2022.04.25
【グルディス対策】グループディスカッションにおける役割とは?~NG行動5選~
就活生のみなさん、グループディスカッションは上手くいってますか?普段考えることのない議題に関して、初対面の学生と議論を深めていくのは難しいですよね。
今回はグループディスカッション対策として、グループディスカッションにおける役割とNG行動5選を紹介していきます。
多くの企業で用いられている選考方法なので、しっかりと対策して次の選考へ進みましょう。
目 次
グループディスカッションにおける役割
グループディスカッションで良い議論をするために、役割分担は重要です。スムーズに進行できるように冒頭部分で役割を決めます。どの役割が自分に向いているかを確認しましょう。
1. 司会・進行(ファシリテーター)
ファシリテーターは、司会進行を効率的かつスムーズに行う役割です。論議した内容を整理したり、発言の少ない人に話を振りチーム全員から意見を引き出すことが挙げられます。自らが発言することももちろんですが、発言しにくいメンバーへの配慮など、心配りも重要になります。論理的に考えられる人や周囲に気配りができる人は適性があるといえます。
2. 時間管理(タイムキーパー)
タイムキーパーは制限時間があるグループディスカッションにおいて、時間配分を管理する役割を担います。制限時間内に与えられた課題に対する結論を出せるよう、チームを支えます。時間の勘違いやメンバーの意見を遮っての発言ができないなど、タイムキーパーのミスは取返しがつかないため、計画を立てて行動できる人や時には強い主張ができる人に適性があります。
3. 書記
書記とは、メンバーから出た意見や議論の要点を記録としてメモにして書き残す役割です。ただし、単純に内容・意見をメモするだけでなく、要点を掴んで同じ意見をまとめたり、対立点を書き出すなどの能力が求められます。そのため、文章の要約やまとめが得意な人、全体を客観的・俯瞰的に見れる人に適性があるでしょう。
4. その他
グループディスカッションにおける決まった役割は上記の3つですが、ポジションとしては以下のものもあります。
【監視役】
チームが誤った方向へ行くのを防ぎます。話し合う論点がズレたときには元に戻し、ゴールを確認します。
【アイデアマン】
新しい意見や他のメンバーとは違った視点で発言します。議論の活性化によりチームへ貢献します。
【同調役】
グループの雰囲気を作るポジションです。メンバーの意見に同調し、うなずきなど大きなリアクションを取ることにより、発言しやすいムードを作ります。
グループディスカッションのNG行動5選
グループディスカッションで面接官の評価を落としてしまう行動が5つあります。議論の場における基本的なことから、無意識に行ってしまう癖まで、しっかりと心に刻んでグループディスカッションに取り組みましょう。
1. 相手の意見を論破・否定する
グループディスカッションにおいて、自分の考えと違う意見が出てきて、衝突してしまうときはあるでしょう。しかし、どんなに自分が正しくても相手を論破してはいけません。否定せず肯定をした上で自分の意見を発しましょう。
2.話すぎる
話が長く、まとまりがない発言はNGです。簡潔に話しましょう。また、グループディスカッションで建設的に議論するためには、発言の均等性が求められます。自分だけが発言するのではなく、他のメンバーにも話を振ってあげましょう。
3.発言しない
発言がないと、評価する判断材料が無く、チームに貢献していないと感じられてしまいます。どうしても発言ができなかった場合は、最後の発表役を立候補し積極性をアピールするのもオススメです。
4.クラッシャーの放置
相手の意見を強く否定する人、自己主張が激しい人など、チームの事を考えず、自己中心的に物事を進めていこうとするクラッシャーへの対応は必須です。放置してしまうとチーム全体として評価が下がってしまうので気を付けましょう。
5.集中していない仕草
貧乏ゆすりやペンを回す、髪の毛をいじるなど、集中していないと見られてしまう行動はNGです。これらの仕草は普段から行ってる場合が多く、癖になっているため、普段の日常生活から直すよう意識しましょう。
まとめ
グループディスカッションにおける役割を理解し、上手く立ち回れるように練習しましょう。
面接官が見ている点は様々で、論理的思考力やコミュニケーション力、積極性や議論展開力などが挙げられます。しかし、最終的には “一緒に働きたいと思えるか” です。相手の意見を受容し否定しない、うなずくなどリアクションを取る、笑顔で接する。気持ちの良いコミュニケーションを意識しましょう。
また、内定を取るためグループディスカッションをするのではなく、実際に会社の会議に出ている意識で取り組みましょう。グループディスカッションの経験を内定後も活かすことができます。
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