大学生キャリア

2021.12.31

コンサルとは一体!?人気の秘密を徹底解剖!

コンサルとは一体!?人気の秘密を徹底解剖!
皆さん、こんにちは!ゼロメディア編集部です!

「コンサル業界に行きたい!」

多くの学生が口にします。
しかし、目指す明確な理由を答えられる人は少ないです。本当に業務内容を理解して目指している人は、どのくらいの割合でいるのでしょうか。

漠然と憧れるコンサル業界に関して、就職活動を始める前に知っておきましょう!
本記事では、コンサルの特徴や企業が求めている人材を考えていきます。

コンサルとは

コンサルとは、コンサルティングの略です。

また、コンサルタントの語源は “consult”=“相談する” であるため、コンサルタントは具体的な製品を売るのではなく、語源の通り企業の悩みに対して相談を受け、解決する職業です。

例えば、新聞を扱う企業がITやAIを導入する際、経営方針は大きく変わる為、ITやAIに知見がある人材が必要です。しかし、現従業員にはITやAIに知見がある人材はいません。この場合コンサルティング企業に依頼し、会社の問題や相談事を解決してもらいます。そして、コンサルティング企業に対価を支払います。

近年では、相談されることだけでなく、問題解決までアフターサポートするのも仕事となっています。

クライアントがコンサルティング企業に求めることは、一定の期間の中で報酬以上の成果を出すことです。つまり、求められる能力は様々な専門分野であり、高いレベルが求められます。

コンサルが人気な理由

年収

年齢別にみると、コンサルティング企業は、役職によって収入が変化し、1年目~6年目に多い “アナリスト” は500万円~800万円と他業種の平均年収より高い点が人気の要因です。

業種別にみると、国内のコンサルティング企業は500万円~800万円、外資系のコンサルティング企業は1000万円以上、独立すると2000万円以上が相場です。

2020年における日本の平均給与は433万円である為、学生から人気を集めています。

成長産業

大学生は、成長産業に就職したいと考える人が多いです。

では実際にコンサル業界が成長産業であるか見ていきましょう!
例えば、インドやインドネシアなどの新興国に参入する際、新興国と日本の風土、政治的影響、法的影響など全く異なります。そのため、日本にある企業や経営システムを持ち込むことで成功する可能性は低いです。

従って、円滑に新規参入を成功させる点において、コンサル業界は今後も需要が高まります。

他にも、企業の合併や買収が目まぐるしく行われる現代において、ITやAIの技術を導入しビジネスモデルや業務体系の変革が進むことも、コンサルティング業界の需要が高まっている要因の1つです。

求められる人材とは

コンサルティングでは、悩みを解決出来る専門的な知識が必要となります。そのため、コンサル業界ではセカンドキャリアとして専門分野に特化した知識のある人を、中途採用することが多いです。

一方で、新卒採用の場合は、ポテンシャルで採用されることがほとんどです。コンサル業では、正解のない問題に対して会社の様々な構造を理解し、仮説を立てながら進めていくことになります。

その為、俯瞰的に見る力や想定力、論理的思考力を保持している人材が求められます。

コンサルと営業

コンサルは、戦略コンサルや国内コンサル、総合コンサル、人材コンサルなど多岐にわたり、抽象的な言葉です。共通している事は、企業の悩みを相談されることを商品として利益を得ている点です。

多くの学生が、コンサルと営業は異なった業種であると思われていますが、実際のところ同じです。

営業は相手のニーズを製品やサービスで解決することですが、コンサルも相手(企業)のニーズを、製品やサービスだけでなく、自分の頭脳や問題解決力も商品として解決するため、本質的には同じなのです。

まとめ

大学生のみなさん、漠然と想像している「コンサル」について理解できたでしょうか。

現在は、コンサル同士が合併を行い総合コンサルとなっています。総合コンサルでは、入社してから専門分野を学ぶ企業が多いです。

そのため、コンサル業界を目指す方は、残りの学生期間で専門分野を習得するのではなく、営業力などの本質的な能力を学ぶこともひとつの選択肢ではないでしょうか。

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