今回も前回から引き続き「社長賞インタビュー」をお届けしたいと思います。
第2弾のインタビューに応じてくれたのは、法人営業にひたむきに向き合い続け結果に繋げた佐藤さん。インタビューをしてくれたのは、第0新卒ベーシックプログラム在籍生の垣谷さんと光永さんのお二人です。
—– 受賞者プロフィール —–
大阪産業大学 人文学部 2015年入学 佐藤 元
◇トピックス一覧◇
怒られ続けた半年間 認めてもらえた社長賞
垣谷・光永 よろしくお願いします。
佐藤 お願いします。
垣谷 まず始めに社長賞受賞されたときどう思いましたか?
佐藤 素直に嬉しかったですね。
垣谷 めっちゃ嬉しそうでしたね(笑)。
佐藤 法人営業っていうのが社長に直接みてもらう部署になるんで、まぁ半年間社長に怒られてばっかりだったんですよ。もっと気合入れろよとか、そういうことを言われ続けて。それがああいったみんなの前で表彰してもらえて、社長から社章をつけてもらう時に「よく頑張ったな」ってことも言ってもらえて本当に泣きそうなった。社長に認められたっていうのが一番嬉しかったです。
垣谷 怒られてばっかやったんですね。
佐藤 厳しいですね。求められているものが法人の契約なんで、それはもう厳しくなります。
光永 精神的に追い詰められたりしなかったんですか?
佐藤 めちゃくちゃありました。
光永 なんで耐えれたんですか?
佐藤 本気で落ち込んだ時にも、そこに仲間がいたからですね。悩んでる時にいろいろ話を聞いてくれたりとか、そういった支えてくれる仲間とか社長に恩返ししたいなっていう気持ちでずっと頑張ってきました。
光永 そうなんですね。
新規開拓・新商材を学生の自分が
垣谷 この半年間なにを意識して取り組んでこられましたか?
佐藤 今法人営業で扱っている「みんばこ」っていう商材を何が何でも1件取るっていうのは意識してました。2017年の6月から始まった新サービスっていうところで、新規開拓・新商材を営業できるっていうのは社会人でもなかなかいない、それを学生の自分ができるようになったらとてつもなく成長できるんじゃないかって思って、それを意識して頑張ってました。
光永 法人営業をやっていてどういうところが成長できたと思いますか?
佐藤 営業力のところですね。考えが変わりました、営業の。
垣谷 個人営業とはまた違いますか?
佐藤 いや、根本的な部分は一緒です。
光永 なんで佐藤さんは法人営業をやりたいと思われたんですか?
佐藤 自分がまだベーシックプログラムの時に当時法人をやっていた方から「お前と一緒に法人をやりたい」っていうのを言ってもらえて、「がんばります」って。
垣谷 どういう人が法人に向いてるって考えていますか?
佐藤 向いてる人・・・。
垣谷 なんで佐藤さんはその法人の方から声を掛けられたのかとか。
佐藤 同期だったんですよ。歳は1つ上で。当時僕、第0新卒の活動をめちゃくちゃさぼってたんですよ。2年前の5月6月に入社して、そっから半年間全然真面目にやってなくて。そりゃもう後輩とかに追い抜かれていって。そんな中で3月に行われる卒業式の際に、卒業される先輩から「お前の世代になるから、頑張れよ」みたいな激励の言葉もらって、頑張ろうと思ったタイミングで「同期やし一緒に法人やりたい」っていうのを言ってもらって、本気で3ヶ月間頑張って法人に上がったっていう感じですね。
すごろくで掴んだ自分の営業スタイル
垣谷 法人やって1年以上経ってるんですか?
佐藤 1年以上経ってますね。
垣谷 最初の頃とこの半年間って、何か意識してたことに違いとかってありますか?
佐藤 営業の際にすごろくは意識しました。
垣谷・光永 すごろく?
佐藤 すごろく。例えばクローズドクエスチョンした場合、はいかいいえ、どちらかの答えが絶対くるじゃないですか。で、はいってきた場合この質問しよう、いいえの場合この質問しようっていう。これを繰り返していって樹形図のようなものが作れるので、最終的に降りてきたところで提案するっていう。営業していく度にこの樹形図は広がっていくんで。自分の中でこっちにいったら苦手だなっていうところで、こっちにいかせないためにどうやっていくかっていうのをめちゃくちゃシミュレーションしていく感じですね。今まで営業のシミュレーションなんて全くしたことなかったんで、営業って9割が事前準備だなって思いました。
垣谷 いつからそのすごろくは使ってたんですか?
佐藤 法人あがって3ヶ月後くらいとかですね。法人で契約が全く取れなくて、シミュレーションとか事前準備が足りないっていうところで、自分の中での営業スタイルの樹形図を作れって言われて。最初はこれくるかなこれくるかなって自分の中で考えて、でも実際いってみたら全く違うやつがきてっていう。それでまた樹形図が増やせるじゃないですか。それでこれを繰り返していくことで自分の中で営業スタイルが見えてきて、契約が取れたっていうのもありましたね。それが変わりました。営業って事前準備だなって思いました。
垣谷 勉強になります。
物を売るのではなく、お客様の課題を解決する
光永 すごい。私もやります。他になんか意識されてることってありますか?
佐藤 営業って物を売るのが仕事じゃないですか。でも物を売るだけだったら契約は取れないなっていうのは最近思ってて。お客さんの問題解決をするために動こうっていうのは今意識してます。物を売るんじゃなくてお客さんの問題解決をしようっていう。で、この問題を解決するための手法としてこういう物がありますってことで売りたいなって。
垣谷 それは最近意識され始めたんですか?
佐藤 これは3ヶ月前とか2ヶ月前ですね。
垣谷 なにかきっかけとかあったんですか?
佐藤 お客さんに優しくないっていうことを社員さんから言われて。物を売ること考えすぎ、相手のこと全く思ってないって。営業マンってお客さんの問題解決する存在やから自分が売ったらいいみたいな考えは捨てろって。ということで今はがんばってお客様の問題を探してます。
光永 どうやってお客さんからその問題を引き出すんですか?
佐藤 それはもうヒアリングですね。さっきの樹形図でこれ聞いたらこれくるだろうなって。それで全く違う答えがきたら「何で」を絶対3回聞いてその答えを深掘りするように決めてます。
恩返しのために365日働く
垣谷 法人営業をされてるというところで、周りと比べてこういうことをやってきたとか、こういうことを意識してきたっていうのはありますか?
佐藤 365日働くですね。
光永 すごい。
佐藤 春休みとかは平日は事務所に毎日来て、10時から20時くらいまで。それを5日間やって土日はベーシックプログラムの勤務をするっていうのを繰り返してたんで。誰よりも働こうっていうのは意識してました。
垣谷 そんな働いてストレスとかはなかったんですか?
佐藤 感じなかったですね。さっきも言ったんですけど、新規開拓・新規商材って社会人でもなかなか取れないじゃないですか。それを学生の自分が取ったらなによりも価値があるって思ってたんで、ストレスとかは全然なかったです。多少あったとしても取りたいという思いが上回ってたんで。かっこいいやろなって。
光永 かっこいいやろな、だけでそんなできるんですか?
佐藤 あと恩返しですね。社長とかが「みんばこ」を大きくしていきたいって言っているので、なにかしら力添えできるんだったらしたいなって。
光永 モチベーション下がったりしないんですか?
佐藤 全然あります。
光永 そういう時どうやってもモチベーションあげてるんですか?
佐藤 モチベーション下がったときは相談ですね。社長とか仲間に相談して、「よし、がんばろう」って、単純なんで(笑)。初心を思い出すっていうのもありますね。話してると初心を思い出させてくれるんで。「なんのためにがんばってたんだっけ。あ、恩返しのためや」「じゃあ頑張らなあかんやん、恩返しをするために」ってなるんですよ。今扱ってる商材を皆さんに知っていただきたいなって。日本中に。
垣谷 今はどういった商材の営業をされてるんですか?
佐藤 今は「社内のみんばこ」っていう従業員の本音を活用することで組織改善を行える商材を企業に導入しませんかっていう営業をしてます。それで「みんばこ」が9月(予定)に大幅リニューアルがあるんですけど、僕が1件でも多く契約とってそこの手助けができたらなと。
19卒の一番になりたい
垣谷 今後はどういったことを頑張っていきたいとか、どういう目標をもってやっていきたいとかありますか?
佐藤 今後のキャリア目標?
垣谷 キャリア目標をお願いします。
佐藤 キャリア目標のほうは、これだけ苦しいことを一年間やり続けてきたんで、入社して同期がいっぱいいると思うんですけど、新人賞とか出世とか、誰よりも早く駆け上がりたいなとは思ってます。19年卒の誰よりも一番上に駆け上がりたいなって。
垣谷 大丈夫だと思います。頑張ってください。
佐藤 ありがとうございます(笑)。
垣谷 ちょっと話戻るんですけど、第0新卒の在籍期間ってまだ半年ぐらいあるじゃないですか。その間ずっと法人営業される感じだと思うんですけど、自分が卒業するまでにここまではやりたいとか、これを目指して頑張りたいみたいなことありますか?
佐藤 法人のKGIは達成したいですね。法人営業だけで月15万稼ぐっていう。
垣谷 今はいけそうですか?
佐藤 今はまだ結構遠いです。
垣谷 そうなんですね。どうやったら達成できそうですか?
佐藤 ひたすら営業力あげるしかないですね。あとはもうひたすら量を追う。誰よりも働く。やりがいはすごい感じます。自分が取ることでサービスがどんどん広まっていくんで。
光永 逆になんか今自分でここ足りてないなって思うところとかありますか?
佐藤 足りてない部分・・・。業界のことを知らないなと思ってます。今いろんな業界にいってるので、不動産とかサービス業とか。その業界のマナーであったり知識っていう部分が足りてないなって。営業前にはその業界のこととか、どういうことを課題に感じられる企業が多いのかとかを調べるべきなんですが、それができていないのが事前準備不足っていうか、ヒューマンスキルの欠如ですね。
垣谷 事前準備、すごく大事だっていうのがわかりました。いろんな業界のことを知るってなかなかできないと思うんですけど、どうやって調べてるんですか?
佐藤 ひたすらインターネットで検索ですかね。または例えば初めていく業界の営業先では、ひたすらアイスブレイクでそういった質問を繰り返すとかですね。
垣谷 もうその場で?
佐藤 その場で聞きます。「こういった業界ってどういった課題が多いんですかね?」「大変じゃないですか?」「一番大変に思うこと何ですか?」っていうのをひたすら現場から聞きます。それで次その業界の営業いったときに、「こういった課題が多いと伺ったんですけどそうなんですか?」って聞いて「そうなんですー」ってなったら、よくわかってるなって信頼してもらえるんで。
引きこもりを成長させてくれたファーストキャリア
光永 じゃあ最後に佐藤さんにとってスタイルガーデンとは?
佐藤 スタイルガーデンとは、僕の中ではもうファーストキャリアなんじゃないかなって思ってます。あとはまぁ自分を成長させる場所、たぶんこれはみんなそうだと思うんですけど、本当に成長させてくれる場所だなっていう感じですね。
光永 なんでスタイルガーデンを選ばれたんですか?他にもいろんな企業あったと思うんですけど。
佐藤 僕引きこもりだったって知ってました?
光永 知らないです(笑)。
佐藤 僕高校時代一年間引きこもりだったんですよ。全く学校行かず一生ゲームするっていう。中高大一貫だったんで、特に大学はエスカレーターで上がれたんですけど、そこから一年間やってみて、人と話すのがかなり苦手だなって気づいて、初めての人が怖いとか、コミュ障だったんですよ。このままじゃやばいんじゃないかって思って、人と話せることをしようと思ったんですよ。その時にキャリアバイトっていうのを見つけて、たまたま一番上がスタイルガーデンの第0新卒だったっていう。一番上だったっていうのが理由ですね。
光永 そこだけですか?(笑)
佐藤 本当にその時がむしゃらだったんで、なんでもいいと思ったんですよ。
垣谷 なんでそのときはそこまで成長意欲が湧いてきたんですか?それまで引きこもってたのに。
佐藤 プレゼンとかドベだったんですよ。もうグループディスカッションとかも全くできなかったですし、やばいって思って。で、やろうと思って、たまたま一番上で。これはもうほんとにたまたまですね。話すイコール営業っていう単純な思考回路でキャリアバイトで営業って調べて一番上。あ、もうここやって。恵まれてますけどね。たまたま一番上にスタイルガーデンがきて、たまたま僕がそれを見つけて。まぁこれをなんていうかといいますと、まぁ運命とか、そういったワードチョイスになるんじゃないかなと。運命ですね。
光永 なにか私達後輩に一言メッセージ頂けますか?
垣谷 卒業する前に伝えておきたいこととか。
佐藤 純粋にたぶんめちゃくちゃ辛いこととか、辞めたいなって思う時期が絶対あるんですよ。でも人間ってそういった辛いことを乗り越えていくことで強くなっていく生き物やから、そこの壁にぶつかった時に逃げ出さずに周りの人頼って乗り越えてほしいなって。僕もう40回ぐらいぶち当たってるんで(笑)。絶対何度かあるんで、そこは社員さんとか、周りの人を頼って成長してほしいなとは思いますね。だって引きこもりの僕がここまで来れたんで。じゃあ引きこもりじゃないみんなはどんだけ伸びるんやっていう。E&Iとかマネージャーとかいろんなスキルを伸ばせるところがあるんで、しっかり選んで皆さんがアドバンスプログラムを経験してほしいなと思います。頑張ってください。
垣谷・光永 ありがとうございます。
今回も社長賞を受賞した話から普段あまり聞くことのできない法人営業の業務内容まで、いろいろな話を伺うことができました!
次回は唯一、ベーシックプログラム所属生でありながら社長賞を受賞された鈴木さんのインタビューをお届けします!
お楽しみに!