【大学生必見！】キャリアに繋がる！海外留学のすすめ

愛知学院大学4年生 / 加部 新（かべ あらた）

海外留学に至った経緯

―まず、加部さんが留学に行こうと思ったきっかけを教えてください！

加部：大学1年生の10月頃、大学内で海外留学の紹介を耳にしたのがきっかけでした。英語に自信があったことや「海外で働く人はかっこいい」と漠然とした海外への憧れを持っていたことから、応募することを決意しました。春休みを使い、1ヶ月間ベトナムへ留学に行きました。

―どんな目的で留学に行ったのですか？

加部：実は、この時の私は海外留学に対し、具体的な目的を持っていませんでした（笑）

「ただ海外に行ってご飯を食べたり、遊んだり、周りの人と仲良く話すことができればいいか！」と安易な考えで留学に行きましたね。しかし、この留学での経験が、後の私の考えや価値観に大きな影響を与えてくれたんです。

留学で得られたこと

多様性への理解

―留学の経験を経て、得られたことを教えて下さい！

加部：まず1つ目は、多様性への理解です。

皆さんは、日本が多様性の理解において他国と比べ、遅れていることをご存じですか？
この背景として、日本が地形的に島国であることや、95%の国民が大和民族のため単一の民族だけで構成されていることが理由として挙げられます。

日本に対し、留学先のベトナムでは多様性への理解が進んでおり、アメリカ人、イギリス人、スペイン人、フィリピン人など多くの国の人がいました。
私が現地にて英語で話しかけると、ほとんどのベトナム人は英語で返事をしてくれました。あらゆる国の人たちが生活する環境では、必然的に異なる国の人と接することになるため、多様性への理解が欠かせないのです。

価値観の違い

―他に得られたことはありますか？

加部：1人ひとりの価値観の違いですね。今まで日本で生活をしていた僕は、全ての物事は『日本の価値観＝世界の常識』の捉え方をしていました。

しかし、それは全くの見当違いだったのです。

当たり前ではありますが、日本での価値観は他国からしてみれば、全くもって異なるものです。言い換えれば、日本で当たり前だと思っていたものは他の国では当たり前ではないのです。日本の価値観でしか物事を捉えられなかった僕は、留学先で出会った人の価値観を知り「そんな考え方もあるのか」と、物事に対する視野が広がりましたね。

キャリアへの影響

―この留学の経験は、加部さんにどのように活きていますか？

加部：現在参加している長期インターンシップの活動に大きな影響を与えています！

―具体的にどんなことに役立っているのですか？

加部：特に営業活動でのコミュニケーションにおいて役立っていると感じます！

私が参加している長期インターンシップでは、営業活動を中心に行っており、私と年齢が大きく離れた人や全く異なった価値観を持った人など、普段の大学生活では関わることが無い方と関わる機会が多いです。

今までは自身の価値観ばかりにベクトルを向けていたのですが、留学での経験を踏まえ、相手の意見を聞く姿勢が身に付きました。
「1人ひとり考えていることは違うし、それぞれの価値観を持っている」前提でコミュニケーションをとるようになったことで、私の主観だけをぶつけるのでなく、お客様の意見と擦り合わせるようになりました。

結果『お客様を理解すること』に努めることができるようになりましたね。当たり前のことですが、改めてその大切さに気付くことができました。

最後に

皆さんいかがでしたか？

海外に行くことは少なからず危険が伴いますし、実際日本から出なくても生きていくことはできます。

しかし、大学生の間に留学に行くことを強くオススメします。なぜなら、留学は物事に対する捉え方、価値観の幅を広げてくれ、皆さんの今後のキャリアに必ず良い影響を与えてくれるからです。

本記事を読んで、少しでも留学に興味を持った人がいてくれると嬉しいです！

コロナで留学を断念した大学生が挑戦した長期インターンシップ