2021.01.12
皆様、大変お待たせしました。コンプレックス攻略法について私がお伝えします。
長期インターン『第0新卒』を運営するスタイルガーデンの広報室です。
ここスタイルガーデンで、挫折を乗り越えながらも " 将来ありたい自分 " を目指し、進み続ける学生がいます。
古田勝一。先日AP昇格を果たした彼は、今どんな思いで自分自身を見つめているのでしょうか。
※第0新卒生には、E&I生(研修生)→BP(Basic Program)→AP(Advanced Program)という階級があります。
目 次
古田勝一 / 関西大学3年生 / トレーナーとして活動中
目標の先にある想い
彼には、入社当時から確固とした目標があります。
その目標に向かって、ただひたすら全力でここまで走り続けてきました。
彼の原動力となるその目標とは、いったい何なのでしょうか。
古田:AP昇格を果たした今感じることは、まだまだこれから、ってことくらいです。僕にとってAP昇格は正直自分の目標への通過地点に過ぎないんです。『第0新卒』で僕が達成したい目標は、「社長賞を取る」ことです。しかも、先輩方が卒業されるまでの残り期間で、僕は絶対に社長賞を取ります!自分が最高学年の代で社長賞を取るのは当たり前だと思っています。
だからこそ、あと数ヶ月、自分よりも優秀な先輩方がいるこの環境で賞を取りたいんです。すごく難しいことを言っているのは自分でも分かっています。でも、条件的に厳しい環境だからこそ、今成果を出したいんです!!
” 社長賞 ”にこだわり続ける彼。その想いの裏側には、意外な感情が隠れていました。
古田:僕、大きなこと言ってますが、本当は自分にあまり自信がもてないんです。『第0新卒』に参加する前に、大学で就活コミュニティの運営をしていて、そこでは団体賞を取ることができました。本当に嬉しかったですが、同時に『これは周りのみんなが優秀だから取れた賞なんじゃないか』という違和感を感じたんです。
そうなんです、僕ネガティブなんです(笑)その時、自分個人の力を知りたいと強く感じました。自分ひとりでも何かを成し遂げられると、自分自身に証明したいんです。『自分に自信をもちたい』この想いが僕をつき動かす原動力になっています。
理想の自分と現実の自分
自分に自信がないと語る彼。昔からそうだったわけではないそうです。この感情に至るまでには、大きな挫折の経験がありました。
古田:僕、自分で言うのも変なんですが、中学までは案外なんでもそつなくこなすタイプだったんです。自分にはなんでもできて当たり前って思ってしまっていたところがあって。今ではすごく恥ずかしいんですが(笑)
でも高校に上がった途端、その自信は消えてなくなりました。自分よりできる人なんて他にいくらでもいたんです。中学校という狭い世界を出たら、自分より上なんていくらでもいることを思い知らされました。だから僕は、勉強だけは他の誰にも負けたくないと思い、部活にも入らずひたすら勉強に打ち込んだんです。でも目指した大学には不合格。諦めきれず1浪しましたが、結局努力は報われませんでした。
関関同立でも高みを目指したい
それでも諦めきれなかった僕は、大学に入ってからも仮面浪人しようかと考えていたくらいでした。
その時気づいたんです。僕は僕自身にすごく大きな期待をしているんだって。自分の目指すものに対して妥協ができない性格なんです。この挫折は、僕にとって自分自身へのコンプレックスとなりました。大学を卒業し、社会人になった時、同じような思いをするのは嫌なんです。
だからこそ、どうしたら社会に出たとき誰よりも活躍できるのか、その答えをここで見つけようともがいています。
自分自身に抱く期待と現実の自分、その差を前に自信を失った彼。
その差を埋め、コンプレックスを克服したいという想いが
彼の並外れた向上心を生み出しています。
そんな彼が『第0新卒』で学んだこととはいったい何なのでしょうか。
僕を変えてくれた考え方
古田:今までの僕は、自分がすべてできていないと嫌で、完璧主義なところがあったんです。でも本当に大切なことは、すべてを伸ばすことよりも自分の強みを理解して、それを最大限伸ばしていくことだったんです。受験勉強とかって全科目を伸ばさないと駄目じゃないですか。
でも社会で活躍するためには、すべてできるよりも、自分自身の強みを理解して伸ばすことで組織に貢献していくことが求められると、ここ『第0新卒』で学びました。この考え方の変化は僕にとって本当に大きなものでした。僕は自分自身に完璧主義だった分、自分に対しても他人に対しても、どこか減点方式で評価してしまうところがありました。
自分のここが駄目だな、相手のここが駄目だな、見つけても仕方のないものを見つけることが癖になっていたんです。でも『強みを見つけて伸ばす』、この考え方に変わってからは、自分に対しても相手に対しても、加点方式で向き合えるようになりました。
スタイルガーデンでの学びを通して大きく成長した彼。そんな彼がAP昇格の際選んだのはトレーナーという職でした。この職にかける想いからも、彼の変化を感じることができました。
変化と共に、新しい挑戦へ
古田:僕自身の強みである『いばらの道を突き進む粘り強さ』、そして『第0新卒』で学んだことを活かした『人の強みを見つける力』、この2つを最も発揮できるのは、間違いなくトレーナーという職だと思っています。トレーナーの仕事は、いわば『第0新卒』の玄関口です。この会社に入ってきて間もない研修生のこれからの歩みを支えるのが、僕たちの仕事だと思っています。
僕は人生において、人に褒められる瞬間や自分の存在価値を感じられる瞬間がとても大切です。そのためなら辛いと思うことがあっても、全力で進み続けることができます。しかし、これは僕自身の話であって、みんながみんなそうだとは限りません。
就活にも繋がる強み
でも人にはきっと、なにかそこに向かって全力を出せるスイッチがあると思うんです。そしてその先には大きな成長が必ずあります。そのスイッチを一緒に見つけ、ゴールに向かって正しい道を切り開いてあげることができる、そんなトレーナーに僕はなりたいと思っています。自分のありたい姿を想像させることのできる存在が、僕の目指す理想のトレーナー像です。
こんなこと、主観だらけの以前の僕だったら考えもつかなかったことです(笑)人の価値観を根気強く理解しようとするなんて、絶対しなかったと思うんです。それぞれの特性を認めることができるようになったと同時に自分自身のできないことに対しても、真正面から向き合えるようになりました。
自らの大きな変化を強みに変え、新しいことに挑戦を始める彼。
変化と共に進み続ける彼が、今後どのように成長していくのか。
これからの『第0新卒』を引っ張っていくであろう彼を、広報室は追い続けます!!!
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