2021.03.29
【激白】新卒1年目が語る。大学生がやるべき事とは
今回は2年前に、私と共に留学を経験した人生の先輩にインタビューしました。
あの頃は寮で別部屋なのに、先輩の部屋に居候してたな笑
あの時、先輩は内定を保持した状態で留学生活を送っていました。
そして「本当に入社していいのかな?」と悩んでいる姿も目の当たりにしてきました。
その後、1年経って社会人となった先輩に話を聞きました。
2年目の社会人がどのようにキャリアを選択し、悩みながらも見つけた大切な答えを教えてくれました!
目 次
コンサル会社入社新卒1年目 A.Zさん
悩んだ就活の結果「一旦入社してみる」
-入社前あれだけ悩んでいた姿を見てきたからこそ、率直に聞きます。約1年の社会人生活を過ごしてきて、この道を選んで良かったですか?
正直良かったとは思わないんですよね。本当に厳しいし、毎年300人くらい入社するけど約半数が「選択を間違った」と後悔するほどなんですよ(笑)残業は月45時間を超え、休日出勤もしてるし、帰りは23時とか、、。とてつもない会社だ!と言われそうだけど、葛藤しながらも日々一生懸命、目の前の仕事に向き合っています。
-とてもハードな日々を送っているように思えますが、なぜそのような環境でも前を向けるのですか?
これは複数内定を頂いた中で自社への入社を決めた理由でもありますが、やっぱり共に働く人ですね。先ほど「毎年入社した人の半数が間違った選択だった」と後悔すると言いましたよね。みんなそうやって口では言うんですが、それ以上に自分の選んだ道を間違いで終わらせるもんかって逆に燃えながら仕事をする人ばかりなんですよね。
その環境が私にとっては頑張ろうと思えるし、同じ価値観で奮闘できる仲間と会うために毎日職場へ通ってる感覚です。特に入社動機として、海外事業部のキラキラと働く姿に憧れて入社しました。しかし、配属は全く違った業務となり、入社前とのギャップに大きなショックを感じる日々でした。
今は真っ暗な道を手探りで進む毎日ですが、他に選べる選択肢はない。じっと耐えるだけでなく、わざわざこの環境に身を置いていた理由をバックグラウンドとして語れるように「何か」を掴みとりたいと思っています。
憧れだけで選択した社会人生活
-就活生時代、カナダでの留学期間でも最後の最後までご自身の選択に悩む姿を拝見しました。就活を振り返ってみてどうですか?
憧れだけで選択肢を模索していた。の一言に尽きますね。英語に携わる仕事がしたい、海外に行きたいという単純な憧れで自分の将来を見据えました。それ自体は悪いことではないけれど、実際に自分はどうなりたいのか?そしてそのために必要なことは何なのか?それを見定めて企業選びをすべきだったと思います。
自分がどうなりたいかに向き合いきれず、カナダでの留学生活を通して自分の無力さを知って、このまま海外に出ても、それを軸に再就活しても勝負できないと感じたから、今の会社に最終入社を決めたんです。
語学力や資格取得よりも先に社会に出て、人に出会い、経験を通し、市場価値を向上させた状態で理想のキャリア選択ができるように一歩を踏み出しました。社会人になって何かにトライしようとした時は必ずと言っていいほど、自分ができないことや欠点が浮き彫りになり、落ち込むことも多いです。しかし、今の同僚や上司はトライすることに意味を持たせてくれて、どんどん実践を通して学ぶ機会を与えてもらっています。
私はもともと考えるのが苦手だったので、社会に出て正解でした。無理やり環境に身を置くことでスピード感を持って行動しなければならず、余計な選択肢を削って良かったと思います。ただやっぱり脳は想像以上に疲れているみたいで、寝ても寝ても眠いですね(笑)
大学生がやるべきこと
–何か芯に掲げている信念があるんですか?
最高の選択をしたとはまだ思えていません。そして、自分はもう一度海外に出て挑戦したい目標がある。今の生活はその目的を達成するための手段に過ぎないのだと思っています。入社した頃は馴れない環境で忙しく、自分が何を目指しているのかを見失っていました。何のために毎日時間を費やして働くのかがわからなくなる。
しんどい、辛い感情だけが積み重なっていく。ただそんな時は入社前に自分が書いた手帳を読み返すようにしています。自分がどんな夢を掲げて入社したのか、どんな人間になりたいのか、人生で成し遂げたいことは何か。どんな時も自分自身を見失わなければ、何度だって選択し直して良いと思っています。
就活に直面している学生の皆さんに伝えたいことは、今こそ人生についてゆっくり考える時間をとって欲しいです。会社に入ると日々の忙しさに追われ、改めてキャリアや人生について考えるのが難しくなります。就活とは人生について考えることです。自分がどうなりたいのか、ビジョン達成に必要なものを得るために働くのです。決してそれを忘れないで欲しいです。
大変忙しい中、インタビューを引き受けて頂き、有難うございました!
仕事は自分の人生を豊かにする手段なのですね!確かに働くために生きているのではない!
今自分の人生についてしっかり考えないと絶対に後悔するので、今すぐノートに書き出します!
就活のプレッシャーや焦りを感じて、何も手に付かない方はぜひ参考にしてください!
こちらの記事も読まれています。