2021.06.18
学生と社会人の違いってなぜ起こるの?
就活をしていると、「学生だから」と言われたことありませんか?何かと自由な学生生活。だからってずっと学生のままでいたいなんて、そんなこと言ってられませんよね?
あなたは「学生と社会人のギャップ」を聞いたことはありませんか?
これは新卒で入社する社会人に起こることが多く、社会人になったにも関わらず、いつまでも学生感覚が抜けないことを指します。
この問題は時間が解決してくれるから大丈夫だ!社会人になってから直そう!
そんなことはありません!学生のうちに学生感覚はなくしておいたほうがいいに決まってる!社会人になってから学生感覚を抜こうなんて遅いです。今のうちから学生感覚を無くしましょう
目 次
学生感覚が及ぼすデメリットとは?
学生感覚が強いと、デメリットをもたらすことがあります。そのデメリットはたくさんありますが、ここでは主に3つ取り上げようと思います。
・社会人1年目に、今までとの世界が違いすぎてついていけない。
私が参加している長期インターンシップの学生は、社会人でいいスタートダッシュが切れ、周りから応援される人材になることを目標に、社会人の方々と共に仕事をさせていただいています。
しかし、多くの学生は、社会人との密な関わりを経験することがなく、社会人になります。入社してからも考えや言動が学生のままだと、環境のギャップを予想以上に大きく受けるでしょう。現に、入社後にリアリティショックを受ける人は75%を超えると言われています。その結果、新卒は3年以内に離職する割合が3割というデータもありますね。
就職活動と入社後の実態に関する定量調査-パーソナル総合研究-
・将来にわたって、大きくハンディキャップを背負ってしまう。
社会人が負う責任の重さは、学生と比になりません。アルバイトであれば、たとえ遅刻をしても、最悪店長に怒られるだけで済みますよね?他の事例を挙げましょう。注文を間違えても「この子はバイトの子だしなぁ」と学生フィルターをかけて見られているので、多少甘く見られることがあるでしょう。
しかし、社会人になるとそうはいきません。例えば、取引先との大きな商談が入ったとしましょう。そんな日に遅刻をしてしまうとどうなりますか?あなたは仕事を甘く見ている人だ、と印象が付き、更にはあなたの遅刻が原因で、会社と取引先との関係が悪化してしまうかもしれません。
あなたにこの問題が解決ができますか?できませんよね。そしたら学生感覚なんて早く払拭しましょう。
・自分の考えや相手からの質問に対して、即座に答えることができない。
みなさんは「組織とは何か」。このお題に対して、自分の考えで答えることはできますか?簡単なように見えて結構難しいです。
学生の頃は、何か1つのことについて深く考えたり、自分の考えを述べる経験は少ないですよね?
自分の考えを伝えられないと、相手に思いが伝わらず、相手にされません。
「脱」学生感覚
その答えとして、今回私が伝えたいことは2つです。
・常に考える力を身に付ける
簡単に言うと「そこにある意味をまず疑う」ことです。先ほど、組織とは何かと聞きましたが、実際に皆さんも考えてみてください。あなたはなぜ大学に通っているのですか?自分のとった行動1つ1つに理由をつけることはできますか?
人間は必ず組織に属しているもので、ただ属しているのではなく「なぜこの組織に属しているのだろう」「第一志望である企業の○○事業はなぜ存在しているのだろう」などと目的を考えてみてください。ただし、これは習慣化させるのは難しいので、まずは意識してみてください。だんだんと染みついてきますよ!
そうすることによって組織を理解する力が身につきます!
・社会人の方々へ積極的に話しかけに行く。
正直学生である以上難しいかもしれません。周りに社会人の方々がいないのであれば、学生のうちに経験できる環境に飛び込むべきです。
とにかく行動しましょう!行動しているかしていないかで大きく変わってきます!
周りが学生しかいない環境で、社会人と同じ考えを持つことは難しいですよね。
私自身、社会人の価値観を知ることで考えや行動が変わりました。
1番は、報連相(報告・連絡・相談)の大切さや、働くことの責任感です!
実際に、考えや行動を変えることができた体験を紹介します。
私は普段営業の仕事をしているのですが、今まで、できる営業マンは他人に相談などせず、1人で全てを完結させる人のことを言うのだと思っていました。私も1人で全て完結してやろうと思い商談に入ったのですが、なかなか契約まで結びつけることができません。
契約できなかった旨を上司に伝えると「報告と相談ができない人に仕事を任せたくない」と言われてしまいました。当たり前ですよね。1人で勝手に商談を始め、何の相談もないまま契約も取れない。上司からすれば知らないうちに大事なお客様を失っているのと同じことですから。
私は、そこで初めて自分の考えがいかに学生感覚で、甘かったのかと気づくことができました。学生のうちに教わったからこそ、社会人になる前から考えを変えることができています。
まとめ
私は今まで学生感覚の範囲内で考えて行動し、多くの失敗をしてきました。しかし、今となっては上司にはすぐ連絡、相談することや、責任感を持って仕事に取り組むことに対して、とても自信があります。結果、大人と遜色なく学生感覚が抜けた状態で働いています。
みなさんも今のうちから学生感覚から脱却するために、「脱」学生感覚の①②を実践してみてください!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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