えてくる!

 

―何をしたいかが現状見えていない人が、実際に、社会人の方々と働くことで自分の将来としての方向性を見つけるべきである。その通りだと思います!

最後に、8月から就活を始める上で、今就活生ができることって何だと思いますか?

 

外薗:言っておくけど、長期インターンシップに参加することは強制ではないよ(笑)ただ、行きたい業界を決めただけ、もしくは、働いている自分の想像ができていないのにとりあえず就活を始めるのは違います!

それよりも今は、自分の将来像を具体的に考えることが大事かな。面接の練習したり、ESを書く練習するのも、早いに越したことないからいいけど、ある程度方向性が見えてからやった方がやりやすいと思いますね!

 

大変だけど、がんばれ!!就活生!

 

―貴重なお話、ありがとうございました!


 

皆さん、いかがでしたか?これから就活を始める方は、一旦自分の将来像を考えてみて下さい!

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

こちらの記事も読まれています。

【業界選びの教科書Part1】広告業界って何するところ?

成功した大学生の就活のやり方第二弾~長期インターンシップを通して得られたもの~

【悲報】「大学は人生の夏休み」日本だけ説!? 海外留学で変わった考え方

バリキャリになりたい女子大生がやるべきこととは?