2021.08.30
就活エージェントって、実際どうなの!?~就活の秘密シリーズ Part2~
前回の記事では、“求人広告” “逆求人” “人材紹介”について解説しました!
求人形態の背景を理解したうえで、どれくらいの就活生が利用しているのでしょうか?
実際に求人形態の状況を見てみましょう!
“求人広告”は、約9割の就活生が利用している求人形態であり、認知度が高く利用者も多いです。“逆求人”は、近年トレンドであり求人広告まではいきませんが、認知度は徐々に伸びてきています。
このような中で“人材紹介”は認知度が低く、利用している就活生は約2割~3割です。
「一体なぜ“人材紹介”は認知度が低く、利用している就活生は少ないのでしょうか?」
本記事では、実際に“人材紹介”を利用している人に話を聞いてみました!
目 次
前回の記事をまだご覧になられていない方はこちら
就活エージェントとは!?
―人材紹介の中に就活エージェントがあると思うのですが、就活エージェントとは具体的にどのようなサービスですか?
Aさん:仲介業者(就活エージェント)に登録した後、各個人にエージェント社員が配置されるんだ。そして、各個人の就活状況に合わせて、自己分析やエントリーシートの添削、模擬面接などをサポートしてくれて、自分に合った企業も紹介してくれるサービスだよ。
―キャリアカウンセリングや選考対策を一緒に出来るのは、とても心強いですね!!
Aさん:そうなんだ!さらに、面接の日程を就活エージェント側が調節してくれたり、何度も面談が出来たりするんだ!
―就活エージェントサービスって最高じゃないですか!
Aさん:だよね!企業紹介後も、入社までサポートしてくれるんだ。就活エージェントはこれらを一貫して、無料でサポートしてくれる最高のサービスなんだよ!
利用者が少ない理由
―えぇ…すごい。こんなに二人三脚でサポートしてくれるサービスなのに、なんで利用している就活生は少ないんですか?
Aさん:就活エージェントのサービスが始まったのが、他の求人形態に比べて最近だからだよ。人材紹介は就活生からの信頼をまだ得れていないんだ。
―たしかに、周りで活用している就活生いないかも…口コミとかで広がっていかないものなんですね。
Aさん:それはね、就活エージェントの口コミが、すべて良いものになっているわけではないからなんだ。
―え、そうなんですか!?
Aさん:そうそう!その疑問を解決するためには、就活エージェントのビジネスモデルを思い出してみて!
Aさん:就活エージェントの会社も営利企業だから、一定数の就活生を企業に紹介しなければビジネスモデルとして成り立たないんだよ。だから、一部の就活エージェントでは、利益だけを考えて、本人の意向に沿わない企業も紹介してくる場合があるんだ。
―なるほど、だから良い口コミばかりにはならないんですね。特に就活の初めから終わりまで親身になって対応してくれるからこそ断りづらそうですしね。
Aさん:そうだね。だけど、すべての会社が強引に紹介してくるわけではないから、就活エージェントを信用しすぎなければいいだけだよ!自分の納得がいく会社を見つける1つのツールとしては、うまく活用できればとても便利だと思うよ。
―注意点を理解したうえで活用してみます!ありがとうございました!
まとめ
今回は、利用者目線から就活エージェントについて話を聞かせていただきました。
就活エージェントも、まだまだ認知されきっていませんが、円滑に就活を進めることが出来るサービスです。
「就活は何から手をつけたらいいか、わからない人」
「就活がうまい事いかない人」
にとって、非常に便利なツールであることがわかりました!
一方で、本人の意向に沿った企業ばかりを紹介してもらえるわけではないので、うまく活用すること意識も大切になってきます。
次回は、運営側目線から、就活エージェントについて話を聞かせていただきます!
運営側しか知らないような裏側もズバズバ聞いていきますので、乞うご期待!!!
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