大学生キャリア

2021.08.05

教えて!古田先生!~ガクチカの書き方教えます~

教えて!古田先生!~ガクチカの書き方教えます~
皆さんこんにちは!ライターの古田ショウイです!

夏も真っ盛りで、そろそろ夏休みに差し掛かる頃ですね!

僕は志望していた企業さんから内定をいただいたことで、夏を有意義に過ごせそうです!笑

そんなことはさておき、僕の周りでは、3回生の後輩達が何やら悪戦苦闘しているようです。

理由を聞いてみると「ESのガクチカが上手く書けない」とのことなんです。
確かに、この時期はサマーインターンシップや、早期選考に向けてESを書き始める頃ですね。

理由を聞いてみると、主に2つに分かれていました。1つ目が「ガクチカで何をどうやって書けば良いのか分からない」

2つ目が「ガクチカがない」でした。そこで、就活経験者の僕が上記2点を踏まえつつ、自分なりにガクチカで気を付けていたことをお伝えします!

 

ガクチカとは”学生時代に力を入れたこと”の略称です。

日本人ってなんでも略したがりますよね(笑)ではなぜ、この”ガクチカ”がESや面接で聞かれるのでしょうか??

 

古田 勝一 / 関西大学4年生

 

ガクチカってどう書けばいいの?

僕が考えた結果、2点あります。

1点目は、その人自身の思考方法やモチベーション・社会性を理解するため。

2点目は、その人が身を置いた環境を知るためです。

 

すなわち、1点目は、その企業に合っているかどうかを確認しているのです。というのも、企業は、自身が置かれた環境下で、課題を発掘し、その課題に向けてどう取り組んだかを確認したいのです。

そして、会社においても積極的に取り組んでくれるかどうかがイメージできるのです!

 

2点目は、あなたがどういった経緯でその環境に身を置き、どの程度のレベルで努力をしてきたかによって、その人の頑張れる力が確認できるからです。

この2つに共通する点として、採用者側は企業にて同様の再現性を発揮し「会社に貢献できるのか?」に着目しているのです。

そのため、就活生が悩んでいる「何をどう書けば良いのかわからない」等の悩みは、1度人事目線に立って考えることをお勧めします!

 

よく同じようなガクチカを、色々な企業で使い回していると耳にしますが、あまり良くないことを理解していただけたでしょうか??

どんな子が欲しいかなんて、その企業によって異なるからです。

例えば、自分がゲームでサッカーチームを作ろうと思った際に、各ポジション別の人材が必要になったり、自分が目指すチームカラーによって欲しい人材があるはずです!

同じように企業でも、その企業によってどんな人が欲しいのかは異なるのです。

そのため、適当にESを書いて提出するなんて、採用側の時間も、書いている自分の時間までも勿体ない事は理解できますよね?

よって、本当に行きたい企業を先に選び、その企業を調べ、企業の理念と自分のやってきたことの共通点を書くのが最も理想的なんです!

 

 

ガクチカに書くようなエピソードがない

僕は正直、ガクチカは無くても良いと思っています。

なぜなら、ガクチカは成功した輝かしい経験を披露する場ではなく「置かれた環境において自分がどのように考え、行動したのか?」について率直に表現する場であるからです。

そのため、学業やアルバイト等で、自分が経験したことでも充分なんです!

ただ、やはり新型コロナウイルスの影響もあり、学生時代に注力した活動がなく、どうしても何かを全力で行った経験が欲しい!と考える方と思います。

そんな人に個人的にオススメなのが、学生団体での活動やインターンシップです。それぞれデメリットとメリットに分けて伝えようと思います。

 

まず1つ目が学生団体です。これは、大学生を中心に同じ目的を持って活動する団体を指します。

メリットとして、学生団体は「社会」に向けた活動を行うため、自身にとって成長できる環境です。

ただ、デメリットとして採用側も学生団体への理解が無ければ「学生レベルでの活動を評価していいのか?」などと考えを持ってしまい、採用側の評価が付けづらい点があります。

 

2つ目が興味のある企業等にインターンシップすることです。

インターンシップは、実際に業務を通じて、業務内容や働くことの理解を深めることを目的としています。

メリットとしては、学生だけでは無く、社会人として扱われることが多いため、社会人としてのマナーや、ビジネススキルを向上させることができます。

また、社会人と仕事を行うことで、自身の意識によっては成長できるのです。

ただ、デメリットとして、社会人として扱われるため、拘束時間が長くなることが多いのと、求められる成果が高いためハードです。

 

この2つをお勧めした理由としては、どちらも社会に向けて活動をしていることが多いため、人事への経験や実績自体の評価を得やすいと言えます!

また、業務に対する取り組みをガクチカとして書くため、実際に行った取り組みの再現性を実証しやすいんです!

 

 

いかがだったでしょうか??

 

今回は、ガクチカに対する考え方をお伝えしました!

これから本格的に就活の対策が始まると思いますが、なんとか皆さんのお力になればと思います!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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