2021.03.30
【自信の付け方】自己啓発へのアンチテーゼ
インターネットで検索して見つかるのは「自分を毎日褒める」「成功したあとの自分を想像する」「小さな成功体験を積み重ねる」など多岐に渡ります。
イイことは言っているんだけど、自信を得ている実感が沸かない...すぐに後ろ向きな気持ちへ落ちることもしばしば。キラキラした名言が散りばめられているブログが嘘くさく見えてしまうのは、あなただけではありません。
そこで今回は、その嘘くさいキラキラをとっ払い、自信をつけるのに本当に有効な手段をお伝えしようと思います!!
目 次
”自信”について理解しよう!
まず、テーマである「自信」について正しく理解しましょう。この定義が曖昧だと、本当の自信は手に入れられません。言葉の意味は「自分の価値や能力を信じること」です。
では、そのために必要なことは何でしょうか?答えは『経験』です!
人は、経験したことにしか自信を持つことはできません。もっというと、当たり前にできることしか自信を持てないのです。以下に、自信につながると考えられる『経験』をいくつか上げてみました。
おいおい、何を同じように並べてるんだ…と思われた方がいるかもしれませんが
すべて、できるようになるための難易度は違えど、自信につながる経験なのです。また、あなたの周りにいる”全てに根拠なき自信”を持っている羨ましく思える人も「オギャー!」と生まれたときから自信を持っているわけではありません。
今に至るまでで、何度もチャレンジして成功したという『経験』を得たからこそ、自分自身への大きな自信を持っているのです。
以上のことから「自信」=「経験」と定義できます。
自信はあとからついてくる
それでは、ここからが本題です。「自信」=「経験」と表現しましたが自信を持つためにはどうすれば良いのでしょうか?お気づきの通り「経験」するしかないのです。
そんなに簡単に言うなよ…と思われますよね。そうです。ここが、ポイントです。自信をつけることは、簡単ではありません。あたりまえにできるようになって初めて、実感します。例えば、晩御飯にお箸を持てるか不安…!なんてことはないですよね。
それはあなたが子供の頃に何度も練習して、当たり前にできるからです。特別な努力は必要ないのです。子供の頃から続けていた反復習慣を生み出すことで、自ずと自信はついてきます!
ダメを前提にできる環境に飛び込もう!
当たり前を生み出すことは、もちろん簡単ではありません。しかし、1つだけ、当たり前を生み出すためのシンプルな手法があります。それは「できるまで終わらない環境に飛び込む」ことです。一見、逃げ道がなく恐怖に駆られるやもしれません。しかし、私達にとっての当たり前を思い返せばお箸を持たないといけない日本で生まれたから、お箸を持つことに自信があるのです。環境があれば、人間は適応するように変化します。
自信のないあなたもできることが当たり前の環境であれば、適応しようと必死になるはずです。1週間後に、スプーンもフォークもない敷居の高い料亭で接待を行うことが決まりました。1週間前におはしを持つことができないとしたら、できるようにするために矯正用のおはしを買ったりなどして、なんとか間に合わせようとすると思いませんか?
スポーツであれ、勉強であれ、コミュニケーションであれ、できるようにならなければいけない環境から逃げなければ、必ず自信は生み出せます。なぜなら、言葉の通り、できるようにならないといけないからです!
おわりに
簡単・キラキラといった幻想や精神論ではありませんでしたが、自信をつける確実な方法です。できるようにならないといけない環境に飛び込み、経験し、逃げないことは、難しそうに見えてシンプルです。自信のない学生のみなさん!
自信をつけて、明るく前向きに生きられる未来を掴みましょう!
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