2021.06.11
なぜ内定承諾を決意したのか。【猛反対する家族を説得して長期インターン先に就職した話】
内定承諾時に、何を一番大事にしましたか?
また、その決断を親から反対されたらどうしますか?
「すごい人になりたい」「同世代の先頭に立つ人になりたい」
猛反対する両親を説得して、参加していた長期インターン先のベンチャー企業に就職することを決めた。
そんな彼のキャリア観とは?
目 次
この経験を社会で試したい
-内定(予定)の話を打診されたとき、どう思いましたか?
良くも悪くも「きたか」と感じました。
多くの経験をさせてもらった環境で働けることにワクワクすると同時に、ついに決断しなければならない時がきたと不安に襲われましたね。
-どこに不安を感じていたのですか?
1番は、同じ環境に居続けることへの不安です。
長期インターンに参加し、営業・マネージャー・ライター・人事…と本当に多くの経験をさせてもらいました。今振り変えると、学生のうちからここまで経験させてくれる環境って他にないですよね(笑)
だからこそ、これまでの経験を社会に出て試したい!と強く思っていました。転用できるスキルを身につけ、大企業に就職して同世代と並んだ時、僕はどれくらいのレベルにいるんだろう?多くのことを経験してきた分、社会に出てどれくらい通用するんだろう?
社会で活躍するために長期インターンに参加したからこそ、すごく悩みました。
内定(予定)承諾を決意したきっかけ
-悩みながらも内定(予定)を承諾しようと思ったきっかけは何でしたか?
インターン先で一緒に働いていた先輩の言葉です。
もし内定を承諾して社員となる場合、全社員の中で能力的に僕が1番下になるんです。最初はそれが嫌で…(笑)僕自身、組織の中で先頭に立って取り組むことに燃えるタイプなんですが、社員の方と自分のレベルが違いすぎて、いくら頑張っても成長とやりがいを感じられないのではないか?と不安に思っていました。
しかし、先輩に相談した時
「視野が狭い。戦う相手を社内で終わらすのではなく、社会全体にした方が“自分の目指すレベル”が高くなるんじゃない?」
と言われたんです。
僕が目指すカタチは、同世代の誰よりも成長していて、能力を持っていること。つまり、10年後、市場価値の高い人材になることです。そのためには、大企業のトップに入ることに満足するのではなく、チャレンジングな環境に身を置き、自身の能力を高める必要があります。
ベンチャー企業だからこそ、何が起きるか分からない。会社を成長させるためには、やらなければいけないことが沢山ある。深く考えると、1年目から即戦力として働ける環境がある“今のインターン先”がぴったりだと気付きました。
家族の反対
僕の中では決心できたのですが、次に家族を説得する必要がありました。僕の家系は大企業出身者が多く、大手志向の考えばかり。それに加え、祖父は経営者だったので、商売の難しさを知っているからこそ、会社選びには厳しかったんです。
「本当にその会社は大丈夫なのか」「福利厚生の面から見て、大企業の方が安心だ。真面目に就職活動を続けなさい」
心配してるからこその反対だとは分かっていたので、自分の決断を応援して貰うため、決意を伝えるしかありませんでした。僕が長期インターンで得られたこと。これからどう働きたいか。将来の夢と目標。様々な角度から決意は伝えたものの、そう簡単ではありませんでした。しかし、突然「応援する」と祖父が言ってくれたんです。(笑)
きっかけは、僕の記事を読んでくれたことでした。家族の中で1番応援してくれている父が、祖父に見せてくれたみたいで…
この記事を読んで「ちゃんと考えて行動していること」を理解してくれたんです!
僕が架け橋の存在となる
-内々定者だからこそ、意識していることはありますか?
「学生であり、内定者でもある。だからこそできること」を常に考えています。現状、インターン生や若手社員の意見が組織に伝わりにくい風潮があります。これはどこの組織でも起こりうるのでしょう。若手とベテランの調和は組織ビルディングにおいては課題となるケースが多いです。
僕をここまで成長させてくれたこの組織をより良く、拡大させていきたいと強く思っているため、他の組織と同様ではなく、インターン生や若手社員の意見をもっと取り入れる必要があると思っています。
僕自身も昨今、インターン生の目線で意見・改善要望を以前よりも組織に還元し、組織目線での行動(内定者目線)も取る。自分の立場を活かした仕事ができるようになりました。自己成長を軸に行動していましたが、これからは会社の成長・拡大を引っ張っていける存在となるべく、自分にしかできないことをしていきます!
決断を正解にする
-将来について何か考えていることはありますか?
会社に関して、家族や知り合い含め、多くの人に認知してもらい、期待してもらえるような「大きい組織」にしていきたいです。
「学生生活の間に成長できた!」と言うインターン生を増やしていきたいですね。
長期インターンに参加したことで味わった挫折は、今振り返ると「自信」に変わったし、僕にとって必要不可欠な経験になっています。このように「自分に自信を持つことができた!」と言える学生を増やしたいです。個人の目標に関して、誰よりも市場価値の高い人になれるよう、覚悟を決めて選んだからにはやり遂げたいです。活躍している姿を家族に見せて安心してもらいたい!
自分で決めた道だからこそ、現状に満足せず高みを目指して突っ走ります!!
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