2021.09.15
グループディスカッションに潜むモンスターに食われない方法【就活生集合!】
前回の記事では、グループディスカッションにおける人事の評価ポイントや重要事項をお話しましたよね。記事を読みきって「あーもうグループディスカッション、完璧だわ!」と言いたいところなのですが…
実は!グループディスカッションには恐ろしい「モンスター」が潜んでいることが明らかに!
「モンスター」の存在を知らないままグループディスカッションに参加すると…食われます!!
では、早速「モンスター」の正体を確認しにいきましょう。
目 次
グループディスカッションにおける「モンスター」の正体
グループディスカッションでのモンスターとは、自己中心的な言動で周囲を困らせ、議論のスムーズな進行を妨げてしまう人を指します。
モンスターが発生すると、周りの人にモンスター抑止の負荷がかかったり、マイナス印象の巻き添えを食らったりします。また、気づかないうちに自分自身がモンスターになっている可能性もあるのです。
では、一体どんなモンスターがいるのでしょうか?具体的に見ていきましょう!
ケース1:デストロイヤー(クラッシャー)
デストロイヤーは、自己中心的な闘争主義を持つ人を指します。
非社会的な行動でグループディスカッションを荒らし、仮に誰かが鎮静化させようとすると、かえってヒートアップする可能性があります。
主に、ほぼ独断で進行させてしまう「暴君タイプ」と自分の意見を絶対に曲げない「頑固タイプ」の2タイプに分けられます。
デストロイヤー対策
デストロイヤーに出会った場合の対策としては、周囲のプレイヤーと目配せしつつ、暗黙の同盟・共同戦線を作ることです。集団自衛の観点から、自分とデストロイヤーが戦っている場合、周りに助け舟を出してもらうのです。
現状、コロナ禍でオンライン化が進んでいるため、他プレイヤーとの目配せが難しいはず。そんな時は、ズームのチャット機能を利用してみるのも1つの手段かもしれません。
ケース2:眠れる船長
眠れる船長とは、形式上ファシリテーターを任されているのにも関わらず、実際、自身の役割を果たしていない人を指します。
自ら率先して前に出たはずのファシリテーターが、議論の途中で話についていけなくなったり、急に沈黙してしまったりします。すると、議論のスムーズな進行が妨げられ、全プレイヤーが困惑する事態に陥ってしまうのです。
眠れる船長対策
対策としては、別の人が前に出て事実上の役割交代を行うことです。クーデターのように感じるかもしれませんが、議論をスムーズに回すためには必要となるでしょう。
結果、人事からの評価も高くなるはずです。
ケース3:カタカナ星人
カタカナ星人とは、読んで字のごとく、カタカナ用語や専門用語を、むやみやたらに使用する人を指します。
会話の中で横文字を耳にすると、一見かっこよく思えてしまうのですが、あまりに頻繁である場合、聞き手にとって不自然であったり、理解できない人がいたりと議論がスムーズに進行しません。
日本語で話している中で自然と横文字ばかり浮かんでくるのは粋なことだと感じるかもしれませんが、他学生の立場や自分の見られ方を考慮し、使いすぎは避けましょう。
カタカナ星人対策
カタカナ星人に遭遇したときの対策としては、単純に知らない単語が出てきた時に「〇〇」ってなんですか?と聞いてみましょう。そうすることで、多少は自重してもらえるはずです。
ディスカッションにおいて、分からないことをそのままにしておくことは、自らの首を絞めることになりますよ!
ケース4:お地蔵さん
お地蔵さんとは、グループディスカッションの間、まったく発言をしない人を指します。
原因として考えられるのは、単純にシャイであったり、議論内容を理解できていなかったりするのかもしれません。
一見、直接的には無害に感じますが、周りがいちいち意識して発言を引き出したり、理解度を確認したりしないといけないため、間接的に議論を妨害しています。
お地蔵さん対策
お地蔵さんに出会ったときの対処法は、本人に適切な質問を振ることによって、グループディスカッションへの参加を促すことです。
「発言しない人は放置しておけばいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、沈黙している人が存在することは場の一体感に支障をきたすので、お地蔵さんも巻き込んで議論していきましょう。
いかがでしたか?
このようにグループディスカッションには様々な「モンスター」が隠れています。
今後、就職活動の中でモンスターに遭遇しても冷静でいられるよう、また自分がモンスターにならないためにも、今回の記事を参考にしてみてくださいね!
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