2021.02.24
【社会人インタビュー】あなたのその選択で社会人生活が大きく変わる 〜私がこの会社を選んで良かったと言える理由〜
今回は大学時代、専攻とは別の選択肢を模索し続け、今では高いスピード感が特徴のIT企業で活躍する18卒の先輩、天見さんにインタビューさせていただきました!
どのように今のキャリアを選択したのか、実際社会人とはどういうものなのか?
気になる話が盛りだくさんです!
目 次
天見真優 / 大阪大学基礎工学部 2018年卒業
ITメガベンチャーにて webコンサルティング担当
裁量権をうまく利用して、周りを巻き込む
-新卒1年目は、どのような働き方をされていましたか?
うちの会社はいわゆる ‘裁量権’ を若手に与えてくれる会社です。大きなお客様を任せられることもあるし、他の会社と共同で行うプロジェクトに関しても若手が中心に進めることができる会社です。なので、私も目立つところで働くことができていました。
-でも最初はやはり研修の毎日ですよね?
いや、私の時はそれがほぼ無くて(笑)
1ヶ月目からお客さんを担当して、隙間時間に座学を受けたりしていました(笑)それも半月くらいだけで、それ以降は配属先で育成してもらいながらとにかく実践を通して学ぶ日々でしたね。
でも、実践が1番だと感じています! どれだけ研修して理解しても、実際やってみれば全然できないし、繰り返さなければ上達もしていかないんです。
-研修期間がないのって、とんでもなく怖くないですか!?
怖かったです!!!(笑) たくさんミスもするし、怒られますし…(笑)
でも、日々成長していくことでミスも徐々に減ってくるし、むしろ後輩が入ってきて、自然と教える立場になっていくから、新卒1年目は気づいたら終わっていました。私の会社に関しては特にスピード感が高いんです。
-1年目に任せてもらった仕事で印象的なものはありますか?
私が大学で統計を学んでいたというのもあって、マーケティング調査やデータを示すプレゼンなどを任せてもらったことですね。新人が1人で、自分よりも30歳も上の方を目の前にして、このようなデータがあって、こんな戦略でいきましょう! なんてプレゼンできたのは、この会社だったからだと思います。
-会社によって1年目の働き方は全く違うんですね!
もちろん業種によると思うけど、例えば、店舗展開している企業なんかは1年〜3年研修期間をとるなんてことも聞きます。
どこの企業を選ぶかで全くスピード感が違うのは事実ですね。
-そんな天見さんが、新卒1年目から意識していたことはありますか?
裁量権をはき違えないことですね。
上司から「これを任せた!」と言われても、1年目の自分にできることは限られてて、むしろ、そんな時に先輩を巻き込んだり、周りを頼れることの方が新卒1年目に関しては重要だと思います。
知らないことに挑戦していくわけだから、できないことの方が圧倒的に多いんです。
わからないことを2、3時間悩むのなら私は「わかりません!」って10分で聞きに行っていました(笑)
-新卒1年目での成長は感じましたか?
もちろん1年目の時もそうだったけど、今でも日々成長を感じています。できなかったことがいつの間にかできるようになってる。
日々の積み重ねを続けていれば、できなかったことがいつのまにかできるようになっていて、少しずつでも確実に進歩していると感じる瞬間が日々ありますね。
それがあるから毎日頑張れています!
将来の大きな目標よりも、今この瞬間
-天見さんは大学2年生から長期インターンに参加していたそうですが、どのような学生でしたか?
もともと理系で、周りは当たり前に大学院へ行く環境でした。確かに大学で学んでいることも楽しかったけど、私自身はこのままこれを仕事にするのは何か違うなという感覚があったので、文系職の営業も体験したいなと思い、営業を経験できる長期インターンに参加しました。
-大学2年生から将来の選択を探しに行くってなかなかできないですよね。就職活動に入る頃にはもう進みたい方向が明確になっていたんですか?
いや、実はそうでもなくて(笑)実際は就職活動を始めてから、知識を得て、進めていくうちに方向性が定まっていきました。それでも最終どの企業に入るかは悩みましたね!
業種については私自身が数字や、パソコンを扱うことを得意としていたので、取っ掛かりなく楽しめる仕事を選んだけど、同じITの業界でも外資や、ゴリゴリのベンチャーで全然違うからどの会社に決めるかは最後まで悩みました。
-キャリアに対してどんなイメージを持って就活をしていましたか?
偉大なスポーツ選手や有名な経営者みたいにこれをやり遂げるんだ! といった限りなく大きな目標を持つのが理想的に見えますが、私自身は就活生時代、今これをやり遂げるんだ!というのが決まっていませんでした。
でもだからこそ、もし何かをやりたい! と思った時に、それができるように早い段階からスキルを身に付けることができる、土台を整えることができる環境を求めていました。山の頂上がわからないからこそ、今この瞬間の一歩一歩を大切にするという積み上げ思考だったかな。
だからキャリアに対しても、もし何かやりたいことが出てきた時に自分の人生をちゃんと選択できるように、選択肢を減らさない生き方をしようと今でも思っています。
-明確な目標がないことに対して不安に感じる必要はないってことですか?
目標は変わるもんだからね!
働いた経験もないのに、これをやり遂げたいって言っても、きっと社会人になるだけで価値観も変わるだろうし、やりたいと思うことも変化すると思う。だから、そんなにガチッとした明確な目標がなくてもきっと大丈夫。
学生時代の長期インターン時代での1コマ
社会人は楽しい!
-仕事がしんどいと言う社会人が溢れている印象なのですが、天見さんは、社会は面白いと思いますか?
会社の雰囲気や実際の仕事の内容、いろんな要因があって結果的に仕事がつまらないとなっているとは思います。
でも、私の会社では、仕事がつまらないと思っている人が1人もいない印象なんですよね! 8000人くらいいるんですけど、本当に!(笑)
もちろん、浮き沈みはあるけど‘ここを乗り越えたら絶対楽しい’ってみんなで鼓舞し合っています。
例えば、顧客数についての大きな戦略会議が3ヶ月ごとにあるんですけど、その時期はみんな寝ずに仕事したりで「もう嫌だ!!」と追い込まれることはあるんですけど、それでも ‘みんなで創り上げる’ っていうチーム意識が強いから楽しいんです。
1人で抱え込むことがない風通しの良さがあることが、今の会社で社会を楽しめている理由ですね。
-どうやってそのような会社を見つければいいですか?
それって難しですよね。でも最後はやっぱり「人」だと思います。
OB・OG訪問や人事の方と話していく中で、何の違和感もなく、この人達となら働けるという感覚を持てるかどうか。
-最後に、現役大学生にアドバイスをお願い致します!
私は正直、遊べばいいよ!と思ってしまいますね(笑)
仕事は、嫌でもあと数年でするようになります。
社会人は学生に比べてお金はあるかもしれないけど、圧倒的に時間がないんです。
また、どんどん体力も落ちるし、全力で遊ぶ機会なんて少なくなりますよ!(笑)
ただ、社会人2,3年目でどうなっていたいかを想像しておくのは本当に大事だと思います。
何となくベンチャーがいい!何となく大手がいい! という大学生が多い印象があるけど、それはなぜなのか? その会社で自分の2年後、3年後がどう輝くのかを持っていかないと、入社後にギャップを感じると思います。
逆に、それを考えておけば、1年目からスピード感を持って走りだすことが絶対にできます!
そして、社会人は楽しいです!
みなさんが社会に出てくることを楽しみに待っています!
貴重なお時間を頂き、本当にありがとうございました。
1つ1つの選択が自分の人生の積み重ねになるように考えていきたいと思います。
天見さんの更なるご活躍をお祈りしております!
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