2021.08.26
グループディスカッションのひみつ大公開【悩める就活生必見!】
インターンに必ずと言って良いほどついてくるのが、グループディスカッション。
グループディスカッションは、今や就活生のほとんどが経験する採用プロセスです。誰もが通る道とは分かっていながらも「なかなか雰囲気に慣れない」「話すことが思い浮かばない」など、ストレスに感じる人が多いはず。
今回は『グループディスカッションのストレス解消法』を伝授しちゃいます!
目 次
グループディスカッションってなに?
グループディスカッションとは、グループ内で与えられたお題を制限時間内に即興で議論するものです。採用担当者は、議論中のプロセスや最終的な成果物を見て選考を行います。
基本的にグループディスカッションを行うことで、異なる価値観を持った人々がコラボレーションし、知的生産性が向上するとされています。
コラボレーションする力は、社会で沢山の人と関わっていく中で、あらゆる分野に応用が効くため、これから先も必要な力であると言えます。
コラボレーション力の実践場
しかし、コラボレーション力は意識して学ぶことがあまりありません。
幼い頃から家族や友人と語り合いながら、無意識にコラボレーション力を身につけてきたのです。
就活の選考におけるグループディスカッションは『コラボレーションの実験場』です。常に対立する意見を統合し、その都度メンバーの合意を得て進めなければなりません。
人事が見ているポイント
では、グループディスカッションは参加者の何を評価するために行われるのでしょうか?
ズバリ!人事が見ているポイントは以下の3つ!!
①思考力
まず、最初に見られるのが「思考力」です。
地頭、論理力、分析力、発想力、計算能力、頭の回転・機転、専門知識などを含む1人ひとりの思考能力を指します。
②対人能力
次に「対人能力」です。
対人能力とは、コミュニケーションをする力です。具体的には、スピーチ力、傾聴力、質問力、共感力などを指します。
対人能力は、多くの業界業種で「採用担当者が重視する力である」と言われています。「人との関わり・繋がり」で成立しているほとんどの業界において、相手や周囲の状況を理解し、最適な形で振る舞う対人能力を持つことは必須です。
どれだけ「思考力」に長けた人であっても「対人能力」に欠けた人は、チームで業務を遂行する際に必要ないのです。
③フィット
「フィット」とは、人間性、キャラクター、性格、キャリア観が企業と適応するかどうか、つまり企業との相性です。学生同士のやりとりを客観的に観察することで、自社の風土とマッチするかを見ているのです。
選考におけるグループディスカッションは、対人能力に問題のある人を「落とす」スクイーニングとしての選考であり「見極める」ための選考フローでもあると言えます。
そのため、むやみやたらに能力の高さや賢さをアピールする必要はありません!過度に攻撃的かつ自己中心的な言動は、不要な対立を生むことになり、自分にとっても相手にとってもメリットが無いので控えましょう。
結果よりもプロセスが大切
限られた時間の中で即興で議論し、答えを生み出すことは難しいことかもしれません。
面接官は、グループディスカッションによって生み出された結果よりも、プロセスに目を向けています。結果があまり納得いかないものであっても落ち込む必要はありません。
自分の意見を持つこと
ただ、大前提必要になってくる能力があります。それが「自分の意見を持つこと」です。
自分1人で結論を導き出せる能力がなければ、スムーズに議論を進めることができません。また、参加者の考えをコラボレーションすることはできないでしょう。
沢山の就活生がグループディスカッションにおける役割やマナーなど、手段的な対策に着目してしまい、自分1人で論理的に結論づける力の重要性を見落としがちです。参加者全員が、自分の意見を持っているからこそ、各々の意見がコラボレーションされ、斬新な結果が生み出されるのです。
では、1人で結論に導ける力を培うにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単!
日常生活の中で課題に直面した時、誰かに助けを求める前に立ち止まって、まず自分で考えることです。そして習慣化し、1人で結論を導くことを自分の当たり前にするのです。
習慣化によって就活だけでなく、今後の人生がより豊かになっていくことでしょう。ぜひ皆さんも実践してみてくださいね!
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