大学生キャリア

2021.11.05

文系大学生の7割が就職する営業職についてちゃんと知ってる?

文系大学生の7割が就職する営業職についてちゃんと知ってる?
皆さんこんにちは!ゼロメディア編集部です!


文系大学生の約7割が営業職になると聞いたことがありますか?


そうなんです。
今回はその営業職について詳しく紹介していきます!
「7割ってほとんどじゃん!自分に営業なんかできるの?」
「営業って実際よくわかんなくて不安…」

となっている皆さん、この記事では営業職の種類を細分化していくので、是非今後の自分がどの営業をするのか、はたまた違う職業がいいのかを考える参考にしてください!




まず、そもそも「営業職」というものが何を指すかご説明します。

営業職とは簡単に言うと
「何かを売って自社の利益に貢献するお仕事」です。


ですが、これでは「販売職」と区別がつきません。

お店に買いに来てもらう「販売職」に対して、顧客の課題解決のため、理想をかなえるために商材を提案し購入してもらうという点が「営業職」の特徴です。

この営業職を、対象となる顧客別に分類すると「法人営業」「個人営業」の2つになります。

これは単に営業をする対象が、企業か一般消費者個人かの差になります。



これから紹介する営業職の種類も、両方のパターンがあるのでイメージしながら読んでみてくださいね!

 

営業形態による分類

この章では、営業職を「メーカー営業」「代理店営業」「商社営業」の営業形態別に紹介していきます!

 

メーカー営業

メーカー営業とは、顧客に自社が開発した製品やサービスを直接提案するお仕事です!

 

提案する商材が、自社の製品である。

これがメーカー営業の特徴になります!

 

いくら素晴らしい技術があって素晴らしい製品を作れても、それを知ってもらう術、正しく提案する術がなければ自社の利益を生むことはできません。

 

自社の従業員全員が関わった製品やサービスを、最終的に任されるのがこのメーカー営業なのです!

売り上げや利益は自分次第であるところにやりがいを感じられそうですね。

 

自社の製品や技術を知れば知るほど、愛着をもって仕事に取り組めるのではないでしょうか?

ただ、自社の製品に欠陥があった時は、謝罪やクレーム対応に苦労する可能性があるのもメーカー営業の特徴と言えるでしょう。

 

代理店営業

代理店営業とは、自社製品を販売してくれる代理店の開拓、売り上げをサポートするお仕事です!

 

対象が消費者ではなく、販売を任せる代理店である点が代理店営業の大きな特徴ですよね。

代理店営業は製品やサービスを“売る”のではなく“売ってもらう”を作る仕事のため、一般的な営業とは業務内容に大きな差があります。

 

代理店を増やすことで自社の販路が拡大され、その代理店の様々なバックアップを行う代理店営業はまさに“縁の下の力持ち”な存在といえますね!

ただし、自分の成績は、代理店がどれだけ売り上げを出すかが基準なので、自分ではどうしようもないことがあるのが代理店営業をする際のつらい点と言えるでしょう。

 

商社営業

次は、皆さんがよく聞くであろう“商社”で行われる商社営業についてです!

 

商社営業とは、自社の製品を提案するメーカー営業に対して、様々な企業が生産した製品を仕入れて提案するお仕事です!

前述した2つの営業とは違い、商社営業は自社以外の製品を扱うところに特徴があります。

 

つまり、多くの製品を取り扱うので、商社営業をする人には幅広い知識と強い提案力が求められます。

どんな製品でも取り扱う営業のプロフェッショナル感、イメージ通りのエリート感があってかっこいいですよね!

 

いろいろな“人”や “モノ”に関われる楽しさと、嫌いな“モノ”でも売らなければいけないつらさを兼ね備える。

それが商社営業です!

 

 

 

営業手法による分類

この章では、顧客に対するアプローチ方法の種類を2つに絞って紹介し、特徴を見ていきたいと思います!

 

新規開拓営業

新規開拓営業とは、文字通り新しい顧客、取引数を増やすために行う営業のことを指します。

 

企業の販路拡大、売り上げを目指すためには必須な営業であり「成約=売り上げアップ!」と最もわかりやすい方法になっています!

一番オーソドックスな方法なので、皆さんも想像がつきやすいのではないでしょうか?

 

新規開拓営業では、常に初対面の顧客と商談をすることになるため、ゼロからどれだけ信頼関係を築けるかがカギとなります。

顧客企業の事業について知識を持っていたり、理念を把握しておくなど、関係構築のために準備をしておくことが大事になるでしょう。

 

ルート営業

ルート営業とは、すでに取引している企業や個人に対して、新しい製品を提案して更なる売り上げに繋げたり、契約の継続を目指す営業のことを指します!

 

既存顧客なので、営業職といえば思いつきやすい、飛び込みやテレアポなどを行わない点が特徴です!

取引先と密にコミュニケーションをとり、必要なものや不足しているものを聞き出し提案することから、御用聞き営業とも呼ばれています。

 

女房役の立ち回りですね!

 

取引先と強い関係性を持つことができ、パートナーとして取引先企業の売り上げアップをともに目指す点に、やりがいを感じる方も多いのではないでしょうか?

しかし、ルート営業では取引先と何度も顔を合わせるので、関係地が高い顧客からの無理な要望と自社との板挟みになってしまうのがつらい点だと言えるでしょう。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

営業職と一口で言っても、様々な種類があると感じてもらえたかと思います。今回は、営業職の種類についてすべて紹介できたわけではないですが、是非自分の価値観がどの営業スタイルに合っているのかを1度考えてみてください!

これを読んでいただいた人の7割もが営業をすると考えると、営業のスキルさえあれば社会で活躍できる人間になれるかもしれませんね!

 

 

 

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