皆さんこんにちは!関西の長期インターン『第0新卒』を運営するスタイルガーデンの広報室です!
今回は3月をもってスタイルガーデンを卒業された林さんに『第0新卒』を通しての成長についてインタビューしました!
-まずは、入社までの経緯について教えてください!
実はSGに入社する前に他社のインターンに参加してました!2か月程参加していたのですが、政治に重きをおいたインターンシップで、営業を始めとしたビジネスに精通する類ではありませんでした。活動中に責任者の方を通じて、ビジネス型のインターンシップを運営している他社の社長とお話しさせていただく機会があったんです。その方が中川社長だったんです!
-変わった出会い方ですね!
確かに他の学生と異なる出会い方ですね。中川社長のお話を聞いたとき、とてもSGの第0新卒に興味を惹かれ、ここで多くのことを学びたいと入社させていただくことなりました。
-具体的にどのようなことを学びたいと思っていたのですか?
僕は元々事務作業などが苦手で、将来は営業で活躍したいという思いがうっすらとありました。それと同時に、就活や社会人としての生活が今のままでうまくいくのだろうかという不安が・・・・第0新卒では営業が学べると共にビジネススキルやマナーを身につけるなどコンテンツ内容を知りました。これらはどこでも転用できるものであり、今の自分に必要なものだと思ったんです。
第0新卒を通して学んだこと
-入社当時のSGについて聞かせてください!
入社後間もなくして、個々の意識が高く、日々刺激を受けていました。特に、上位プログラムであるAdvanced Program(※1)(以下AP)の学生は同じ学生に見えず考え方や振る舞いに感激を受けましたね。自分自身も昇格したいと思い必死に業務に取り組んでいたのを覚えています!(※1 Advanced Program:広報、人事、マネージャー等の職務を担当している第ゼロ新卒生)
当初は研修生から基本プログラムに昇格する条件として、一定の営業ポイントを取得しなければならないなどの複数項目がありました。先ずはそこで苦戦したんですよね(笑)定性的な評価では高評価を頂いていたのですが、営業件数を上げることができない日々がず~っと。特にAP陣と比べて思考力に引けをとっていた分、とにかく研修やロープレをがむしゃらに取り組んでいました。
自分の強みはコミュニケーション能力であると思っていたので、それを活かして、先輩や新人とも積極的に会話し、打ち解けることで人間関係を広くして、自分から行動することで活動を楽しめるよう意識しました。
-すぐに件数を上げるようになっていったんですか?
いや、そこからまた大きな壁にぶつかってばかりで、当初は周りの成績や振る舞いを意識しすぎていたり、組織理解が足りていなかったりと反省すべき点がいくつもありました。私が何か声を挙げて進める社内の働きかけも頓挫し、勤務での件数も安定せず、負の連鎖に陥っていた時期がありました。
-それはどうやって克服されたのですか?
当時の先輩に悩みをすべて打ち明けました。親身になって聞いてくれて、一旦周りを気にせず、自分に焦点を当てて考え、行動するアドバイスをもらったんです。営業先では、他者の評価を気にせず、自分の営業スタイルや成績向上だけに集中。常に自分のあるべき姿を考えながら行動することで、契約件数にもつながるようになりました。現状であれば、契約件数もAP陣と競い合えるし、多くの営業担当を頂けているのも、自信になっていますね!
-今では複数の営業部署にてロープレ指導や後輩の営業力改善に取り組まれている林さんですが、教える立場に変わって何か思うことはありますか?
教わる側から教える側に変わった当初は結構苦戦しました。特に苦戦したのは、お互いの考え方を共有することです。相手がどういう意図でそのような商談をしたのか、意識した所を汲み取りながら改善点を伝えるというのが非常に難しかったです。全てダメというのではなく、その子の強みを生かしながら改善していくというのを意識しているからこそ、その部分は考えて取り組むようにしています。
僕はいつもロープレや営業後に自分でフィードバックしたものを共有してもらうことにしています。なぜなら、一方的にフィードバックを多くしても、全ての課題が一挙に改善されるわけではないからです。その場で、アウトプットも促すことでよりフィードバックが活きるようになりますし、その場で再度意識していることや成功点を共有することで問題点を解決するようにしています。
-商談で多くの方に欠けていると思う所はありますか?
目的をどこに置いているのか分からない子が多いかなと思います。ゴール設定が定まっていなくてイメージが湧いていないため、最終的にどう成約に持っていくかを決めきれないままヒアリングや提案をしている人が多いです。その質問にどういう意図があるの?って思っちゃいます。あくまで目的は成約なので、その目的を達成するためのヒアリングや関係構築、提案がよりできるようになればなと思っています。
もう一つは、お客様にNOと言われるのを恐れていて、一歩踏み込んだヒアリングや提案が出来てない子が多いと思います。自身の思い込みでこれ以上攻めるべきでないと決めてしまい、勝手にメンタルブロックをしてしまっているんです。僕は営業においてお客様にNOといわれるのは当たり前、普通だと思っています。それが普通だと思った上で提案をNOといわれる前にどうYESに持っていく動きができるか、それが重要なんです。お客様は提案させていただいている商材に詳しいわけではないので、お客様任せで決まるものではありません。
お客様に話を聞いていただいている以上、しっかりニーズに合った提案をしないといけない。目的を達成するための道筋を常に考える、お客様に寄り添った提案をする、これらの力はどこでも転用できる力です!
-自分自身の営業における強みを教えてください。
関係構築にあると思っています。お客様との会話で自分のノリの良さや元気よさを出すことで話しやすい状況を作ることを意識しています。親身になって会話をしてもらうことで、お客様がニーズや悩みを吐き出しやすいようになるのでそこから深堀りして解決策を出していきます。
そこでノリの良いお兄ちゃんからしっかりした営業マンに変わります。僕は関係構築は二種類あると思っています。初めはとにかく仲良くなり寄り添ってもらうことを意識し、提案時からは信用性から信頼を得ることを意識しています。この使い分けが自分の強みだと思っています。
それらの強みはどうやってできていったのですか?
勤務の当初はノリに任せた関係構築のままに商談をし、表面的なニーズしか得られず、結果に苦しんでいました。その時、同期から「林って信用できるかと言われたら微妙よなー」と言われ、自分に欠けているものをどうすればいいか模索しました。
模索する中で周りの信頼されている人って立ち回りに丁寧さや誠実さがあると思いました。そこで、自分の強みを消さずにそれらをカバーする為に、今のスタイルが出来ていったんです。最初は試し試しにやっていたものの、しっかり意識して発揮できるようになってからは、成績も上がっていきました。最近も実感しながら勤務に取り組めています!誠実さ、真面目さも取り入れながらお客様にあった提案をしていくことで、最近は感謝を伝えていただくようになりました!
-これまでを振り返って、学んだこと・身についたことを教えてください。
活動を通して、目標を自分自身に課し、それに向かって主体的に動く力が身についたと思っています。昔はビッグマウスで(笑)今はひとつの行動に目的を持ち、常に考えながら行動できるようになりました。目標に向かって試行錯誤し、うまくいかなかったときは要因を分析し、行動できるようになったと思います。また、自分の強みと弱みをはっきり知ることができたので、就職してからも生かすことができればと思います。また、これらを活かして自分の経験から学んだことを卒業前に下の代に伝えていきたいです。勤務で苦戦している後輩の力になれるように取り組んでいきたいと思います!
下の代に伝えたいこと
ここでの活動ではチャンスがたくさん転がっていると思います。AP、事業拡大、影響力など、自分次第でチャンスはいくらでも見つかると思うので、それらをしっかりつかみ取るために主体的に動いていってほしいと思います!
ここでの活動でどうなりたいのか、目的をしっかり定めたうえで行動してほしいし、稼働でもあやふやに学ぶのではなく、目的に向けた動きをしてほしいです。何をしていいかわからないっていう人はゴールが明確でないと思うので、今一度自分の理想像を考え、逆算から自ずと自分のやるべき行動につながっていくと思う!
インタビューしていただきありがとうございました!
今回の苦楽を経験した林さんの記事では、事務所内や勤務での様々な考え方やポイントなど参考になる部分が多くあると思われます!また、営業を通してどのようなことを学ぶことが出来るのか・目的意識を持つことの重要さを伝えていただきました。事務所内外関わらず、大変勉強になる内容になりました。