大学生キャリア

2021.01.12

創業7周年。 スタイルガーデン社長が見据える「若年者×キャリア」への挑戦状

創業7周年。 スタイルガーデン社長が見据える「若年者×キャリア」への挑戦状
みなさんこんにちは!

長期インターン「第0新卒」を運営するスタイルガーデンの広報室の福益です!

2020年7月に、株式会社スタイルガーデンは創業6周年を迎えました。

そこで今回は、弊社代表である中川に6年間の振り返りと、『第0新卒』のこれからについて語っていただきました!

 

左:株式会社スタイルガーデン 代表取締役社長中川涼太郎 / 右:第0新卒生 同志社大学3年生 福益早織

〔社長の経歴〕

2011年 同志社大学 商学部 卒業

2011年 ピアスグループに新卒入社

2013年 レイスグループに転職

2014年 スタイルガーデンを創業(2015年に法人化)

2020年 株式会社ジェイ・エス・ビーグループに参画

 

現状と事業内容

福益:6周年を迎えたスタイルガーデンの現状について教えて頂きたいです。

 

中川:現在は『第0新卒』の全国展開・事業拡大に向けて、様々な取り組みを進めている状況です。そして、将来的には長期インターンシップという言葉が一般的に認知されているように、『第0新卒』も新たな常識となるように広めていきたいと思っています。

「長期インターン」と「第0新卒」の違いが分かる記事はコチラ→

 

福益:今回の記事を読んでもらうことで、少しでも多くの人に「第0新卒」について知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。改めて「第0新卒」の事業内容について教えて頂きたいです。

 

中川:第0新卒事業では、「応援を生み出す人材へ」をビジョンに掲げ、社会に出てからも通用する本質的なスキルの習得を目的としたプログラムを通し、自らやりがいやチャンスを創り出せる人材の輩出を行っています。

社会に出て活躍することが全てではないし、活躍することが全てではないけど、社会に出て自分のやりたいことを実現していきたいとは思いますよね?

 

福益:はい!

 

中川:そのためには、会社から評価される人材、つまり『応援を生み出す人材』である必要があると思います。また、第0新卒生にはやりがい・環境を自ら生み出すことのできる人材になってほしいという思いのもと事業を行っています。

 

 

「第0新卒」に込められた想い

福益:事業の名前にもなっている『第0新卒』とは、学生でありながら社会人としての自覚と責任を持ち、社会人と同等の仕事を行う学生のことを指しますが、この名前に込められた想いについて教えて頂きたいです!

 

中川:弊社に入ると同時に、「社会人になりました。」という感覚を持ち、スタートダッシュを切ってほしいという想いが込められています。

前提として、そもそも私自身が『大学1年生と社会人1年目の能力はあまり変わらない』という考え方があります。学生と社会人が区別されるのは、能力ではなく、まだ学生だからといった世間の常識による本人の考え方の違いだけだと思うんです。

そこで新卒1年目を第1新卒としたとき、1歩手前の状態は『第0新卒』だと考えて名付けました。実際に社内では、学生ではなく1人の社会人として扱われ、社会人同等の責任が伴う仕事を任せています。

 

福益:実際に私自身、第0新卒生としての活動を通して、社内だけでなく取引先の方からも社会人として見られ、活動を行える環境があると実感しています。このように学生のうちから社会人として扱われる環境はなかなかないので、本当に貴重な経験をさせて頂いています。なぜこのような環境を提供していこうと考えられたのですか?

 

中川:学生時代に学生団体やアルバイト、長期インターンなどは経験する人は多いと思います。確かにそれらの活動を通してあらゆる経験はできるのですが、実際に私も学生時代に学生団体で活動していたからこそ言えることは、学生という名前を看板に活動を行うので、やはり社会人の交渉とは扱われ方が全く違うということです。それは、アルバイトや長期のインターンシップにも同じことが言えます。

 

福益:確かにアルバイト先では学生だからと特別に許してもらえることも少なくありません。

 

中川:しかし、社会人として自らやりがいを創出していくためには、学生のうちに実際の仕事の感覚を掴んだうえで、キャリア選択を行うことが大切だと思います。そこで、学生に社会人としての自覚を持ったうえで仕事に取り組める環境をどうにか提供し、自分の仕事観などを養える場を提供しようと考えたのが始まりです。

 

2度の大きな決断

福益:このように第0新卒事業を展開してこられる中で、大きな転機となる出来事はありましたか?

 

①第0新卒事業に集中(2018年)

中川:1つ目は、設立から3年目の2018年に第0新卒事業に全精力を注いだ瞬間です。

 

福益:他の事業を行っておられたということですか?

 

中川:そうですね。というのも、やはり会社を経営する上で重要になってくることは利益を出すことです。なので初めの2年間は、キャリア教育以外にも様々な事業を行っていました。しかし本当にやりたいことは何かを考え直した際、赤字覚悟ではありますが、今のキャリア教育に重きをおいた第0新卒事業に1本化することを決めました。

 

②グループ参画(2020年7月)

中川:2つ目は2020年7月のグループ参画が決まった瞬間です。

 

福益:グループ参画に至るまでの経緯について教えて頂きたいです。

 

中川:事業を進めていく中で、『第0新卒』を全国に広げていきたいという想いが膨らんできました。しかしベンチャー企業として、大きいアクションを起こすには様々な課題がありました。

その課題を解決するための1つの手段としてグループ参画を考えるようになったことがきっかけとしてあります。その後、「第0新卒を全国に広める」という想いを軸に、あらゆる企業の方とお話をさせていただいた結果、ジェー・エス・ビーグループへ参画する運びとなりました。

 

福益:なぜジェー・エス・ビーグループを参画先に選ばれたのですか?

 

中川:人を支援するという想いが一致したうえで、お互いが持っている強みを活かすことができると考えたからです。

例えば、ジェイ・エス・ビーグループが持っている、学生マンショントップシェアを誇るブランド力や全国78にも及ぶ拠点などの様々な強みを活かすことで、第0新卒をもっと世の中に広めていけるのではないかと思っています。同時に、弊社の強みである学生に寄り添うというソフト面での強みを活かすことで、ジェー・エス・ビーグループの発展にも貢献していきたいと考えています。

グループ参画に関する記事はコチラ→

 

やりがいを感じる瞬間

福益:社員の皆さんは学生の為に時間を割き、全力で向き合ってくれていますが、やはりキャリア教育に力を入れるまでには、様々な困難が存在したのですね。そのような困難がありながらも、第0新卒事業を行ってきて良かったと思える瞬間はどんなときですか?

 

中川:『第0新卒』の卒業生が、社会に出て活躍していると聞いた瞬間は本当にやっていて良かったと思えます。

実際に、わくわくしながら働いている話や、表彰された話を聞くと心から嬉しいです。同時に自分たちが今までしてきたことは間違っていなかったと改めて認識できます。だからこそ、もっとより多くの学生に『第0新卒』の価値を届けていかなければならないという使命感にも繋がり、頑張ろうと思えます。

卒業生の活躍がわかる記事はコチラ→

 

 

これからの第0新卒

福益:社長自身が考える今後の目標について教えて頂きたいです!

 

中川:若年者のキャリア領域におけるリーディングカンパニーになることです。

 

福益:『第0新卒』を拡大していくということですか?

 

中川:第0新卒事業を広めていくことはもちろんですが、キャリア教育や就職活動支援、新人育成サポートなど他の分野に事業の幅を広げることで、若年者のキャリア形成を手助けしていきたいと考えています。そして将来的には「若年者×キャリア」と聞くとスタイルガーデンという名前が思い浮かぶくらい認知されることが今の目標です。

その根底には、世の中に、生き生きと働く人を増やすことで社会全体の活性化に貢献するという思いがあります。

 

福益:生き生き働くとは、どのような人を指しますか?

 

中川:ここでの生き生きと働く人というのは、好きなことだけをやって、やりたくないことはしない人ではなく、社会にとって価値のある行動をしながらも、自分自身もわくわく働いている人です。このようなわくわく働く人が増えると、世の中が楽しくなると思いませんか?

 

福益:思います! また私も生き生きと働ける人になりたいです!

 

中川:いつも楽しいことを探しながらもしっかり責任や目的をもって行動できる。それこそが「応援を生み出せる人材」で、もっとこのような人材を増やしていきたいです。

 

学生へのメッセージ

福益:最後に、学生に向けてメッセージをお願いします。

 

中川:言えることはひとことです。とにかく信じてついてきてください

私たちが教えていることは、将来きっとあなたの役に立ちます。それは『第0新卒』の卒業生の活躍を見て分かると思います。

真剣に取り組むことで、しんどいことは増えるかもしれませんが、その分、最終的に心の底から、やって良かったと笑うことができると思います。なので騙されたと思ってとりあえず全力で取り組んでみてください。その先に、本当の楽しさが待っていると私は思います。

 

一緒にがんばりましょう!!

 

おちゃめな一面もある社長のもと活動しております!

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