2023.03.29
【面接で上手く伝わらない…】自己PRやガクチカを暗記して伝えると面接に落ちる理由とは?
就活生の皆さん、3月は就活が最も忙しい時期ですね。
周りには早期に内定を貰い、就活を既に終えている人もいるのではないでしょうか?
就活真っ只中、面接の際に自分の考えている「自己PR・ガクチカ」を暗記して伝えようとはしていませんか?また、暗記して伝えようとしたことにより、頭が真っ白になったり、感情がこもっておらず面接官に気持ちが伝わらないことはありませんでしたか?
せっかく、自己PR・ガクチカを一生懸命考えたにも関わらず、相手に伝わらなければ非常に勿体ないです。暗記して伝えようとするとそれは面接官にばれてしまい、うまくいかない可能性が高いです。
今回はなぜ自己PR・ガクチカを暗記して伝えると面接に落ちるのか、またどのように伝えたら良いのかまで解説します!
目 次
自己PRやガクチカを暗記して伝えると面接に落ちる理由とは?
就活生の多くが悩むのが、面接での自己PRやガクチカです。
自分の魅力をアピールするために、事前に準備したエピソードや文章を暗記して伝えようとする人もいるでしょう。しかし、それでは逆効果になってしまう可能性があります。なぜなら、面接官はあなたの暗記した内容ではなく、あなたの人柄や思考回路、コミュニケーション能力を見ているからです。
自己PRやガクチカは、それぞれの違いを理解しながら作成する必要があります。自己PRでは、「人柄・価値観・能力」を伝えます。ガクチカでは、「仕事に対する取り組み方・成長の過程」を伝えます 。
この2つは別々の質問ですが、同じ人物であるあなたから出てくる回答ですから、一貫性を持たせる必要があります。暗記した内容を話すと、表情や声が硬くなり、感情や熱意が伝わらず、面接官の質問や反応に柔軟に対応できなくなります。また、一貫性や説得力も欠けてしまいます。
暗記しないで伝えるには、以下の3つのポイントをお伝えします。
①フレームワークを使って論理的に話す
自己PRやガクチカを話すときには、フレームワークを使って論理的に話すことが大切です。フレームワークとは、話す内容を整理するための枠組みのことです。フレームワークを使うことで、あなたの話が分かりやすくなり、面接官に伝わりやすくなります。
自己PR
自己PRでは、「自分の強み・エピソード・入社後の活かし方」の3つの要素を含めることがおすすめです。
自分の強みは、自分が持っている能力やスキル、性格や価値観などを伝えます。エピソードは、その強みが表れた具体的な事例を伝えます。入社後の活かし方は、その強みをどのように仕事に活かせるかを伝えます。
ガクチカ
ガクチカでは、「学生時代に力を入れたこと・課題や目標・行動や工夫・成果や学び」の4つの要素を含めることがおすすめです。
学生時代に力を入れたことは、あなたが何に取り組んだかを伝えます。課題や目標は、その取り組みで直面した困難や掲げた目標を伝えます。行動や工夫は、その課題や目標に対してどう対処したかを伝えます。成果や学びは、その結果どうなったかと何を学んだかを伝えます。
②具体的なエピソードや数字を入れて具体性を高める
自己PRやガクチカを話すときには、具体的なエピソードや数字を入れて具体性を高めることも大切です。具体的なエピソードや数字は、あなたの話に信憑性や説得力を与えます。抽象的な言葉だけで話すと、面接官はあなたの話を想像できないかもしれません。
例えば、「コミュニケーション能力が高い」という自己PRは抽象的ですが、「サークルでイベント企画担当として100人以上の参加者を集めることができた」という自己PRは具体的です。どのような場面でどのような行動をしたかが分かります。
また、「成績が優秀だった」というガクチカは抽象的ですが、「全国模試で1万人中100位以内に入った」というガクチカは具体的です。どのような評価基準でどのような成果を出したかが分かります。
③感情や熱意を表現する
自己PRやガクチカを話すときには、感情や熱意を表現することも大切です。感情や熱意は、あなたの話に生き生きとした印象や感動を与えます。冷静に事実を述べるだけでは、面接官にあなたの人柄や思い入れが伝わらないかもしれません。
例えば、「テニスサークルで活動していました」というガクチカは感情や熱意が感じられませんが、「テニスサークルで活動していました。テニスは私の青春であり、仲間と一緒に汗を流すことでストレス発散や自信にもつながりました」というガクチカは感情や熱意が感じられます。どのようにテニスに取り組んでいたかと何を得たかが分かります。
まとめ
この記事では、面接で自己PRやガクチカを暗記して伝えると面接に落ちる理由と、暗記しないで伝える方法について解説しました。
自己PRやガクチカは、あなたの人柄や思考回路、コミュニケーション能力を見ている質問です。暗記しないで伝えるには、フレームワークを使って論理的に話し、具体的なエピソードや数字を入れて具体性を高め、感情や熱意を表現することが大切です。これらのポイントを押さえて、あなたの魅力を面接官に伝えましょう。
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