2022.05.16
【就活敬語】”了解しました” はNG?~正しい言葉遣いで面接官を落とそう~
就活生の皆さん、正しい敬語を使えていますか?
大学やバイト先など、日常生活において何気なく使っている『了解しました』や『ご苦労様です』などの言葉、目上の方に使っている人も多いのではないでしょうか。
実はこの2つ、正しい敬語ではないのです。
企業面接ではガクチカや自己PRの内容を見られますが、それと同時に言葉遣いもチェックされます。完璧な正しい言葉遣いができる就活生は多くありません。
この記事で敬語をマスターして他の学生と差をつけましょう!
目 次
敬語の種類
改めて敬語の種類について確認していきましょう。
丁寧語は語頭や語尾を変えることにより、敬意を表します。謙譲語は自分を下げること、尊敬語は相手を立てることにより相手を敬います。よく使う敬語をまとめたので、要チェックです。
1. 丁寧語
話者が話し相手に対して直接に敬意を表する表現をいい、特に “です” “ます” などを指します。美化語と区別されることもありますが、お金やご飯のように “お” や “ご” をつける語も指します。
2. 尊敬語
話題になっている人物や、その動作・状態あるいは関係する事物を相対的に上位にあるものとして表現する語です。
3. 謙譲語
話し手または話し手側自身やその所有物、動作、状態などを卑下して表現することにより、相対的に相手や話中の人に敬意を表す語です。
間違えやすい敬語5選
アルバイトや部活・サークルなど日常会話でよく使う『間違い敬語』を5つピックアップしました。間違った敬語だと知らずに使っている言葉も多いと思うので、見直しましょう。
①了解しました
“了解しました” や “わかりました” は敬意表現ではありません。日常会話で使うことが多い言葉ですが、同意するときには “かしこまりました” や “承知しました” を使いましょう。
②ご苦労様です
勘違いする方が多いですが “ご苦労様です” は目下の人に使う言葉です。目上の方に労苦をねぎらうときは “お疲れ様です” を使います。
③お座りください
“お座りください” は丁寧語ではありますが、動物のしつけをする場面を想像させてしまいます。そのため、目上の方に対しては “お掛けください” が正しい敬語となります。
④すいません
謝罪の意を伝えるときは “申し訳ございません” を使用します。“すいません” や “ごめんなさい” はビジネスの場においては相応しくありません。
⑤なるほどです
日常会話でよく使う “なるほど” は目下の人に対して使う言葉です。目上の方には “おっしゃる通りです” や “大変勉強になります” などで代替しましょう。
まとめ
いかがでしたか?基礎的な敬語の種類から普段使っている間違った敬語まで見直せましたね。
正しい敬語を使うことができれば、面接官からも一目置かれる存在になることができます。日常生活から意識することによって、就活はもちろん社会に出てからも活用することができます。
改めて自分の言葉遣いを意識してみましょう!
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