大学生キャリア

2021.01.29

就活生のあなたに贈る、就活の第1歩「3つの努力」とは?

就活生のあなたに贈る、就活の第1歩「3つの努力」とは?
今回は、就職活動を行う際にするべき、「3つの努力」についてお伝えします!

 

大学生活、そして人生においてターニングポイントとなり得る就職活動ですが、

みなさんは、どのように就職活動を進めていますか?

もしかすると、とりあえずインターンに参加して、「絶対内定! 就活対策!」といった本を読みながら企業研究や自己分析を進めているのではないでしょうか?

大学生のほとんどが行っている「一般的な就職活動」ですね。

これをやっているから悪い! 今すぐやめろ! と言いたいわけではありません。

 

しかし、厚生労働省の調査によると、平成28年時点で全体の新卒入社のうち3割以上が3年以内に離職しているというデータ(※)があります。

※引用:「厚生労働省」より

 

せっかく就職活動を行ったにも関わらず「思っていた企業と違う」や「実はやりたい仕事ではなかった」などの理由から離職してしまうのはあまりにももったいです。

 

なぜこのような現象が起こるのか理由は明白です。

現在の就職活動がパターン化されており、大学生は「周りがやっているから」「だいたいこの時期にみんな始めるから」というなんとなくの理由で就活を行ってしまうからです。

その結果、ネットや本に書かれた情報を鵜呑みにし、企業研究や自己分析を行ってしまう「人任せな就活」になってしまうのです。

 

それではどのように就活を行えば良いのでしょうか?

 

1.働く理由を考える

就活生が1番最初にやるべきことは「働く理由を持つ」ことです。

 

例えば「結婚して家族を養うために働く」という場合、実際にいくらお金が必要か具体的に考える必要があります。

子供が大学生になるまで育てるとなった場合、1人当たりおよそ3000~3500万円ほどかかります。

そのためにどのような仕事や働き方をするべきかを決める必要があるのです。

 

そして「働く」ということに対しては2軸の考え方があります。

ライスワーク→生活を軸とした人生支出(時間、物、お金)

ライフワーク→自分を軸とした人生目票(やりがい、仲間友人、どんな人間でありたいか)

 

この2軸から「働く理由」を見つけ出すことが就職活動で最初にやるべきことです。

 

そして、これから先の約40年を働いていく中でも自分で考えて決断しながら生きていくことになります。

就職活動はその第一歩であり、自分で考え自分のキャリアを決めることに責任を持たなければなりません。

 

2.マーケットバリューを計画する

働く理由を考えた後は、市場価値について考えます。

 

マーケットバリュー(市場価値)とは簡単に言うと、自分が社会からどれくらい必要とされているかを表すものです。

自分の理想のキャリアを描けるかどうかはこのマーケットバリューが大きく作用します。

 

そして、マーケットバリューとは

・技術資産

・人的資産

・業界の生産性

の3つの軸を掛け合わせたものです。

 

・技術資産

技術資産とは、一言でいうと「自分には何ができるのか」ということです。

自分の持つ専門性の高いスキルや、経験がこれにあたります。

例えば、営業職の場合でも大企業やベンチャーで必要な能力が変わってくるため、自分にはどちらが適しているのかによって、技術資産も変わってきます。

 

・人的資産

人的資産とは、自分がどのような人々と繋がりがあるのかということです。

そして、環境を変えてもその人達が応援してくれるかどうかが重要です。

わかりやすい例で言うと、ラーメン屋を開く人が2人いたとして、1人は知り合いが全くいない、もう1人は100人の知り合いがいる場合、どちらの方が開店してからお客さんを呼ぶことができそうですか?

もちろん他の要素も大事ですが、人との繋がりは武器になりますよね。

 

業界の生産性

業界の生産性とは、その業界が「どのくらい儲かるのか?」ということです。

一般的には業界の生産性が1番マーケットバリューに影響すると言われていますが、その考え方で仕事、企業選びをしてしまうと危険です。

なぜなら業界の生産性は読みにくく、どの業界がこれから伸びるかどうかなど誰もわからないからです。

例えば、インバウンド効果によって昨年までは好調だった観光業界も、このコロナ禍によって状況が一転してしまったように、業界の未来は誰にもわかりません。

 

社会はどんどん変わっていくため、結局は技術資産、人的資産を手に入れ自分自身が魅力的なビジネスマンになるしかありません。

 

3.社会教養を身につける

そして最後は、社会教養を身につけ、現実と社会を自分の未来に関連付けることです。

約30年前の平成初頭は日本企業が世界をけん引していました。

平成元年の世界の時価総額ランキング(※)を見ても、1位がNTT、2~5位は日本の銀行(住友銀行やみずほ銀行の前身である日本興業銀行など)、上位50社中32社が日本の企業でした。

※引用:「DIAMOND online」より

しかし、30年以上経った今の時代はどうでしょうか。

世界のトップ企業といえばGAFAで、日本の企業で50位以内に入っているのはトヨタの1社のみとなっています。現在の主流も目新しい斬新なものやイノベーションなどの「希少性・独自性」へと変わっているのです。

 

また、現代社会でよく話題となっていることに対してもその真意をしっかり考える必要がありそうです。

例えば、

「副業OKなどワークスタイルが多様化」→会社に就職する必要性が薄まってきている。つまりは自分で稼ぐ能力があれば問題ない。

「企業の福利厚生が年々手薄に」→会社が守ってくれない、自分の生活は自分で補償する必要性。格差社会の到来。

などなど。

 

上記から分かるように

「会社に育ててもらおう、助けてもらおう」というひと昔前の考え方ではこれから先の社会人生活は厳しい状況になります。

これからの時代「会社の環境を使って自分が自分を助ける力を得よう」という考え方のもと就職活動を行うことが、自分の納得するキャリアを歩むことに繋がるでしょう。

 

まとめ

就活生が今すぐするべき3つの努力は

①40年間の働く理由を決める

②自分のマーケットバリューを計画する

③社会や大人の教養をもつ

 

現在就活中もしくは就活を控えた皆さん、ES対策や企業研究の前にまずこれらを考えてみましょう。

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