2021.10.15
劣等感との付き合い方【他人と比べるところ、間違ってない?】
就活で自己分析は必要不可欠ですが、あなたは無意識に自分と他人を比べていませんか?
インターンに沢山参加している友達をみて、焦ってしまったり、劣等感を抱いてしまったりしていませんか?
今回は、そんな劣等感との付き合い方を伝授しちゃいます!
目 次
なぜ劣等感を感じるの?
劣等感を抱きやすいタイプの人間代表 高本紗彩乃(こうもとさやの)
そもそも、劣等感を感じやすい人とはどんな人だと思いますか?
答えは… ①すぐに他人と自分を比べてしまう人 ②自分の弱みばかり着目してしまう人 です。
①すぐに他人と自分を比べる
実は私も劣等感を抱きやすいタイプの人間なのですが、思い返せば、幼い頃から他人と自分を比較する癖がありました。運良く学業成績も運動神経も良かったため、他人と比べることはあっても劣等感を抱く経験はほとんどありませんでした。
しかし、長期インターンシップを始めて、人生で初めての劣等感にぶち当たりました。
「あの人は営業成績が良くて社内でとても注目されているのに、私は営業成績が悪い。きっと組織に必要とされていない…」と考え、劣等感から心が荒み、マイナスの方向に考えすぎる癖がついてしまったんです。
劣等感を感じる時のほとんどは、他人の良い部分や凄い部分を見ては「あの人に比べて私は何をやってもだめだ、これからもずっとだめだろう」と主観で判断してしまう時ですよね。
つまり、劣等感を抱いてしまうと”客観的な視野”を持ちにくくなってしまうのです。
②自分の弱みばかり着目する
劣等感を抱いた時、人は自分の弱みにばかり焦点を当ててしまいがちです。
「自分は〇〇だから」とできなかった自分やダメな自分にフォーカスしては、どうしても思い悩んでしまいます。そして挙げ句の果てには自分の全てが劣っていると感じ、将来に対するモチベーションが無くなってしまいます。
強みも弱みも表裏一体であることを知っていても、その時は忘れてしまっているのです。
劣等感との付き合い方
①も②も完全に無くすことは不可能です。なぜなら、その人の特徴だからです。
では、少し視点を変えて劣等感との付き合い方を考えてみましょう。
①他人にフォーカスする
「どういうこと?」って思った人もいますよね。これでは他人と自分を比べていることに変わりはないと感じると思います。
しかし、異なるのは焦点を当てる先が「自分の弱み」ではなく「相手の良い所」なんです。他人に対して「凄いなあ」と感じた時、今までは「できていない自分」を見ていましたが、これからは相手をよく見てみましょう。
凄さの秘密や過程にフォーカスするのです。
本人に聞いてみるのも良い方法です。そして、参考にできそうな点から「私もやってみよう」と少しずつ見習っていく。人から良いところを吸収して、モチベーションアップに繋げましょう!
②良さに着目する
劣等感を感じやすい人は、自分の強みや良さへの意識が低いです。「自分なんて」と思考することが多く、とても勿体無いですよね。
そもそも強みも弱みもその人の特徴であり、表裏一体です。強みを意識できるようになるため、自分の「良さ」に着目してみてください。
ここで私は皆さんに「自分の良さが見つかる方法」を1つご紹介します!
「今日できたことは何?」と自分に問いかけるのです。
人間は、思考する前には無意識に自分へ質問をしています。ネガティブな自問自答からは自分のダメな点や出来ないことばかりが見つかってしまうため、意識的にも「良さ」にフォーカスした質問をしてみましょう。
どんな小さなことでも良いので、1日の中で自分ができたことを書き出してみて下さい。意外と沢山ありますよ!
最後に
劣等感を抱いてしまう自分を受け入れてあげましょう。
どれだけ他人にフォーカスしたり、自分の良さを見つけたりしても”劣等感”はつきまとってくるでしょう。なぜなら人と比べてしまう癖は治らないからです。
しかし、劣等感を抱いてしまうのは、あなたの特徴でもあります。まずはそんな自分を受け入れてあげましょう!
自分を受け入れた上で、自分の良さに気づけていれば強みや自信に繋がります。強みを伸ばして自信を持てる人生を歩んでいきましょう!
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