2021.07.02
成功した大学生の就活のやり方
そして23・24卒の皆さん!すでにサマーインターンシップの応募で忙しくしている人や、周りが就活始めているのを見て焦り始めた人、様々いるのではないでしょうか。
そして本記事では「前回の記事でなんとなく就活を理解できたけど、ただ就活の成功ってなに?」と頭の中で?が浮かんだあなたに、具体的な就活の成功イメージをお伝えしたいきたいと思います!
具体的な就活の成功イメージ、やっぱり成功した人に聞くのが1番早いです!
てことで、今回は長期インターンシップに参加している学生の中で、特に就活に成功したといえる2人から話を聞いてみましょう
目 次
これから就職活動を始めようと考えているそこのあなた、まず初めに体系的に就職活動の概要を理解できる【まるっと分かる初心者就活 やり方】から読み始めてみてください!
自分が納得して会社を選ぶために必要なこと
長岡拓馬 / 大阪大学4年生 大手コンサルティングファーム 内定
就活のスタートは長期インターンシップへの参加でした。周りが徐々に就職活動を始めていたのを見て少し焦りを感じていたからです。
僕自身難易度が高い企業、いわゆる大企業や有名企業に入りたいと漠然と考えており、そのためのアドバンテージをつけておきたい気持ちで、この長期インターンシップに参加しました。この頃は、企業の夏季インターンシップで早期選考を勝ち取ることが第1の目標でした。
就活を始めたといっても、振り返ると正直1人で黙々とやるような自己分析はやっていませんでした(笑)
というのも、僕が参加する長期インターンシップでは、担当マネージャーとの1ON1面談があって、その中で自分の良さや、強みを理解していったからです。僕は1人で考えるのがあまり得意な方ではないので、誰かと話し合いながら自分を見つめる方法が合っていたのだと思います。
また初めの頃は、企業選びも様々な就活サイトを用いて、とにかく説明会や選考会を受けて数をこなしていました。しかし、担当マネージャーとの面談や、営業での実際の実務経験を積んでからは、少しやり方が変わりました。特に、僕の中では営業の経験が企業選びに大きく活かされたと感じています。
営業先では、働いている方々の雰囲気を直に感じ取ることができ、上司とのコミュニケーションを通して、自分が活躍しやすい環境をより具体的にイメージするようになりました。
その中で、僕は厳しい環境で数字を上げることにモチベーションを感じるタイプではなく、逆にプレッシャーが少ない中で高いパフォーマンスを発揮できるタイプの人間だと気付いたんです。そこからは、OB・OG訪問を通して、自分が活躍しやすい環境を確かめる行動を増やしていきました。
僕はOB・OG訪問を周りの人たちより多く行っていたと思います。回数だけではなく、質問の内容にもこだわってやっていましたね。例えば「今1人で何社担当していますか?」「新規顧客と既存顧客の割合はどの程度ですか?」
といった、あまり就活生が質問しない定量面を聞いていました。
というのも「仕事のやりがい」を聞いたところで、それは人それぞれ違ってくるものなので、不変的な数字の面を見て、自分がどういう風に感じるかで判断するほうが良いと考えていたからです。
「自分が納得して会社を選ぶには、自分が活躍しやすい環境がないといけない」そういう想いがありました。結果として、自分が一番輝ける・一緒に働きたいと思う社員の方々がいる会社を選ぶことが出来ました!
自分がより活躍できる会社を見つけたい
古田勝一 / 関西大学4年生 大手通信キャリア会社 内定
僕も長岡さんと同じで、長期インターンシップが始まりです。元々大学1年生の時から、いわゆる意識高い系の学生でして、某就職カフェのサービスに携わっていました。
周りの先輩は早くから就活に取り組んでいたんですが、それでも苦戦している様子を見て「就活って意外に本気にならないといけないのか」と考え始めたんです。
そこでガクチカや学生時代の経験で他の学生と差別化できるポイントを探し、それが営業のインターン経験だと思い、この長期インターンシップに参加しました。
僕も意識高い系ではあったのですが、正直典型的な自己分析はやっていなかったです。担当マネージャーとの面談を通して、少しずつ自己理解が進んでいったように感じます。
「面談では自分がどの環境なら動けて楽しさを感じるのか」を考え抜いていました。自分がこれまでしてきた行動を面談中に振り返り、その動機を明確にすることで「社会人で仕事に満足している状態を作りたい」と思っていたからです。
その繰り返しの中で「誰もやらなさそうなことに挑戦したい、その面でリーダーシップを発揮したい」この動機が僕の強みだと少しずつ認識するようになりました。
自己理解が進みつつあったこともあり、サマーインターンで選考を受ける企業はかなり選別していました。僕の場合、絞りやすい軸で真っ先に思い付いたのが「企業規模」でした。なので、とりあえずスタートアップから大企業まで全て受けてみることにしたんです(笑)元々は大企業志向だったのですが、選考は面白いことにベンチャー企業のみ選考が通ったんです。なので、僕はベンチャー向きなのでは考えにも至りました。元の志向性と選考結果を受けて、ベンチャーの風土が残る大手企業を選択しました。
長期インターンシップを通してトライ&エラーを繰り返し、より自分が活躍できる条件を具体的にしていきました。やはり自分の強みを活かして、仕事に満足している自分を実現できる会社を選びたい気持ちが強く、常に行動と思考を意識して取り組んでいましたね。結果として、今年の6月に第一志望の企業から内定を頂くことができました!
お2人とも貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!
皆さんいかかでしたでしょうか?
2人の就職活動の具体的なやり方を覗いてみて、少しはイメージがついたのではないでしょうか。
また2人の共通点として、成功イメージを持つこと、自分に合った自己分析、会社のと擦り合わせ、そして実践、これら大きく4つのことが必要なことがわかりましたよね!
就職活動の成功とは、内定をもらうことだと考えている方も中にはいると思います。確かに内定をもらわない限り社会人にはなれませんが、果たしてそこをゴールにおいていいものなのでしょうか。
お2人のように、自分が働きたいと思う環境を考え抜き、納得して会社に入ることもまた就活の成功であることも忘れずに、これから取り組んでみてはいかかでしょうか。
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