2021.03.18
幾度の困難を乗り越えた女性が掴み取った栄光
今回の記事は『第0新卒』(※)で数々の困難を経験し、最後まで諦めず乗り越え自信をつけた女性のお話です。
その女性とはトレーナーを務める太田さんです!
今では『第0新卒』のお姉さん的存在である太田さんですが、これまでにたくさんの困難があったんだそうです。
では、彼女が歩んだ『第0新卒』での成長記録をぜひご覧ください!
※スタイルガーデンの長期インターンシップのプログラム名
目 次
長期インターンで自己分析することができた
−早速ですが、まず入社理由を教えてください!
私は大学3年生の時、1社から内定を頂いていました。しかし、10年後もその企業で働くことを想像した時に不安に駆られました。このまま就職してもすぐに退職する未来が見えたので、悩んだ結果内定を辞退することにしたのです。
社会人になる前に体験すべきことがあれば挑戦しようとOB訪問を通じて社会人の話を聞くことにしました。1回目の就職活動は他人の話を聞かずに活動していたので、2回目の就職活動で客観的な視点を取り入れることが目的でした。数名の方とお会いする中でスタイルガーデンに務める社員さんと出会い、訪問時に事務所へお伺いしたのが入社したきっかけです。当時の在籍する4年生と面談し、話し方や言葉選びにレベルの高さを感じました。
また、社会に必要なことを学べたと体験談を聞き、社会人になる直前には「このレベルにまで成長する必要があるのか」と感じ、私もこの1年を無駄にしないようここで頑張りたいと思い、入社を決めました。
−入社してギャップは感じましたか。
自分の出来なさを感じました。今まで大抵のことは上手くこなしてましたし、アルバイトも1週間あればある程度のことはできるようになってバイトリーダーを任せていただくこともありました。しかし『第0新卒』での活動ではつまずいてばかりでした。そこで自分が今まで身に着けたことは誰にでもできることなんだと痛感したのです。
−具体的にどのような部分で感じましたか。
営業ですね。営業はお客様が何を感じているのかという感情を引き出す必要があり、今までのように1度覚えたら大丈夫というのは通用しませんでした。最初は営業の本を読んでみたり、知識補填など手段的なことばかりして本質を考えれていませんでした。先輩とのロールプレイングでも、できるところだけを見せてきた私にとって、ミスやエラーをさらけ出し、指導されることは苦痛なものでした。
できないところこそ、みせていくべき
−そこからどのように状況を変え、できないところを克服していったのですか。
自分の負けず嫌いな性格と周囲の環境が影響して克服出来たと感じますね。私はしんどいことから逃げたら負けと考えています。1回逃げてしまうと負け癖がつくと考え、1度も『第0新卒』を辞めようとは思わなかったです。やってやった! と思うまで辞めないでおこうとは決めていました。
この1年間はしんどいこと・辛いことがあってもどう乗り越えたらいいか? を常に考えていました。また、周囲の環境があってこそ乗り越えられたとも考えています。研修を担当するトレーナー陣はもちろんのこと、通常業務では学生の営業指導を担当しない専務の西村さん、取締役の伊藤さんなど多くの方がロールプレイングを手伝ってくださり、その方達の期待に応えたいと思いました。
はじめはできないことをみせたくなかったため、後ろ向きな気持ちで取り組んでいました。しかし、できないところを人にみせていかないと何も成長しないと考え、取り組みの姿勢が変わっていったのです。そこで手段的ではなく、本質的にとらえることで感覚を掴みはじめていきました。
学生をエンカレッジしていくトレーナー
−トレーナーになってからも困難の連続だったのですか。
困難の連続でした(笑)
入社してからずっとトレーナーへの憧れがあり、目指していました。やっとトレーナーになることができたとしても、営業成績が思うように上がらず、こんな自分がトレーナーでいいのかと自信をなくしていました。他のトレーナーは、自身の熱量を伝えることで学生の気持ちに火をつけたり、厳しさを優しさで伝えるなど、自分の色を出した指導を実施していましたが、私はただただトレーナー業務をしているだけで自分の色を出せずにいました。
そこで、伊藤さんと研修担当としてのロールプレイングを毎週行い、自分の至らない点をどんどんさらけ出したんです。教えるということは、指導者側に一定の信頼・信用が必要になります。「自分も新人から評価される立場にある」と一種のプライドを持つことで次第に営業へ対するメンタルが強くなり、営業成績も徐々に向上しました。数か月継続する中で自分への自信がつき、トレーナーとして自分の色を出せるようになりました。
−太田さんの色とは何ですか。
困難をたくさん経験したからこそ、その努力を見せることで落ち込んでいる学生を頑張ろうとエンカレッジできるところです。営業成績が上がらず辞めたいと感じている学生がいれば、その子が最終的にどうなりたいのかを考えていき、その目標を達成していく中でしんどいことがあった時に乗り越えるために、今頑張ろうとアプローチします。
今ここで挑戦できる環境があるからこそ、今この状況を逃げることが正しいことであるのか、将来を見据えて考えさせてあげることを意識して学生と接しています。
女性が頑張りやすい環境はできつつある
−長期インターンと聞くと、仕事で活きるスキルを学ぶなどのイメージが強く男性社会だと感じる学生が多いと思うのですが、太田さんはどのように感じますか?
私の入社当時と比較して、女性の比率は上昇しています。今の環境であれば女性だからこそ共感できたり話したいことを話せる環境ができたと思います。更に在籍理由も以前と比べ「就職活動のため」ではなく未来を見据え、キャリアの構築を前提とする女性が社内に増えてきたと感じます。
それは、同じ目標に向かって悩みを共有できる同性の母数が増えたからこそだと思います。女性ならではの悩み、リカバー、叱咤激励の手法があるので、自分らしく視座を高められているのだと実感します。私も共感してくれた仲間がいたからこそ目標に向かって頑張ろうと思えました。
困難ばかりの道のりだったからこそ、もう怖いものはない
−『第0新卒』で社会に通用することは学べましたか。
はい、学べました!正直しんどいことが9.9割でしたが、それ以上に得れたことがありますし、こんなにしんどいことを乗り越えたからこそ自信がつきました。この先しんどいことがあったり壁にぶつかったりしたとしても、『第0新卒』で自分なりの頑張り方を理解したので、どんなことでもできるだろうというマインドを持てています。
今後も自分のできないところを人に見せていき、成長角度をあげていきたいです!
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