2022.04.15
【朗報】就活軸はなくていい?軸の正しい考え方・伝え方
就活生の皆さん、選考状況はいかがでしょうか?まだ面接を受けたことのない人や、1次面接・2次面接まで進んでいる人など、様々でしょう。
面接対策を行う中で必要になってくるのが “就活の軸‟ ですよね。就活では必ず聞かれる質問の1つです。
しかし、自分には軸がないと思い込み、面接では嘘の就活軸を答えている人はいませんか?
本日はそんな方に向けて、軸がない場合の対処法・考え方をお届けします!
目 次
そもそも就活軸って何のため?
企業の面接官は、なぜ学生に就活軸を聞くのでしょうか?大きく分けると2つの理由があります!
①:その人の譲りたくない要素を知りたい
1つ目は、その人がどのような価値観で仕事(業界・企業)選びをしているか見極めるためです。仕事選びがまだ明確でない場合は、知名度や主観で選んでいる可能性が高く、業務に対する理解が伴っていないと判断されるかもしれません。企業はその人の価値観や、志望度がどれくらいなのかを見るために軸を聞いているのです。
②:自社に合う人材か知りたい
2つ目は、その人が描く将来像が自社で実現可能かどうかを見るためです。就活は、就活生と企業のどちらにもメリットのあるものでなければいけません。ズレがあれば、たとえ内定が出ても入社後のミスマッチに繋がってしまいます。自社に合った人材かを事前に把握することでミスマッチを防いでいるのです。
そもそも就活軸は必要?
ここまで就活軸の意図について述べましたが、そもそも軸は必要なのでしょうか?
結論、就活軸は必要ありません。
厳密に言うと、20代前半の就活段階で人生の軸が定まっている人など、ほとんどいません。本当の軸は社会で揉まれ、様々な人の価値観に触れながら、だんだんと形成されていくものです。
軸の考え方・伝え方
先ほど就活軸は要らないと言いましたが、それでも面接では必ず聞かれますよね。次に軸の考え方、伝え方を流れに沿って説明します。
①企業が求めている人材の軸を考える
まずは行きたい企業の説明会やOB訪問、採用ページなどから情報を得ましょう。不安な人はIR情報の中にある個人投資家向け情報を読み、企業の強み・弱み・展望を見ることで、より企業の軸が見えます。企業の軸を見ることで、どんな人材を求めているかイメージが湧きやすくなります。
②企業の軸に基づいたエピソードを用意する
企業の軸が見えたら、次はそれに基づく自分の原体験を思い出してみましょう!ただ、ここでやってはいけないことがあります。それは、嘘をつくことです。上手くいけば内定は出るかもしれませんが、入社後に苦労するのは自分自身です。仮に面接中に嘘がバレたとしたら、その時点で信用はほぼ皆無となるでしょう。必ず、原体験を紐づけるようにしましょう。
③未来のことも同時に話す
企業の軸に自分の原体験を紐づけることができたら、現段階でいいので自分が将来どんな生活を送りたいのか、社会に対してどんな価値提供をしていきたいのかを考えてみましょう。
いきなりは難しいと思うので、抽象的で構いません。面接を受けていきながら、徐々に具体化していきましょう!
上記①~③を意識して話してみてください!
とにかく大事なのは他人と話し、多様な価値観に揉まれながら自分で考えることです!
就活は中盤に差し掛かっていますが、今からでも遅くありません!人と接する量を増やし、納得した就活にしましょう!応援しています!
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