2021.09.08
思考力のない男が努力したら人生が変わった話。
前回の記事では思考力の真相と身につける方法を説明しましたが、もう1つ、伝えておかなければならないことがありました。
今や堂々と『思考力』について語っている僕ですが…実は!もともと思考力なんてこれっぽっちもなかったんです!
世間一般の人より発想力やひらめく力も弱く、なぞなぞでも答えが永遠にわからずすぐに答えを見てしまうタイプの人間でした。
今回は「思考力がなくて人生をふわふわ生きてきた僕がなぜ思考力をつけようと思ったのか」をお話していきたいと思います!
目 次
考えない人生
僕は、これまで「なんとなくの人生」を歩んできました。
失敗しても「あー失敗したなー」と思いながら終わることが多く、振り返っても結局思考停止してしまうなんてことはザラ。
かつてアルバイトをしていた時は、注文ミスで周りの人に迷惑をかけて怒られることが日常茶飯事でした。失敗した瞬間は、落ち込んで反省した気になるものの、それでも「そもそもなぜ失敗したのか?」を考えることがなかったため、同じミスを何度も繰り返してしまう…
日常生活の中でも、なんとなく自分は地頭が悪いと思って生きてきました。
うまく自分の思いが伝えられない、いいアイディアが思い浮かばず思考停止してしまう、いい事なんて1つもなかったです。
絶望からの転機
「このままだとニートになってしまう…」
なぜかふと思ったんです。
そこで、自分の短所を克服するために長期インターンへの参加を決意しました。
しかし、結局インターンに行くだけでは克服することはできませんでした。
当たり前ですよね。そもそも『思考力=才能』と思い込んでいたので「考えること」自体を放棄していたんです。目の前のことに一生懸命取り組んではいたものの、その次にどうするかまで意識しながら行動できていませんでした。
手段の目的化による失敗
そしてある時、大きな失敗をしてしまいました。
自分のことばかりを考え必死になりすぎてしまい、周りに多大なる迷惑をかけてしまったのです。
「どうしよう、やってしまった…」
アルバイトで失敗した時と同じ思考になっていた僕は、上司に相談をお願いしました。
そこで上司に言われた言葉があります。
「思考力がないから手段が目的になったんじゃない?」
自分に今までなかったのは思考力なのだと初めて気づかされたのです。考える力がないため手段ばかりが先行してしまい、そもそも何のために取り組んでいるのかを見失っていました。
いざ特訓の日々へ
思考力をつけるために様々なアドバイスをいただき、ついに特訓が始まりました。
といってもやることは1つ!常に考え続けること!
前回の記事でもお伝えした通り、思考力を鍛えるためには近道なんてありません。考え続けることでしか磨かれないものなんです。
そこで、日常生活の中で常に「そもそも」を考えるようにしました。
なんでそもそも電車ってあるんだろう?日本人が食事するときに箸を使う理由って何?
普段の電車移動、インターン参加中、家にいるとき、ありとあらゆるところでアイディアを出してメモを取るように徹底しました。
正直、最初はとてもしんどいかったです。
「今まで考える機会を作ってこなかった人間」が「思考力のある人間」になることは、そんな簡単ではありませんでした。本を読んだり、思考力関連の情報を集めて鍛え方を探したりするなど、地道な努力を重ねました。
現れた変化
何日か続けていると、ある変化が起きました。
ふとした瞬間、無意識に「そもそも」を考えるようになっていたのです。
また、状況を俯瞰的に見ることができたり会議において発言内容が増えるなど、以前の自分ではありえない行動が無意識のうちにできるようになっていました。徐々に思考力がつき、成長を感じられる機会が多くなってきたのです。
悩んでいないで行動しよう
思考力をつけることは簡単ではありません。でも、だからこそ言いたいことがあります。
「今悩んでいる人こそ、思考力を鍛えろ」
実際、僕も思考力を身につけようと努力することで、大きな変化を感じることができました。
1番は物事をポジティブに捉えられるようになったことです。今、これまでの「考えない人生」から「自分に自信をもって行動できる人生」に変わりつつあります。
自分次第で思考力はいくらでも鍛えられます。
もし努力し続けて辛くなったときは、いつでもこの記事を読み返してください。
僕が応援しています!
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