大学生キャリア

2021.08.31

現役キャリアコンサルタントに就活支援サービスの裏側を聞いてみた!~就活の秘密シリーズ Part3~

現役キャリアコンサルタントに就活支援サービスの裏側を聞いてみた!~就活の秘密シリーズ Part3~
皆さん、こんにちは!

前回の記事では、就活エージェントの実態をユーザー目線から明らかにすることができました!

今回は、引き続き就活エージェントの実態を掘り下げていくために、株式会社スタイルガーデンのゼロコンシェル事業部に所属する、現役キャリアコンサルタントの寺本さんにインタビューを実施してきました!


本記事では、サービスを提供する側であるキャリアコンサルタントがどんな想いで仕事に取り組み、学生に何を伝えていきたいのか、普段知ることのできない裏側をたっぷり見せていきたいと思います!


就活生のみなさんが少しでも就活エージェントへの理解を深め、自身の就職活動に役立ててもらえれば嬉しいです!

就活の秘密シリーズはこちらから↓

求人形態の全貌!就職活動への入り口は1つではない!の記事はこちら

「就活エージェントって、実際どうなの!?」の記事はこちら

 

就活エージェントの実態

―今回は、お時間取っていただきありがとうございます。

早速本題に入らせていただくのですが、本当のところ就活エージェントって、なぜ無料で面談やサポートしてくださるんですか?

寺本さん:そうだね。ビジネスモデルで見ると、学生は僕らのお客様であり、その学生が提携先企業に入社すればお金が入る仕組みだから、支援を厚くするに越したことはないよね。

 

就活が不安な学生に寄り添う

―でも、多くの学生を持っている中で、1人ひとりに時間を割いていくのは辛くないのですか?

寺本さん:お客様のためなら、全然大丈夫かな!特に、今は良い意味で仕事って感じていなくて、一社会人・大人としてサポートしてる感覚でいるよ。学生との最初の面談では「長期的にサポートするつもりだから、気軽にいつでも連絡して」と伝えるようにしているかな。

 

 

―では、実際に就活エージェントのデメリットってあるんですか?

寺本さん:まずは求人数が少ないことかな。ネームバリューのある企業は求人広告に載せるだけで応募が来るし、その中で就活エージェントに採用を依頼する企業はまだまだ少ないと思う。

学生目線で言うと、紹介先を良いように言われるってところが大きいかな(笑)良いように言われるから偏った情報じゃないのかと不安になったり、またそれを信じすぎてしまうケースもあるよね。

他にはキャリアコンサルタントから「面談しませんか?」って連絡が来るのを面倒と思う学生も実際いるよね。悲しいけど(笑)

 

―なるほど。情報の精査とキャリアコンサルタントとの使い方が重要になるんですね。

逆に、キャリアコンサルタント側から見て、就活エージェントのメリットってなんですか?

寺本さん:まず1つは、社会人目線でのアドバイスがもらえること。当たり前に聞こえるけど、実際これって他の学生と大きな差が付くところだと思う。それにキャリアコンサルタントは採用のプロだから、企業がどんな人材が欲しいか詳細に把握しているし、より個人の学生にあった企業を紹介できるところが強い。

キャリアコンサルタントは企業と常につながっているから、企業対策はもちろん、選考ごとに企業からのFBを伝えたりして、次の選考に備えることもできるんだ。

 

実際に利用する学生の声

―企業と学生を仲介するキャリアコンサルタントだからこそできることがあるんですね!

実際、寺本さんが携わっているゼロコンシェルは、どんな学生が利用しているのですか?

寺本さん:実際色んな子がいるよ。良い企業紹介してくださいって子もいれば、就活頑張りたくなくて人頼りで終わらしたい子もいるかな。

多いのは「就活の事わからないから教えてください」っていう学生かな。そういう学生って時期によって志望業界とかどんどん変わっていくから、さっき言ったように「長期的にサポートするよ」ってことを大事にしてるかな。その都度考えてることに対して適切にサポートしていきたいしね。

 

学生が就活で後悔しない為に

―ぶっちゃけた話、学生をサポートするのって面倒だなって感じないんですか?(笑)

寺本さん:正直、思ってた時期もあったよ(笑)意見が変わりやすいし、甘えてる子もたくさんいるしね。

ただ、担当していた学生から急に連絡が来なくなった時があって。4か月後くらいにふと「面談お願いしてもいいですか」って連絡が来て頼ってきたことがあるんだ。その時に「そもそも働いたことなくて、判断基準もない中で将来を決めていかなければいけないから、色々経験していく中で変わっていくものなんだ」って、学生の気持ちを痛感したんだ。

それからは学生と一緒に頑張ろうって思いながら働いているよ。

 

 

キャリアコンサルタントの本音

―そんな寺本さんが仕事において大切にしている事はなんですか?

寺本さん:「この人だったら信頼して頼りたい」って思われることかな。今の事業を大きくすることも大事だけど、僕は“その人にとって就活と言えばこの人!”って言われる状態を目指してる!

そういう風に学生に寄り添う状況を作っていくためにも、マメさを大事にしてるかな。学生と連絡は常に取ってるし、硬いコミュニケーションだけじゃなくて、何でも相談できる状態を作るようにしてる!

それにゼロコンシェルは他のエージェントと違って、提携先以外の企業の選考対策も手伝うようにしてるんだ。だから、本当の意味で学生から頼られるキャリアコンサルタントになれればと思ってるよ。

 

就活生に伝えたい事

―そこにサービスの違いがあるんですね!

では、最後にこの記事を見ている学生に一言お願いします!

寺本さん:僕が万全にサポートするんで、どんな内容でも頼ってきてください!かな(笑)

学生ってただ“働く”ってことを知らないだけで、知らないのが悪いんじゃない。だからこそ僕と一緒に知っていきましょうよって思ってる。

それに企業側もポテンシャルで見てるからこそ、自分には実績無いとか自分はすごくないとか思わないでほしい!

自分と企業の事を知れば、自ずと自分にあった先が見えてくる。そのお手伝いは任せてください!

 

―貴重なお話ありがとうございました。

 

まとめ

いかがでしたか。

実際のキャリアコンサルタントからみた、就活支援サービスの裏側を知ることが出来たのではないでしょうか。

採用のプロに1対1でサポートしてもらえるサービスは良く聞こえすぎるかもしれません。ただ、そこで働いている人の言葉を聞いたうえで、自分に少しでも話を聞いてみたい想いがあるのなら、一度利用してみてはいかがでしょうか。

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