2022.01.21
【分かりやすく解説】視座を高くすることで良いことばかり!?
突然ですが、世の中は平等だと思いますか?
近年、平等であるべき風潮が強くなってきましたが、まだまだ世の中は平等ではありません。
ビジネスの世界でも同じことが言えます。
例えば、同じ業務に取り組んでいるにも関わらず、他の人にチャンスが多く与えられることはありませんか?
その1つの要因は “視座” の違いなのです!
では一体 ”視座”とはなんでしょうか?
広辞苑では「物事を見る立場」とされています。
つまり ”視座” が高いと、物事を見る立場が高くなり、視野が広くなることを指します。
なんとなく言葉は理解しているけれど、具体的なイメージがつかない。
本記事では、このような方に視座が高い人と低い人を比較し、具体例から視座に対する理解を深めていただける内容となっています!
目 次
2つの視点
具体例を用いて、視座による違いを見ていきましょう!
今回例に出すのは、ある飲食店の売り上げに対する捉え方です。以下の2人に着目してみます。
アルバイトA:視座が低い大学生
アルバイトB:視座が高い大学生
視座の影響
アルバイトAを見ていきましょう!
アルバイトAは視座が低く、お店の売り上げなどお構いなしに行動します。働いている間のほとんどは「どうサボろうかな」など、どれだけ楽をして稼ぐことができるかしか考えていません。
皆さん、このようなアルバイトAに対して店長はどう思うでしょうか?
店長は売り上げ向上に寄与しないアルバイトAに不満を抱き、評価は低くなります。店長も人間ですので、重要な役割はアルバイトAには任せません。すると、いつまでも昇進せずに同じ雑務に充てられるでしょう。
次に、アルバイトBです!
アルバイトBは視座が高く、店長から気に入られれば昇進が早いと理解しています。そのため、アルバイトBはお店の売り上げを気にして行動します。この時点で店長とアルバイトBは認識が共通しています。
店長の求めている行動が多くなる為、店長は売り上げの向上に寄与するアルバイトBを気に入るでしょう。アルバイトBに重要な役割を任せることが多くなり、昇進のチャンスも多くなります。
結果、時給が高くなり、楽に稼ぐことができるのはアルバイトBなのです。
これが “視座” の違いによる影響です。
上司の立場になって考えると、自分がどのように立ち回れば気に入られるのかが見えてきますよね!視座をあげることにより、チャンスを多く作り出すことができるのです。
視座は就職活動でも
就職活動においても、視座をあげることでのメリットがあります。
それは、無駄な焦燥感をなくせることです。
多くの大学生はなんとなく有名企業を受け、周りの就活生による焦燥感で就活を始めます。しかし、視座が高いと転職を前提に就活してみるなど、人生の1つの選択として捉えられるようになる為、無駄な焦燥感がなくすことができます。
→転職を前提に就活してみた記事はこちら
視座が高いと良いことしかないの!?
視座が高いことでのメリットは多くあります。ただ、視座が高いだけで良いわけではありません。
視座が高いだけで、視座が低い人の立場に立てない人はダメなのです。なぜなら、上司や先輩からの評価はとれて昇進は早いかもしれませんが、自分が昇進した後、その人についていく人はいなくなってしまうからです。
つまり、大切なことは様々な視点を持てる人になることです。
キャリアにおいても同じことが言えます。
「とりあえず内定がもらえればいい」で今だけを優先して就活している視座が低い人と、就活は人生におけるただの分岐点だと捉え、長期的な目標(自分の将来像)の達成から逆算で動いている視座の高い人では、キャリアアップのスピードも変わってくるでしょう。
最後に
視座をあげることでのメリットは理解できましたか?
視座をあげることで上司や先輩との共通の認識を持て、チャンスをつかむことが可能なのです。チャンスは自分で作るものです!!
皆さん視座を上げましょう!
→視座の上げ方の記事はこちら
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