2021.06.02
なぜ人は働くのか【“働く”に意味を見つけたい方へ】
まだまだ絶賛就職活動中の僕は、現在進行形で、ES作成や面談などを行っています!!
ただ、そんな時ふと疑問に思うことがあります。
"なぜ自分は働くんだろうか?そもそも働くとは何だろうか?"
コロナ禍ということもあり、周りは3年生の途中から就職活動に向けて動きはじめ、4年生の半ばまで就職活動を行っています。
そう、実は約1年も就職活動をしているんです!大学生活の4分の1と考えれば結構長いですよね。
というか、そもそも「10年以上も学生生活を謳歌していて急に就職活動しましょう!!」なんて、おかしくないですか!?(逆ギレ笑)
目 次
ライター古田ショウイがこっちを見ているゾ
働くとは??
「働く」とは、自分にとってどんな目的で、どういった意義があるのかを考えていきたいと思います!
そもそもなぜ僕が働くことに疑問を持ったかというと、
①働き方が多様化している中で”働くこと”の再定義をしたかった。
最近はブログやYouTubeなど、会社に属さなくてもフリーランスで働くことができる社会になってきています。時代の変化に伴い、多様化した働き方をしっかりと理解するべきだと感じたためです。
②極論、自分が生活できる衣食住さえ担保してしまえば、生きていけると思った。
ここで「自給自足も働いていると言うのでは?」と疑問が出そうなので「働く」の定義を再考したいと思います。
働く定義
「働く」の定義は、有償労働と無償労働の2つに分けられます。
有償労働とは、モノやサービスを生産・提供する対価として賃金が支払われる労働です。
無償労働とは、いわゆる働いているにも関わらず、市場では評価されない見えない労働です。家事や育児が該当しますね。
今回は、前者の有償労働に目を向けていきます。
では、なぜ僕は働くのでしょうか?
義務だからでしょうか?
お金の為に働く?
やはり1つ目に出てくるのは、お金です。
実際、就職活動をしていく上で、年収ランキングを見てしまう方もいるのではないでしょうか?笑
しかし、お金がたくさん稼げるからといって、行きたい企業を決める訳にはいきません。
勿論、お金が有ればできることは増えますし、家族に対して恩返しはできます。
ただ、ある一定水準さえ資金が有れば、必要ないと感じてしまうのです。また、お金ではない“何か”を欲している自分がいるような気がしてならないのです。
お金ではない何かとは?
そこで、ふと祖父のエピソードを思い出しました。
祖父は自由に生活できる程度の貯蓄はあるはずなのですが、80歳を超えた今でも朝から晩まで仕事をしていますし、時にボランティア活動にも参加しています。
そこで、祖父になぜ働くのか理由を聞いた所、
「働かなくてもいいかもしれないが『自分が働くことで、誰かの役に立つ喜び』を無くすことが勿体ない」
「働くことをやめることで、社会との繋がりがなくなったようで寂しくなる」
と話してくれました。
この言葉から、働くことは「自分の存在意義を確かめる手段」でもあると気付きました。責任を持って働き、成果を出すことで、他者からの評価や社会的な承認を得ることができ、社会に存在していることを実感するのです。
僕自身も「自分のために1人で目標を達成すること」より「責任感を持ってチームを引っ張り、誰かのために目標を成し遂げること」の方が“やりがい”を感じます。
また、実体験で気付いたことがもう1つあります。組織に所属することで、普段1人ではできない体験が可能になることです。
ライターとして、執筆の機会を与えて貰わなければ考えを言語化しようとも思わなかったですし、働くことに対してここまで真剣に考えることもなかったと思います。
また、この記事を出す際には色々な方が編集を手伝ってくれたりもします。自分の言語化がブラッシュアップされ、存在意義も確認できるのです。
このように働く前までは想像もしなかったことが、色々な人に協力してもらうことで、1つの経験になることに僕はワクワクします。
まとめ
「働くって青春だぜ」by古田ショウイ
今まで働くことをネガティブに考えていましたが、言語化することで、よりポジティブに捉えることができたと思います。
ただ、忘れてはならないのは「社会に出ると責任が伴う」ということ。
やりがいや自己成長の観点だけで考えるのではなく「自分のミスが会社の命取りになりうること」を常に肝に銘じておかなければ、自己満足で終わってしまいかねないですよね。
そのためにも、働く意識を学生のうちから持っておくと将来役に立つと思います!
皆さんも就職活動に限らず、何事にも「何のためにするのか?自分にどう作用するのか?」を一度考え直してから始めてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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