2021.10.25
ありのままの自分、見えてますか?【自分を受け入れることから始めよう】
前回の記事では、劣等感との付き合い方として ①他人にフォーカスする ②自分の良さに着目する をご紹介しました!
記事の終盤にもう1つ、皆さんへのメッセージが書いてあったことにお気づきでしたか?
‘‘劣等感を抱いてしまうのは、あなたの特徴でもあります。まずは、そんな自分を受け入れてあげましょう。自分を受け入れてあげた上で、自分の良さに気づけていれば強みや自信に繋がります。
実はこの“自分を受け入れること”が生きていく上で、とても大切なことなのです。
今日は、自己受容についてお話していきたいと思います。
目 次
自己肯定感を高める前に
近年“自己肯定感”をよく耳にするようになりましたよね。
自己肯定感を高めるために自分磨きをしたり、自分に「偉い」と言い聞かせてみたり、巷では自己肯定感ブームが巻き起こっています。たしかに自己肯定感が高まれば生き生きとした人生が送ることができるでしょう。
しかし、劣等感を感じやすい人は、自己肯定感を高めようとする前に”自分を受け入れること”が必要になってきます。
自己受容が重要な理由
なぜ自分を受け入れること、つまりは自己受容が重要になってくるのでしょうか?
答えはズバリ、自己否定感をリセットするため!
「劣等感を感じやすい人=無意識に他人と比べて自分のダメな所ばかり着目してしまう人」であるため、劣等感と自己否定感は強く結びついています。自己否定感が強い人は「自分は何をやってもだめだ」「自分には生きている意味が無い」と感じて、自分の存在すら否定してしまうのです。
そして、たとえ良い結果を出して他人が「すごいね」と褒めても「たまたまうまくいっただけ」「情で褒めてくれただけ」と考えてしまいます。つまり、自己否定感をリセットしなければ、どんなに成功体験や他人からの承認があったとしても、ずっと自己肯定感が高まらないのです。
自己肯定感を高める方法として、ポジティブな言葉や自分を褒める言葉を口にする方法がありますが、そもそも自己否定感がリセットされていないので効果はありません。
”自己否定感”をリセットするための方法こそが”自己受容”なのです!
自分を理解し、受け入れる
自分の強みや弱みに着目する前に、ありのままの自分を受け入れてあげましょう。
そもそも強みも弱みも他人と比べているがゆえに見つかるものですよね。他人より出来ているから強みと言えて、出来ていないから弱みと言えるのであって、それら全てがあなたの特徴なんです。自身の特徴が活かせた時に強みとなり、活かせなかった時、弱みになっているだけです。
生じた問題や結果によって特徴が強みか弱みか分かる、つまり表裏一体であるといえますよね。
自分の特徴は消さなくていい
せっかくならその特徴、受け入れてあげませんか?
特徴があるからこそあなたが成り立っていて、そんなあなたを好きでいてくれる人やあなたに合った仕事が存在するのです。自分自身の特徴を理解し受け入れられていれば、強みを活かせる行動を取れるようになり、良い結果が出た時に自己肯定感も高まります。
最後に
上記のように、自己受容なしで自己肯定感が高まることはありません。急に自分自身の全てを受け入れることは難しいですし、これから人生の壁とぶつかる度に自分のダメな所ばかり見えてしまうでしょう。
しかし、改善策は意識し続けること・習慣化することしかありません。意識ひとつで少しずつ変化がみられるはずです。
劣等感を感じる度に、そんな自分を受け入れてあげてください。
そして、その上で他人から良い所を吸収したり、自分の良さに着目しましょう。どれだけ他人と比べても、最後は「自分は何ができるかな」と自分軸で物事を考えましょうね!
自分自身を理解・受容するために、時には環境をがらりと変えてみるのも良いかもしれません!今までは気付けなかった自分の特徴が現れるはずです。
これから皆さんが自分自身の特徴にたくさん気づいていけますように!
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