2021.01.12
自己分析のゴール!見つけて終わりではなく、行動でしか辿り着かないワケ。
また、自己分析をしてみるけど、すればするほど何が強みか分からなくなることってありませんか?
今回はそんな悩みを抱えた方にぜひ読んでいただきたい記事になっています!
目 次
アドバイスをくれるのは「ズバリ!強みは関係構築力」の齋藤さんです。
齋藤光祐 / 龍谷大学4年生 / 大手人材会社内定
そもそも強みって何?
―齋藤さんが思う強みとは何だと思いますか?
齋藤:まず、強みとは何に対しての強みなのか考えてみてください。私の答えとしては、結果や成果に対してです。
なので、強みは自分で認識するだけのものではなく「自分の強み」と「他の人から見ての自分の強み」が一致し、それが結果につながった時に生まれるものだと思っています。自分がどれだけ論理的な思考力が強みですと言っていても、もし周りの人から、そのように認識されていなかったら、それは本当の強みではないです。
―確かにそうですね!社内の人に「齋藤さんの強みは?」と聞くと全員が「関係構築力・コミュニケーションの能力」と答えますもんね!この強みは、入社する前から自覚されていたのですか?
齋藤:人当たりの良さなどはよく言われていたので、なんとなくは感じていたんですけど、強みだとは思っていなかったですね。
―そのぼやっとしているものが明確になったエピソードはありますか?
齋藤:『第0新卒』に参加後、初めての営業勤務で明確になりました。初対面のお客さんに自分なりに全力で話しかけた結果、たくさんの人と仲良くなることができたんです。そして、その時に一緒に働いていた先輩からも高評価を頂いたときにはじめて、これが自分の強みなんだと気づきました。
強みを伸ばす
―弱みを克服した方が良いか、それとも強みを伸ばすべきかという議論をよく耳にするのですが、齋藤さん自身はどう思われますか?
齋藤:強みを伸ばすべきだと思います!確かに、弱みを克服して平均にもっていくことも大切ですけど、弱みをカバーできるくらいのずば抜けた強みを持っておいた方が良いと思います!プレゼンの場面を例にとってあげると、資料作成は得意だけど、人前で話すのが苦手だったとしても、その資料作成力が人より飛び抜けていたら仕事は回ってくるし、話すのが得意な人がきっとカバーしてくれます。
それに、そういった弱みや強みがあるからこそひとりひとりの価値が生まれるし、自分自身も「〇〇のプロフェッショナルです!」と言えた方が、自信にも繋がって、自己肯定感アップにも繋がりますしね!
強みを見つけて終わりではない
齋藤:強みが見つかって良かったで終わってはいけません。大切なのは、その強みを活かしてどう結果を残せるかです。そこで重要なのが強みを意識して日々行動することです。
―強みを活かすために意識していることはありますか?
齋藤:そもそも強みを活かすということは、何かの目的があるはずです。僕の場合は、営業で成果を出すという目的のために、関係構築力をどう生かせるを考えて行動しています。なので、自分の足りていないところをカバーするくらい、相手との関係構築は他の人よりも大切にしていますね。
というのも、論理的に話を進めて、最終的に的確なメリットを提示することがあまり得意ではないんです。なので、その部分を補えるくらい関係を作り、最終的には「僕だから仕事を任せたい」と思ってもらえるように心がけています。手段としては、とにかく相手に好意をぶつけたり、相手の表情を見て自分の行動を変えたりはしていますね。
就活対策における強みだけに留めない
―それこそ弱みを強みでカバーするですね。
齋藤:そうです。ただここで重要なのは、関係構築が強みの人がいたとしても、これが全員に当てはまる訳ではないということです。関係構築という抽象的な言葉をいかに細分化して、自分なりの考え・行動に落とし込めるかが1番大切です。日常的なことでいうと、宴会があったとして、大人数の前で盛り上げてみんなと仲良くなるのが得意な人もいますし、1対1のコミュニケーションが得意な人もいると思います。
そこで苦手なことをわざわざするのではなく、得意なことをして、宴会を楽しい場にするという目的を達成できるように行動する。自分のできることに重きをおいて行動するというのが強みを活かすということだと思います。
―日常生活から意識することが大切なんですね!
齋藤:はい! だから、強みを見つけた後は間違ってても良いので、強みを活かそうと意識することが大切です!
就活における強みを見つける為には何をすべき?
―強みを見つけるには何をすべきですか?
齋藤:強みは何か行動してる時に見つけることができると思います。それは遊んでいる時や仕事をしている時、どんな場面においてもです。確かに、自己分析で1人でノートと向き合うのも大切なことだとは思いますが、過去を振り返っても、今の強みにはなかなか気づけないことも多いと思います。
それに自分で自分を見つめていると、こうありたい理想像であったり、自分のここが嫌などのフィルターがかかってしまっているため、気づけないこともよくあります。実際に、自分の中で弱みだと思っていた部分が、周りから見たら、逆に強みだったと気づかされることもありますよね。
―確かに、周りから言われて気づくことはよくあります。
齋藤:なので、とにかくありのままの自分で誰かと接する機会を設けることが大切です。加えて、バイトやゼミ活動、何でも良いので、何か結果が伴うアクションを起こしてみてください。そして、そこでの行動の特徴を分析し、考えてみるときっと本当の強みに気づくことができます。
その行動が私自身の場合はスタイルガーデンに入社して第0新卒生として活動することですし、今では関係構築力が強みだと自信を持っています。皆さんも何か行動してみてください!
こちらの記事も読まれています。