2021.01.12
インターン参加前後でどう変わる?在籍2年半の新人研修担当が行き着いた「ないものねだり」からの解放。
長期インターン『第0新卒』に所属している永岡です。
今回は、トレーナーとして活動されている細田さんにインタビューをしました!
細田さんは、BP(Basic Program)生を経て、AP(Advanced Program)生のトレーナーとして、E&I生(研修生 )に第0新卒生として必要なマナーや知識の指導を行なっています。
私自身、トレーナーが細田さんだったということもあり、お話を聞くことができるのがとても楽しみでした!
では参りましょう!
目 次
左:永岡千里 / 関西学院大学3年生
右:細田凌平 / 立命館大学4年生
関西の長期インターンでは独特だった!?
—細田さんの入社理由を教えてください!
アルバイトがつまらなかったからです。これまで色んな業種のアルバイトをしてきたけど、僕の1時間は1000円の価値しかないのかと思ったり、特に得れるものもなく時間がもったいないと感じて、仕事内容に飽きたり、行くのが面倒になり、大体半年と続かなかったんですよね。だから、お金を稼ぎながら自分の成長につながることをしたいと思って、有給インターンに5つ応募しました。
—そこから、なぜ第0新卒を選んだのですか。
最初に面接に行った会社で、なぜインターンを募集しているのか聞いたら「学生の労働力を安くで使うことができる、新卒で採用するためにインターンを募集している」と返答が来て、他のインターンでもこの2つの目的でインターンを募集しているという印象が強かったんです。
最後にスタイルガーデンを受けて、『第0新卒』では学生を労働力として扱うのではなく、学生が成長するためのプログラムで構成されており、学生が主体となって社会人と同等の仕事を経験できる環境が、ここにはあるということを知りました。
また、採用前提ではなく、全ビジネスに対応したスキルを身に付けることができるということを教わり、本当に学生のためを思ってくれている会社と感じて、その場で入社を決めました!
—入社してすぐに会社の雰囲気には慣れましたか。
はじめは慣れなかったです!(笑)
今まで僕が接してきた学生とは雰囲気が全然違って、まずみなさんがスーツを着て仕事していることに驚きました。(笑)特に 、E&I時代にトレーナーだった人が僕の2歳上だったんですけど、仕事に対する姿勢や話している内容が、歳が2つ違うだけでこんなに差があるんだと驚愕したのを覚えています。
—細田さんも入社するまでは普通の学生だったんですね、安心しました。(笑)
そうですよ。(笑)その時はそこらへんにいる学生と同じでした。
行動したからこそ気付いた強み
—では第0新卒に参加して、以前と今とではどう変化したのですか。
1番変わったのは考え方です。それまでは、自分にない才能を持っている人をみたら羨ましいと思っていたけど、別にその人と同じようにならなくてもいいと思えるようになりました。
同期のトレーナーである吉田さんの、向上心がある部分や、熱量がある部分を自分にはなくて羨ましいと思っていたのですが、吉田さんも僕の新人に寄り添う姿勢や、自分の感情を抑えてコミュニケーションを取ることができる部分を羨ましいと思っていると聞いた時に、自分ができると思っていた人でも羨ましがる部分ってあるんだと思いました。
そこから「ないものねだり」だなって思えるようになって、自分にないものに目を向けるのではなくて、自分にあるものに目を向けていこうと思えるようになりました。
自分にしかない才能があるということに気がつきましたね。
—細田さんが持つ才能とは何ですか。
僕のキャッチコピーにもなっている「琵琶湖のように寛大」なところです。僕は、担当の子が課題をやってこなかったりした時に、一旦受け入れてなぜそうなったのか一緒に考えるんです。これは、周囲に言われてから、自分の強みということに気がつきました。
—私自身、細田さんに研修を担当していただいた際、考えを受け入れてくださる点や、一緒に問題の改善方法を考えてくださる姿勢から、聞き手の立場が上手であり優しいという印象を持ちました。
この印象は私だけではなく、他の第0新卒生も抱いていると思うのですが、自身の優しさとはどのような点だと考えていますか。
その子のために物事を考えれて、行動できる点だと思います。その場の状況だったり、この子には叱るべきだと判断した時には、しっかり叱るように意識しています。もともと人に注意をするのが得意な方ではなかったですけど、感情のままに怒るっていうことは絶対しないように、その子のことを思って叱るようにしています。
—現在、AP生としてトレーナーの役割を担っていますが、 BPからAPに昇格することができた要因は何だと考えていますか。
実は、2年生の秋に入社して1年後には辞めようと思ってて、APを目指していなかったんですよ。けれど、社員の伊藤さんが「細田に期待している」と言ってくださり、そこで初めて自分が期待されているということに気づいて、その期待に応えたいと思ってAPになりたいと思うようになりました。
—期待に応えるためにどう行動したのですか。
ひたすら努力しました。あとは、人に頼ることを意識するようにしてました。これは、高校の時の部活の経験からきているんですけど、ものごとを上達するための1番の近道が、できる人に聞くという考えから、特に伊藤さんによく相談をさせて頂いていました。
その当時は、周囲に他者起点がないという指摘をよくされていたので、他者起点とは何かを伊藤さんに聞いて、教わったことを自分で考えて、実践して自分のものにしていくことに力を入れていましたね。
この他者起点を意識することは、今のトレーナーの業務でも活かされていて、例えば会社に馴染めていないE&I生がいたら、その子がスタイルガーデンでどういう風に行動していきたいのか考え、それに応じてコミュニケーションの取り方を変えるようにしています。
また、無意識に聞き手に回って話し手の全てを受け入れることで、本音を引き出せることができていると思います。寄り添う姿勢を常に意識して、研修に取り組んでいますね。
就活が不安なら正しい努力を
—私は現在、他者起点が自分に足りないのですが、研修や勤務以外でもプライベートの際にこの子は何を必要としているのか、何を話してほしいのかを念頭に行動しているのですが、身についている実感がなかなか湧かないです。細田さんは、どう他者起点を意識して実践されていたんですか。
それでいうと、なぜ他者起点を身に付けたいのかという理由が明確にないと、そもそも努力できないと思います。僕の場合は、割と人に気を遣えている方だと思っていたけど、周囲の評価は違ってて、例えば営業面でお客さんのことを考える時もそうですし、日常のコミュニケーションでも、意思疎通が取れていると感じていても実際は食い違ってて、そういう時に他者起点は必要な視点であるし、今後人とコミュニケーションを取る上で必要な視点だと思ったので、身につけないといけないと感じるようになりました。
—まず、なぜ努力をするのかという目的を持つことが必要であるということですね。ありがとうございます。では、最後に外部学生へ第0新卒を宣伝してください!
自分を変えたいや、成長したいと思っているのであれば、大前提として努力は必要です。ただ、その努力の仕方や、どう変われるのかを最短で知りたいのであれば、ぜひ『第0新卒』に参加してください!応援していくれる人がたくさんいる環境です!僕も全力で応援します!
—本日はインタビューありがとうございました!
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